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映画「箱男」で共演する永瀬正敏、佐藤浩市、浅野忠信ら3人。27年前にドイツで撮影予定だった作品だが、資金面に問題がありクランクイン前日で中止に。現地のスタッフ主体で「また会おうパーティー」も開かれたんだそう。その際、佐藤と永瀬は2人きりで過ごしたんだそう。
オープニング映像。
3人とも10代でデビュー。永瀬は当初俳優を志しておらず。思春期の頃に学校社会などで理不尽さを感じ、大人に認められるために映画のオーディションを受けたんだそう。浅野は目立たがり屋の性格で映画デビューも、苦労が多くすぐに辞めたくなったんだそう。それでも完成作品を見て感慨深く感じたんだそう。佐藤は幼い頃から父・三國連太郎の撮影現場を見学していたそうで、その時代の撮影技法を学んできたんだそう。その経験から俳優を志すように。
3人とも縁が深い相米慎二監督。「セーラー服と機関銃」などの名作を手掛け、妥協のない厳しい演出で有名。永瀬は相米監督作「ションベン・ライダー」で藤竜也と共演。藤の演技に圧倒されたが、相米からの助言で芝居に没頭できたんだそう。浅野は28歳で相米作品に出演。当時は自分のキャリアについて諦めかけていた頃だったそう。
3人の中で唯一子供がいない永瀬。欲しい気持ちはあるが、今は猫への愛情のほうが深いんだそう。佐藤と浅野の息子らは芸能界で活動。佐藤自身も俳優の父に憧れた経験から、子供が俳優を目指すことに抵抗はなかったんだそう。親子3代での共演作はなし。浅野は子供が芸能界に入った際、「少しは役に立てるかも」との思いから嬉しかったそう。佐藤の父・三國連太郎とも共演があった永瀬。そこでの経験から「演技の対応力」を学んだそう。
海外でも活動する浅野。海外ではセリフを覚えない俳優も多いんだそう。永瀬はセリフを覚えるのが苦手だが、それに囚われるのも嫌なんだそう。佐藤はセリフを覚えても忘れることが多いんだそう。
「千鳥のクセスゴ!」「だれかtoなかい」の番組宣伝。
バンドマンや画家としても活動する浅野。若い頃は「役者は やることがない」と思い、自らの軸を持とうと多角的に活動してきたんだそう。佐藤はゴルフが趣味であり、これのおかげで異業種の人との交流ができているんだそう。写真家としても活動する永瀬。始めたのは祖父の影響だが、「役者が歌なんか歌いやがって…」などと文句を言われることへの反感もあったんだそう。浅野と永瀬は最近、猫や花を愛でるのが好きになったんだそう。