- 出演者
- 矢崎智之
オープニング映像。
今年夏の参院選を巡り、野党第一党の立憲民主党の野田代表はきのう「少なくとも改選議席の与党の過半数割れは実現し、特に32の1人区では野党は基本的には候補者を1人に絞って対決していくという構図をつくっていくことが基本だ」と話した。また、日本維新の会は候補者一本化へ向け、予備選挙実施を主張。世論調査で支持を集める候補を擁立する案などが検討されている。共産党は、野党間の協力は必要とした上で今後各党と調整のあり方も含め議論していきたいとのこと。国民民主党は、基本政策での合意を優先すべきだとして慎重な立場。れいわ新選組は、単独で選挙戦に臨むとしていて、各党の足並みは揃っていない。立憲民主党は、今月召集の通常国会で、新年度予算案審議や企業・団体献金禁止などで野党間の連携を深め、候補者調整につなげたい考え。日本維新の会や国民民主党はそれぞれ与党側とも政策協議を継続していく姿勢を示していて、どこまで各党の選挙協力が進み候補者の一本化を図れるかが焦点となる。
京都市左京区にある下鴨神社では、毎年1月4日に「蹴鞠初め」が行われる。この日は、蹴鞠の保存会のメンバーが、色鮮やかな衣装を身にまとい参拝に訪れた人たちの前で蹴鞠を行った。鹿の皮で作られた「まり」は直径約20センチ、重さ150グラムほど。8人の参加者が蹴り上げ地面に落ちるまで続ける。相手が受けやすく蹴るのが望ましいとされ、数回以上続くと訪れた人たちから歓声が上がっていた。
新年にあわせた報道各社の取材に応じた藤井七冠。昨年は、対局以外の仕事の以来もいくつかいただき、将棋以外でもいろいろよい経験ができた1年だったと話した。一昨年、将棋界初となる八代タイトル独占を果たすも、去年叡王戦五番勝負で敗れた。初の失冠も経験した、去年の防衛戦について「タイトルホルダーか挑戦者かは開幕してしまえば立場の違いはあまり影響しないと思う、全体として振り返ると対局の結果や内容も含めて波が出てしまった。課題が残った1年だった」と話した。今年の防衛戦・タイトル奪還へは「未知の局面に対する対応力をもっと高めていきたいと思っている」とのこと。ことし最初のタイトル戦は12日、静岡で開幕の「王将戦」永瀬拓矢九段の挑戦を受ける。