- 出演者
- 利根川真也
オープニング映像。
あさっての衆議院選挙の公示を前に与野党9党の党首がNHK「日曜討論」に出演し政治とカネの問題で失われた信頼をどう回復するかなどを巡って意見を交わした。自民党・石破首相「党内の融和よりも国民の怒りに正面から向き合いたい。(収支報告書に不記載あった問題で)12人非公認で戦う。多くの議員を重複立候補させない。主権者たる国民の判断に従う」、立憲民主党・野田代表は「いちばんの改革の大玉は、企業団体献金を禁止するかどうか。政策活動費は、廃止の方向で抜本的な政治資金規正法の改正をしなければいけない」、日本維新の会・馬場代表は「政治とカネの問題も“脱税裏金議員隠し”と言えるような対応をしているのではないか。政治とカネの問題をきちっと片を付ける、国民が見てなるほどと思ってもらえるようなことをしてほしい」、公明党・石井代表「政治の信頼回復をどの政党に託すのか選んでもらう選挙。政治資金規正法の改正をリードしてきたのは公明党。改正の肝は政治資金をチェックする第三者機関。設置できるよう取り組んでいきたい。政策活動費の廃止、旧「分署通信交通滞在費」の改革も進めたい」と述べた。
NHK「日曜討論」。共産党・田村委員長「いつからだれの指示で“裏金が作られ、何に使われていたたのか、真相解明に蓋をすることはあってはならない。パーティー券購入も含めた企業団体献金の禁止に踏み込んでいかなければ、“裏金問題を根本から解決していくことにはならない」、国民民主党・玉木代表「政治とカネの問題に決着をつけることがいちばん大事。与党の姿勢が問われている。(不記載のあった自民党議員を)大半公認している。政策活動費を使い裏からカネを回せば、公認料の代わりにいくらでも金を渡せる。全く意味ない」、れいわ新選組・山本代表「規正法改正の中身は領収書の公開10年後、黒塗りオッケー、むちゃくちゃだ。政治資金を監査する独立した第三者機関が必要。真相究明が先。選挙なんかやっている場合ではない」、社民党・福島党首「真相究明をしない限り“裏金”議員を公認、ありえない。企業団体献金、政治資金パーティーを禁止すべき」、参政党・神谷代表「国民の生活がいま大変。そちらの審議をしっかりできるように規制法を作り直して、ルールを明確に決めること」と述べた。
ことしのノーベル平和賞に選ばれた日本被団協・箕牧智之代表委員が、広島・広島市・平和公園を訪れ、核兵器廃絶を訴える活動をしてきた先人たちに受賞が決まったことを報告した。平和公園にある原爆慰霊碑にはきょうも朝早くから手を合わせる人がいた。箕牧代表委員は「核兵器廃絶をあきらめない」と述べ、核廃絶活動の先頭に立ってきた先人たちの名前とメッセージが添えられた花束を添えた。
米国・オースティン国防長官は12日、イスラエルのガラント国防相と電話で会談し、「イスラエルとレバノンの国境地帯で停戦監視にあたっている国連の平和維持部隊の拠点にイスラエル軍が攻撃したとの報告がある」として、深い懸念を表明。「安全確保を強く求める」とともに「レバノンでの軍事作戦をできるだけ早く外交的解決に転換する必要がある」と伝えたとしている。レバノンで活動する国連の部隊を巡っては、攻撃などによる兵士の負傷が相次いでいて、12日も新たに1人が銃撃を受けてけがをしたと発表されている。今月10日以降、レバノンでけがをした平和維持部隊の兵士は5人となる。人員を派遣しているフランスなどの首脳が憤りを表明すると、イスラエルを強く非難する共同声明を出すなど、国際社会の批判や懸念が強まっている。
能登半島地震や先月の記録的な大雨で被災した子どもたちに思う存分、体を動かしてもらおうと石川県輪島市で運動会が開かれた。輪島市教育委員会が企画した催しには、市内の小学生約40人が集まり、玉入れや綱引きなど6種目が行われた。「バーゲンセール」という種目は、制限時間内に中央に山積みにされた古着を多く集めてその重さをチームごとに競う。玉入れでは並んでいる靴下を丸めて玉のようにして籠に次々と投げ入れていた。輪島市教育委員会・小川正教育長は「少しでも笑顔になって、思い切り発散できる場所ができなかと」と語った。催しは来月には幼児とその保護者を対象に開かれる。
パリ五輪陸上女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手が、出身地の北海道旭川市に凱旋し、パレードが行われた。北口選手は「金メダルを取って帰ってこられたのは、皆さんの応援があったからこそ」とコメント。北口選手は旭川市の中心部の約900メートルの区間をパレード。集まった人たちから大きな声援を受けた。
エンディングの挨拶。