- 出演者
- 中山果奈
オープニング映像が流れた。
今日の東京株式市場は半導体関連の銘柄を中心に売り注文が膨らんで全面安の展開となり、日経平均株価は一時1100円を超える値下がりとなった。米雇用統計で農業分野以外の就業者の伸びが市場予想を下回ったことなどから、景気の先行きへの警戒感が高まったことが主な要因で、6日のニューヨーク株式市場で主要な株価指数が揃って下落した流れが東京市場でも続いている。ただその後は値下がりした銘柄を買い戻す動きも出て、日経平均株価の午前の終値は3万5613円32銭、東証株価指数は2545.64だった。市場関係者は「今後も物価動向などアメリカの経済指標の結果を見ながら不安定な値動きが続きそう」などと話している。
セブン&アイ・ホールディングスはカナダのコンビニ大手「アリマンタシォン・クシュタール」から買収提案を受けているが、日本時間6日、”当社の価値を著しく過小評価している”などとして、提案を受け入れられないとする内容の書簡をクシュタール社に送っていた。これに対しクシュタール社は8日に声明を発表し、「セブン&アイ側が友好的な協議すら拒否したことは遺憾」だとしている。その上で「今回の買収を現金で実施するだけの十分な余力があり、資金調達は制約とならないことを強く確信している」などとして、買収価格を引き上げる余力があることを示唆した上で、今後も働きかけを続けていく姿勢を示した。一方、セブン&アイがアメリカのコンビニ事業で競争法上の懸念が残る考えを示したことに対して、クシュタール社は「規制当局の承認を得るために必要であれば事業分離も検討する」としている。
内閣府が発表した今年4月〜6月のGDPの改定値は、実質の伸び率が前の3か月と比べて+0.7%だった。これが1年間続いた場合の年率に換算すると+2.9%となり、先月の速報値から0.2ポイント下方修正された。プラスとなるのは2期ぶりとのこと。GDPの半分以上を占める個人消費は、速報値の+1.0%から+0.9%に引き下げられた。企業の設備投資も速報値の+0.9%から+0.8%に引き下げられた。一方、モノやサービスの輸出は+1.5%と速報値から0.1ポイント引き上げられた。輸入は+1.7%で速報値と同水準だった。4月〜6月のGDPでは個人消費が5期ぶりにプラスに転じていて、今後も消費の伸びが続いて経済成長に勢いがつくかが焦点とのこと。
北朝鮮は建国記念日のきょう、ロシアと中国の首脳から金正恩総書記に対して祝電が贈られたと発表し、中ロ両国との関係強化をアピールした。祝電では今年6月の首脳会談に言及し、共同の努力で包括的戦略パートナーシップを計画的に強化することを確信するとして、新たな条約に基づき協力を進めるとしている。また、習近平国家主席からも祝電が贈られたとしており、習主席が今年国交樹立75年となることに触れ、戦略的意思疎通を深化させていくと強調したとしている。北朝鮮は日米間3カ国が安全保障協力を深める中、後ろ盾の中国・ロシアとの関係強化をアピールした形。韓国の通信社は習主席からの祝電が今年1月以来となったことを挙げ、北とロシアの関係が密接になるなかで、中国との関係は相対的に疎遠になっているとの見方も伝えている。
ガーディアンズ戦で大谷翔平は1番指名打者で出場。3回では今季161本目のヒットで、一昨年記録したシーズン自己最多安打を更新。5回では46号ホームラン。今季の通算打点を101に伸ばし、シーズン自己最多打点も更新した。
出演者が挨拶した。