- 出演者
- 打越裕樹
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米国のトランプ次期政権で安全保障担当の大統領補佐官に起用されるウォルツ下院議員は、今後数週間以内にトランプ次期大統領とロシアのプーチン大統領との電話会談が行われるとの見通しを示した。米国のトランプ次期政権で安全保障政策を担当する大統領補佐官に起用されるウォルツ下院議員は12日、ABCテレビに出演。この中でウォルツ氏は“トランプ次期大統領がプーチン大統領との首脳会談を準備している”と発言したことについて、今後数週間以内にトランプ氏とプーチン氏の電話会談が行われるとの見通しを示した。また、ロシアが軍事侵攻を続けるウクライナについて兵力不足を指摘し、動員の対象年齢を現在の25歳以上から18歳以上に引き下げるよう求めていく考えを示した。さらに、ウクライナに対し領土をめぐって何らかの妥協を求める可能性を示唆した。
来週、米国のトランプ新政権が発足するのに合わせ、日本政府は日本、米国、オーストラリア、インドの4か国の枠組み「クアッド」の外相会合を開く方向で調整している。日本としてはトランプ新政権の下でも4か国の連携を維持強化していく重要性を確認したい考え。岩屋外務大臣はきのうのNHKの日曜討論で、今月20日に行われる米国のトランプ次期大統領の就任式に出席することを明らかにした。関係者によると、日本政府はこれに合わせて現地で、日米両国にオーストラリアとインドを加えた4か国の枠組み「クアッド」の外相会合を開く方向で調整している。日本としては、トランプ新政権の下でも自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、4か国の連携を維持強化していく重要性を確認したい考え。また日米外相による個別の会談も検討していて、両国の同盟を一層深化させていくため信頼関係の構築を図るとともに、日米首脳会談の早期実施への調整を進めたいとしている。日本政府は国務長官に起用されるマルコルビオ氏をはじめ、閣僚人事に必要な議会上院での承認手続きの進捗を見極めて対応を最終判断する方針。
ロシアによるウクライナ侵攻から間もなく3年。ウクライナの世論調査では、必要なだけ戦争に耐える用意があると答えた人の割合は57%で、この1年で10ポイント以上減少した。ウクライナの調査機関「キーウ国際社会学研究所」が先月行った世論調査によると、“必要なだけ戦争に耐える用意がある”と答えた人の割合は57%で、この1年で16ポイント減少した。“答えることが難しい”という人は11ポイント増え18%だった。調査機関の代表は次のように分析している。キーウ国際社会学研究所・フルシェツキー代表「東部で領土を失ったことが国民の感情や意見に影響を与えている」。ウクライナは去年、東部のドネツク州やハルキウ州を中心に3600平方キロメートル以上の領土を失ったとみられる。ドネツク州などから避難した人が暮らすキーウ市内の支援施設では、避難者らが「どこもいいが自宅が最高だということばもある。和平交渉が始まることを願っている」、「戦争が始まってほぼ3年。平和で平穏な暮らしが欲しい」と話していた。
「小説上杉鷹山」など、歴史小説やエッセイを手掛けた作家の童門冬二さんががんのため亡くなった。96歳だった。
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- 小説 上杉鷹山 (下)童門冬二
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