- 出演者
- タモリ 佐藤茉那
(オープニング)
魅力度ナンバーワン!ハイカラな町・函館はどうできた?
今回の舞台は函館。北海道教育大学函館校の奥平准教授に案内してもらう。2024年市区町村魅力度ランキングで函館市は1位になった。ハイカラな町・函館の始まりから見ていく。
オープニング
オープニング映像。
- キーワード
- 函館(北海道)
(魅力度No.1 函館の町)
ハイカラな町の始まり 函館の港の魅力とは?
函館の港は長崎・横浜といっしょに日本発の貿易港として開港した。ペリーは「世界屈指の良港」と絶賛していた。坂が多い函館では、外国船が港に入ってくるときに洋風に見せるため2階だけ洋風の家があった。火事が多い町だったため、延焼を防ぐためのうだつも見られた。消火栓は3か所が同時に使えるアメリカの地上式消火栓だった。電柱は木でなくコンクリートで作った。
ハイカラな町とコンクリートの関係を探る!
函館のランドマーク!高台に建つハイカラな建物とは?
旧函館区公会堂は明治43年に作られた市民のための集会場で、もともとあった社交場が火事で燃えたために改めて作った。ハイカラで立派な建物を作ることで復興のシンボルにした。函館では開港とともに洋食店ができ、チーズやバターは函館にできた修道院で作られた。塩ラーメンは貿易できた華僑が作った南京そばがルーツと言われている。明治2年には1万人ほどだった人口は、50年ほどで15万人にまで増加した。
人口増加に対応するためアップデートしたものとは?
配水場を訪れ、函館の水道管理に携わる川原さんに話を聞いた。函館は明治22年に、日本で2番目に近代水道が整備された町。人口増加のために水の確保が課題となり、配水場を作った。芝生の下の配水池が見れる通路に入った。配水池の床はレンガ、柱はコンクリート製だった。配水場は笹流ダムから水を持ってきている。当時高価だったコンクリートの量を抑えるため、そして工期を短くするために日本発のバットレス式ダムとなる笹流ダムを作った。
(エンディング)
エンディング
エンディング映像。
次回予告
次回予告。