能登半島地震や先月の記録的な大雨で被災した子どもたちに思う存分、体を動かしてもらおうと石川県輪島市で運動会が開かれた。輪島市教育委員会が企画した催しには、市内の小学生約40人が集まり、玉入れや綱引きなど6種目が行われた。「バーゲンセール」という種目は、制限時間内に中央に山積みにされた古着を多く集めてその重さをチームごとに競う。玉入れでは並んでいる靴下を丸めて玉のようにして籠に次々と投げ入れていた。輪島市教育委員会・小川正教育長は「少しでも笑顔になって、思い切り発散できる場所ができなかと」と語った。催しは来月には幼児とその保護者を対象に開かれる。