- 出演者
- 中山果奈
オープニング映像。
きょうの東京株式市場。ニューヨーク市場での株価の下落を受けて全面安の展開となり、日経平均株価は一時1500円を超える急落となっている。3日に米国で発表された製造業の景況感を示す指標が市場の予想を下回り、ニューヨーク市場ではハイテク関連銘柄の多いナスダックなど主要な株価指数がそろって下落した。東京市場では先月5日に日経平均株価が4400円を超える過去最大の下落幅を記録したあと株価は持ち直してきたが、米国の景気の先行きへの懸念が再燃した形。市場関係者は再び米国の景気動向に一喜一憂する展開となっている。今週は米国の雇用統計など重要な経済指標も相次いで公表されるため、いったん利益を確保するための売り注文も膨らみそうだと話している。
台風10号の影響など大雨で線路に土砂が流れるなどしてほとんどの区間で運転を見合わせていた北海道のJR石勝線が午前11時ごろ運転を再開。釧路と札幌を結ぶ特急列車も運行された。
大分では、土砂崩れで通行止めが続いていた大分自動車道の湯布院ICと日出JCTの間の上下線がきのうから通行できるようになった。
日本製鉄は去年12月、USスチールを買収することで両社で合意したが、鉄鋼業界の労働組合が反対している。さらにハリス副大統領が買収に否定的な考えを明らかにしたほか、トランプ前大統領も買収を認めない考えを示していて、ことし11月の大統領選挙に向けた思惑が絡む状況となっている。こうした中、日本製鉄は買収が完了したあとのUSスチールの経営体制の方針を公表し、取締役の過半数を米国国籍とすることや経営陣の中枢メンバーを米国国籍とすることを明らかにした。また、日本製鉄が米国国外から鉄鋼製品を流入させるのではないかという懸念も出ていることから、会社ではUSスチールが国内生産した製品を優先する方針を示している。日本製鉄はこうした方針を示し買収への理解を得るねらいがあると見られ公正かつ客観的な規制当局の審査においてこの買収がもたらす効果が支持され、買収が早期に完了することを期待しているとコメントしている。
去年7月からことし5月までの北朝鮮の人権状況について国連機関が調査した報告書によると、北朝鮮では外国からの文化の流入を防ぐために“ここ数年間に制定された3つの法律により、表現や思想などの自由に対する抑圧が顕著にエスカレートした”として懸念を示している。このうちピョンヤン文化語保護法については“韓国などの影響を受けたことばを模倣しただけでも死刑を含む厳しい制裁を受ける規定がある”と報告している。また食料事情については“去年秋の収穫が十分だった結果、食料価格は引き下げられたものの、十分に品物がない国営の商店で購入しなければならないとしたことで食料の入手に影響が出ている”と指摘している。一方、拉致問題については“拉致されたすべての人の家族に対し、その所在に関する完全な情報を提供し即時帰国を許可すること”などを北朝鮮政府に勧告している。
将棋の八大タイトルの1つ、王座戦五番勝負がきょうから開幕した。防衛を目指す藤井聡太七冠にタイトル奪還を目指す永瀬拓矢九段が挑む。王座戦五番勝負の第1局はきょう神奈川県秦野市の旅館に対局室が設けられた。去年の王座戦では当時このタイトル4連覇中だった永瀬九段を藤井七冠が破って史上初の八大タイトル独占を果たしたが、今回は永瀬九段がタイトル奪還を目指して藤井七冠に挑む。2人は練習将棋を指す研究仲間としても知られ、公式戦の対戦成績は藤井七冠が15勝、永瀬九段が7勝。王座戦五番勝負は来月にかけて日程が組まれ、先に3勝したほうがタイトルを獲得する。第1局の勝敗は今夜決まる見通し。
奈良県五條市宇井地区。慰霊祭には遺族や地元の住民などおよそ80人が参列した。13年前の2011年9月の紀伊半島豪雨では、台風の影響で川の氾濫や土砂災害が相次ぎ、和歌山、奈良、三重の3県で死者行方不明者が合わせて88人に上った。宇井地区では大規模な土砂崩れが発生して8人が亡くなり、今も3人が行方不明となっている。
開港から30年のきょう、到着ロビーには関西空港の公式キャラクター“そらやん”も登場し、空港スタッフたちが乗客に記念のシールを手渡していた。関西空港は成田、羽田に次ぐ国際拠点空港として20の国と地域の54都市と結ばれていて、国際線の利用者の8割を外国人が占めている。来年4月に始まる大阪関西万博も視野に第1ターミナルでは大規模な改修工事が進む一方、働く人材をどう確保していくかが課題。
ドジャース−エンジェルス。大谷翔平は1番指名打者で出場している。大谷が古巣・エンジェルスの本拠地で出場するのは開幕以降初めて。3回、同点に追いつくスリーベースヒット。大谷の今シーズンの通算打点は99となった。試合は現在も続いている。
為替と株の値動きを伝えた。
エンディング。