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「アジア大会 愛知・名古屋」の告知。
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- アジア競技大会(2026年)
高校を卒業した久保凛は1人、新天地で汗を流していた。陸上800mの日本のエースで、その名を轟かせたのは昨年の日本選手権。東京世界陸上の代表が決まる大舞台で、久保は日本新記録を樹立。800mで参加基準を突破できた日本女性選手は過去に3人のみ。卒業後は18年間過ごした関西を離れ上京。実業団へ。積水化学工業に入社し、その一挙手一投足に熱い視線が注がれる。しかし競技人生最大の試練にぶつかっていた。
オープニング映像。
18歳の久保のシニア戦デビューは2年前。金栗記念で田中希実と走ったが久保は初出場で初優勝。この勝利を皮切りに国内のレースで12連勝。日本女子初の1分台という前人未到の記録を打ち立てた。その武器は、168センチの長身をいかした大きなストライドでブレない走り。エネルギーを無駄なく推進力へと変えている。この走りで昨年には自身の日本記録を更新。また東京世界陸上に日本女子最年少出場を果たした。
バレーボールネーションズリーグの日本ラウンドが7月8日に開幕。
今年の5月10日に久保は社会人デビュー戦の木南道孝記念に挑んだ。会場は久保への期待が膨らんでいた。しかし自己ベストより7秒以上遅い総合7位に。高校2年のデビュー以来初めて日本人選手に敗戦した。レース後に久保は報道陣に対応することなく会場をあとにした。レース直前パニックになっていたという久保。横田ヘッドコーチは注目されすぎていたためにプレッシャーだったのではと答えた。のしかかる重圧に、コンディションに不安を抱えていた。高校3年の夏以降左膝の肉離れ、右足の疲労骨折と度重なるケガに悩まされ、競技人生初の長期離脱も余儀なくされた。練習を再開できたのはレース3週間前。しかしレースでも敗北し、横田は食事もままならないほどだったというが、SNSでは久保に対して心無い言葉があふれた。予定していた次のレースはコンディション不良で欠場。
憔悴しきった久保に声をかけたのは新谷仁美だった。数々の大舞台を経験してきたベテランは他のことは気にしなくていいと言ってくれたという。久保は先輩の言葉で前を向き始めた。そこで横田は本来レースの前には行わない記録を狙うタイムトライアルを実践。タイムが悪ければ不安を絶望へと変えかねないが賭けだったという。共に走りペースを作った久保は木南記念の日本人最速を上回る2分03秒を記録した。
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- 第13回木南道孝記念陸上競技大会
「アジア大会 愛知・名古屋」の告知。
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5月30日に開催したMDCグランプリ。海外の選手も参戦する中、久保が1か月ぶりにレースに戻ってきた。
5月30日に開催したMDCグランプリ。久保は一周目に自身のもつ日本記録で通過。残り200mで逆転し復活優勝へ。そして今年6月に開催した日本選手権で久保は大会3連覇を果たし、アジア大会の切符を獲得。
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