2024年4月13日放送 10:30 - 11:00 テレビ東京

ブレイクスルー
小説家・真山仁が大注目ベンチャーを直撃!

出演者
佐々木明子 真山仁 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ブレイクスルー)
「打倒テスラ」の若き開拓者

チューリングの青木さんは完全自動運転車の実現を目指す最高技術責任者。社訓は「テスラを倒そう」。チューリングは創業1年半でレベル2の車を販売。レベル5の完成に向けて突き進んでいる。来年新たな自動運転車を100台販売する予定。真山はデータ収集用の自動運転車に試乗した。一部の操作が自動化されたレベル2の車だった。一般的な自動運転システムの場合、車内外に多数のカメラやセンサーを搭載しているがチューリングの車は2台のカメラのみ。カメラとAIを組み合わせて自動運転を実現するという。チューリングが自社開発している最新AI「Heron」は人間と同じように予期せぬ行動にも備えられるAIを目指している。

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”人間の常識”を持ったAI

青木さんは「常識的なことを獲得した生成AIみたいなものを作って少し車用にチューニングするのが良いと思っている」「自動運転の残された課題は人間の不確実性をどう解決するか」などと話した。CEOの山本さんは将棋AI「ポナンザ」の開発者。山本さんは「人をはるかに超える安全運転ができる自動運転AIは必ず作れる」「多様な世界に対する知識ではまだAIは人間に劣後しているがそれを超えさせることができるかが本質的な課題」などと話した。

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3年後に”完全自動運転”!?

青木さんの原点は幼少期にある。小学校に入る前、死ぬのが怖いと考えるようになった。そして死ぬ瞬間に自分の差分が大きいと思えたら納得死ねると考えた、事故で亡くなる人がいる中自動運転という新しい技術によって解決できるんだったら私の差分をプラスにできるんじゃないか、自動車事故で人生がネガティブな方向に回ることを少しでも減らせるならやっていくべきなどと話した。しかし1日も早い開発を目指す青木さんの前に大きな壁が。停止線と信号機の区別が難しく、信号とどこで止まるかを連携させることをここから2年でやっていくという。チューリングには大手企業からの転職者も増え、現在社員は50人になった。チューリングが進めるのは自動運転用のAI開発だけでなく、車体製造や半導体の設計、ヒューマノイドまで見据えている。

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来年には都内で自動運転へ

チューリングはタクシー事業者やエスライドと協業を開始した。都市部の膨大な走行データを集めることが可能になる。2025年には都内で実証実験を行う予定。青木さんは「エンジニアの7割はソフトウェアやAI企業から、3割はものづくり企業から来ている」「日本はものづくり系の技術だったり隠された知識・知恵がたくさん蓄積された国」「そこを上手に使えばグローバルに展開しても闘える」「ブレイクスルーが起きる前、中の人は一歩一歩やっている。挑戦してるけど潜っている人たちを応援してくれる社会のほうがいっぱいブレイクスルーが起きるんじゃないか」 などと話した。

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(エンディング)
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