- 出演者
- タモリ 佐藤茉那
加賀百万石と東大
東京・文京区 東大がある町を歩く
タモリらは東京大学 本郷キャンパスを訪れた。今回の旅のお題は「東大にしかない“宝”とは?」。東京大学大学院の堀内教授が案内しながら解説してくれる。加賀百万石で知られる加賀藩。江戸時代には日本一の石高を誇り、大きな力を持っていた。東京大学の本郷キャンパスは加賀藩の屋敷の跡地に造られた。
(オープニング)
オープニング
加賀百万石と東大
加賀藩が残した宝 赤門はなぜ赤い?
旅のお題は「東大にしかない“宝”とは?」。東京大学の赤門の屋根瓦には徳川家の家紋が刻まれている。江戸時代、徳川家の娘と結婚する時、朱塗りの門を建てる習慣があった。つまり、この場所は徳川家の娘の御殿だった。この御殿の持ち主である徳川家の娘が亡くなると門は全て取り壊さなければいけない決まりがあった。この赤門が残った理由は大政奉還後に亡くなったから。
加賀藩の屋敷はなぜここに? 宝のような東大の立地とは
旅のお題は「東大にしかない“宝”とは?」。東京大学近くの道路は、江戸時代、2つの街道が交わる交通の要衝だった。さらに、高台で見晴らしが良く、江戸城との距離も最適な場所にあった。この立地は“宝”ともいえる。
東大をブラブラ♪ 加賀藩が残した宝を探す
旅のお題は「東大にしかない“宝”とは?」。タモリらは東京大学の構内を散策。構内にある三四郎池。当時、この池を中心に加賀藩の大名庭園が広がっていた。この立地は高台でありながら水を確保できる最高の場所だった。構内には懐徳館庭園という場所があり、この場所は明治時代末期に前田家が整備した庭園。東京帝国大学が建った後も前田家の土地が一部残っていた。そして、1928年に東京大学に土地を譲渡。管理を任せて、前田家はこの土地を去った。現在、懐徳館庭園にある建物は重要な外国人を迎えた時などに使う迎賓館として使われている。
(エンディング)
エンディング
エンディング映像。
次回予告
次回予告が流れた。