- 出演者
- 利根川真也
オープニング映像。
退職金にかかる所得税は同じ企業で働く期間が長くなるほど軽減され、終身雇用を前提とした仕組みになっている。政府の税制調査会はきょう、専門家会合で議論し、委員からは“転職する人が増える今の実態に合わない”ことや、“勤労意欲に悪影響を与えない制度が望ましい”といった指摘が相次いだ。このほか会合では、個人型の確定拠出年金「iDeCo」の掛金に応じた所得税の控除についても議論が行われた。政府は物価や賃金の上昇を踏まえて掛金の限度額を引き上げる方向で検討を進めている。委員からは、限度額の引き上げに併せて控除も拡大された場合、高所得者が非課税の枠を広げるために活用する懸念などが指摘された。来年度の税制改正に向けては、与党の税制調査会で具体的な議論が行われる見通しで、政府税制調査会としては中長期的な視点で議論を行うとしている。
ことしのノーベル平和賞に選ばれた日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)は、来月10日にノルウェーのオスロで開かれる授賞式に被爆者など31人が出席する予定。きょう午後、都内で会見を開き、授賞式に出席するメンバーの渡航費用や宿泊費などを募るため、クラウドファンディングを始めたことを発表した。ノーベル委員会が負担するのは授賞式に登壇する3人の代表委員の費用だけで、ほかのメンバーは渡航費と宿泊費で1人当たりおよそ50万円かかる見通しで、介助や通訳を行う同行者の費用も必要なため、本人たちだけで負担するのは限界があることから1000万円を目標に協力を呼びかけている。
“アルゼンチンのトランプ”とも呼ばれ過激な言動で知られるミレイ大統領は14日、みずからのSNSにトランプ次期大統領と共に写った写真を投稿した。面会の詳しい状況は明らかになっていないがアルゼンチンのメディアによると、2人は米国の南部・フロリダ州で開かれた保守系のシンクタンクの催しにあわせて会ったという。この中でミレイ大統領は、「天の力がわれわれの味方であることを示している」と述べてトランプ氏の勝利を祝福したのに対し、トランプ氏もそれに応じた。トランプ氏は大統領選挙で勝利したあと各国の首脳と電話会談を相次いで行っているが、AP通信は「ミレイ大統領が選挙後初めて会った外国の指導者だ」と伝えている。
残業代の代わりに月給の4%を一律に支給している教員給与の上乗せ分の扱いを巡り、財務省が働き方改革に応じて段階的に引き上げる案を示している。これを受けて教職員らの団体が緊急声明を国に提出。働き方改革を条件にするだけでは教育崩壊につながるとして、一度での引き上げや教員定数の改善などを求めている。阿部文部科学大臣は「処遇改善などを進めていくため、財政当局と丁寧に議論していく」と応じた。
多くの著名な作家が利用したことで知られ、建物の完成から87年が経ったことし2月に休館した東京・千代田区の「山の上ホテル」を、隣接してキャンパスを構える明治大学が取得したと発表した。ホテルとしての営業再開を目指すとともに、一部を学生寮や教育関連の施設などとする方針だという。明治大学は「歴史的にも価値ある建造物で、新たなシンボルとして継承していく」としている。
北朝鮮は金正恩総書記が自爆型無人機の性能試験を14日、視察したと国営メディアを通じて公表した。金総書記は、「1日も早く生産体系を構築し、本格的な大量生産に入る」と指示した。金総書記による自爆型無人機の性能試験の視察が公表されたのは8月以来で、「国防5か年計画」に基づく兵器開発が進んでいると強調している。
米国のニューヨーク・タイムズはトランプ次期大統領が政権での起用を発表している実業家のイーロン・マスクとイランの国連大使が会談したと伝えた。両国の緊張を緩和する方法について話し合ったということで、イラン政府関係者は「前向きでよいニュースだ」と表現したという。ニューヨーク・タイムズは「両国関係のトーンが変化する可能性を生んだ」と伝えている。
日本郵政グループは18日から全国の郵便局で独自のポイントサービスを始める。郵便局を訪れるとポイントがたまる仕組みで、たまったポイントはオリジナルの雑貨などに交換できる。
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エンディングの挨拶。