今年夏の参院選を巡り、野党第一党の立憲民主党の野田代表はきのう「少なくとも改選議席の与党の過半数割れは実現し、特に32の1人区では野党は基本的には候補者を1人に絞って対決していくという構図をつくっていくことが基本だ」と話した。また、日本維新の会は候補者一本化へ向け、予備選挙実施を主張。世論調査で支持を集める候補を擁立する案などが検討されている。共産党は、野党間の協力は必要とした上で今後各党と調整のあり方も含め議論していきたいとのこと。国民民主党は、基本政策での合意を優先すべきだとして慎重な立場。れいわ新選組は、単独で選挙戦に臨むとしていて、各党の足並みは揃っていない。立憲民主党は、今月召集の通常国会で、新年度予算案審議や企業・団体献金禁止などで野党間の連携を深め、候補者調整につなげたい考え。日本維新の会や国民民主党はそれぞれ与党側とも政策協議を継続していく姿勢を示していて、どこまで各党の選挙協力が進み候補者の一本化を図れるかが焦点となる。
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