- 出演者
- 合原明子
このあと迎賓館では日米首脳会談に先立ってトランプ大統領を歓迎する式典が行われる。迎賓館ではこれまでにも多くの国王や大統領、首相などを迎えて国際会議の場としても使われてきた。現在中では陸上自衛隊の儀杖隊が列をなしている。迎賓館前から中継。トランプ大統領はまもなく到着するとみられる。高市総理はこちらでトランプ大統領を出迎え、共に陸上自衛隊の儀杖隊による栄誉礼を受ける。その後、日米首脳会談を行い、高市総理は防衛力の抜本的な強化に取り組む方針を伝えることにしている。また、関税交渉を巡る合意の意向に向けても意見が交わされ、会談後は両首脳による署名式が行われる。午後には両首脳が揃って米軍横須賀基地を訪れる予定。
トランプ大統領の訪日について根本幸太郎と西河篤俊が解説。日本政府は対面では初となる今回の日米首脳会談を通じて、高市総理大臣とトランプ大統領の個人的な信頼関係の構築に繋げたい考え。高市総理はこれまでの歴代政権と同様に、日米同盟を日本の外国人政策の基軸と位置づけている。安全保障分野では中国、北朝鮮、ロシアの軍事同行などが深刻な懸念になっているとして、日米両国が連携して抑止力や対処力を高める考えを示している。今日の会談でアメリカ側の主張については、日米同盟の強化の重要性を確認したい考え。日本の存在が対中国や対アジア勢力において不可欠なものだと訴えられるとみられる。日本訪問の狙いは高市総理と個人的な信頼関係を築く、両国の課題について話し合うこととみられる。
迎賓館から中継。トランプ大統領を高市総理が出迎え、握手を交わし国旗の前で記念撮影を行った。この後、陸上自衛隊の儀杖隊による栄誉礼を受ける予定。高市総理は午前中に対面では初となる日米首脳会談に臨む。会談後には食事をとりながら意見を交わすワーキングランチが予定されている。高市総理としては、昼食を交えながら対話することを通じてトランプ大統領との個人的な信頼関係の構築に繋げたい考え。午後には両首脳そろって米軍横須賀基地を訪れる。
迎賓館での歓迎式典の様子を伝えた。トランプ大統領は、陸上自衛隊儀仗隊による栄誉礼を受けた。両国の国家が演奏された。巡閲が行われるものとみられる。このあともしばらく歓迎式典が続き、式典の後、高市総理大臣とトランプ大統領は日米首脳会談に臨む。
歓迎式典の会場には、赤沢経済産業大臣など閣僚の姿もあり、トランプ大統領の訪日に合わせて来日しているトランプ政権の閣僚との会談が予定されている。西河は、今回の日米首脳会談は、安倍元総理を意識したものにもなるとみられる、トランプ氏は、高市首相について、安倍元総理の味方であり、友人だったと述べるなどしている、高市首相としては、これまで安倍元総理の後押しを受けてきたことや、安倍元総理の政策などを引き継ぐ自身の立場を伝えるものとみられる、今回の会談に合わせ、安倍元総理が使っていたゴルフクラブをトランプ氏に贈ることを検討している、安倍元総理の通訳を務めた外務省の幹部職員が高市首相の通訳を担当する予定、トランプ氏との関係構築に向けて万全の態勢をとる考えだなどと話した。壇上から、トランプ氏と高市首相が降りてきた。トランプ氏は、茂木外務大臣ら日本の関係者ひとりひとりと握手を交わした。山田駐米大使は、トランプ氏の訪日に合わせて帰国し、高市首相との勉強会にも出席した。高市首相は、ルビオ国務長官らアメリカ側の関係者と握手し挨拶を交わした。
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このあと、日米首脳会談が行われるものとみられる。西河は、会談に先立ち、アメリカ国務省高官がメディア取材に応じ、トランプ大統領は、1期目に日本と特別な関係を築いていた、その特別な関係は今も継続している、大統領とアメリカ政府は、日本の新しい内閣とあらゆる問題について協力することを楽しみにしていると明らかにした、トランプ氏は、安倍元総理と築いたような個人的な信頼関係を高市首相と築きたいと考えているとみられるなどと話した。会談が行われる会場に移動し、日米の関係者らの姿が見られた。根本は、対面での会談は今回が初めて、日米両首脳がどのように関係を縮めていくかがポイントになる、会談が行われる会場では、日米関係者らが挨拶を交わしていたが、赤沢経済産業大臣は、石破政権での関税交渉で築いたアメリカ側との関係を確認していたとみられる、茂木外務大臣も、1期目のトランプ政権との間で、日米交渉に携わった経験があり、アメリカ側に人脈がある、日本政府は、日米首脳会談に合わせて、閣僚間でも関係構築を図る考えだなどと話した。西河は、2016年の大統領選挙直後、当時の安倍総理が訪米し、トランプ氏と会談したことをきっかけに関係を築いた、最初の対面は重要になる、トランプ氏としては、安倍元総理と同様に、高市首相と最初の会談を通じて距離を縮めたいと考えているとみられるなどと話した。トランプ大統領と高市首相が会談会場に入った。まもなく日米首脳会談が始まる。
日米首脳会談が始まった。高市首相はトランプ大統領の訪日を歓迎し、安倍元首相への友情に感謝を伝えた。「世界の平和と安定へのトランプ大統領の揺るぎないコミットを高く評価。今や日米は世界で最も偉大な同盟になった。日本もアメリカとともに世界の平和と繁栄に貢献。日本の国益を守り抜くためにも強い日本外交を取り戻す決意、自由で開かれたインド太平洋の進展に向けても日米でさらに協力を進めたい。私は日本の外交力・防衛力・経済力・技術力・情報力・人材力を強くするリーダーとして働いていく決意。アメリカの建国250年を盛大にお祝いする。日本とアメリカをより強く豊かにするために日米同盟の新たな黄金時代をともに創り上げていきたいと願っている」と話した。一方でトランプ大統領は「高市首相の就任に満足している。軍事力の増強を図っていることを承知している。新たな公平なディールに署名する。日本のことを尊敬しているし、素晴らしい国だと思っている。この関係がより強く以前にも増して強固なものになることを願っている。最も強いレベルの同盟を結んでいる。これから素晴らしい首相になられると期待している。高市首相が初の日本の女性総理になられたのは大変なこと、心から祝意を評したい。素晴らしい仕事をすれば間違いない、日米関係は素晴らしいものになると思う」等と話した。
日米首脳会談について根本幸太郎と西河篤俊が解説。トランプ大統領は会談の冒頭で、「部屋で野球を見ていて開始が遅れて失礼した」などと話した。会談では安倍元総理について言及した。高市総理から「長きに渡る友情に感謝している」と伝えた。また、安倍総理からトランプ大統領がダイナミックな外交で話しを聞いていたと伝えた。その上で中道情勢などが短期間で平和になったと評価を口にした。トランプ大統領は、安倍元総理から高市総理については聞いているとした上で総理就任を祝う言葉を述べた。このあとの会談の注目点について。高市総理としては日米同盟強化の重要性を伝えるとみられる。
