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健大高崎野球部は春の甲子園で強豪校をやぶり甲子園で初優勝した。チーム最大の強みは選手層が厚いこと。部員96人のうちベンチ入りができるのは20人のみで、約8割の部員はグランドにすら立てない。名門のメンバー争いに密着。
オープニング映像。
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健大高崎野球部、その中に強い思いでベンチ入りを目指す部員がいた。3年生の高木壮磨は、下剋上などと帽子に決意を書いていたが当初実力が一番下だったという。春の甲子園では応援団長をしていて、それを指名したのは青柳監督で皆の信頼があると語った。壮磨には毎日続けていることがあり、チーム全体の朝練はないが毎朝一番に登校し自主練習をしている。部員のほとんどが寮生活という中で地元群馬県出身の壮磨は、自宅から通っている。小中学生時代は目立った活躍はできなかったというが高校入学当初のストレートはチームで一番遅い120キロ。それでも3年間努力を積み重ね今では最速142キロに。5月の関東大会ではベンチ入り最後の一つを勝ち取った。その努力はチームメイトも認めている。メンバーに入りたいと並々ならぬ思いを持っている。
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メンバー発表が行われるまで一ヶ月、選手登録20人のうち投手は最大で5人を予定している。春の甲子園で活躍した佐藤龍月選手、石垣元気選手など層が厚い。残り2枠を7人が争う。その一人の壮磨はBチームでの登板が続く。この日は5回11奪三振無失点。また春の甲子園出場校の相手との試合では4回無失点におさえた。結果をのこした壮磨はAチームに昇格した。3日後には甲子園5回出場強豪の千葉経済付属高校との練習試合が行われた。メンバーを争う3年生が結果を残せない中で壮磨は2回を投げ完璧なピッチング。残り2枠を争う最大のライバルは春の甲子園で背番号11の最速146キロの最速左腕の杉山優哉と春季大会背番号10番の最速145キロの仲本暖。メンバー発表10日前には甲子園で5回優勝している東海大相模との試合が行われた。杉山が好投を見せ結果を残した。次に壮磨が登板し2アウト満塁の大ピンチになったが無失点で切り抜けた。しかし3イニング目で3失点。最後の仲本は2回無失点と好投。試合後に壮磨は思い通りの活躍ができなかったと号泣していたが最後まで頑張りたいと語った。
東海大相模戦から1週間後、壮磨にとって最後のアピールチャンスが訪れた。その中で2回無失点におさえ、後は信じてメンバー発表をまちたいと答えた。
健大高崎野球部のベンチ入りメンバーが発表された。しかし壮磨は投手4人の中に選ばれなかった。ベンチ入りできなかったメンバーにコーチは激励の言葉をかけ、そして壮磨は両親に結果を伝えた。
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バース・デイの次回予告。
番組はTVerで配信。
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