- 出演者
- マツコ・デラックス 刑部慶太郎 軟軟冰 鯛 夷
今夜は世界中が大注目!アニメ聖地巡礼の世界第二弾。驚きの絶景!全国のアニメ聖地駅。さらにファンが愛する絶品アニメ整地めしから再現したくなる名シーン聖地も。そして新メンバーが今注目の聖地移住の実態をプレゼン。
放送後の反響についてトーク。刑部氏は「展示会を今年にかけてやりました」などと話した。
外国人観光客が行きたいアニメ聖地を街で訊いてみた。進撃の巨人の大山ダムや鬼滅の刃の八幡竈門神社などが上がった。
外国人が行きたい日本のアニメ聖地。世界が注目するアニメ聖地駅を紹介。東武アーバンパークライン・岩槻駅は雛人形の頭師を目指す男子高生とギャル女子高生がコスプレを通じて恋心を育む物語「その着せ替え人形は恋をする」の作中に度々登場する。岩槻駅は駅に到着してすぐに人形だらけとなっており、外国人に人気で街頭も人形のデザインとなっている。また作中で出た人形「BELL’S KISS」シリーズはアニメ放送後300セットが即完売となった。天竜浜名湖鉄道には2つの人気作品があり、1つ目は海外のアニメファンがキャンプを始めるきっかけになったと言われる「ゆるキャン△」。キャンプシーンを再現し楽しむ人が多いとのこと。聖地駅は浜名湖佐久米駅で、駅の外には牛のトイレがあり、ポスターなども貼ってある。駅にはアニメでも再現されている通り、冬の期間に多くのゆりかもめが集まっており、外国人に人気。
シン・エヴァンゲリオン劇場版はコロナ禍の2021年3月劇場で公開後、世界で話題を呼んだ人気アニメ作品だ。作中に登場するモデル地は静岡の天浜線・天竜二俣駅で外国人からも注目の場所。感動した驚きの駅風景の映像は転車台のシーン。文化財の転車台など日本の原風景をみれる。東京育ちの女子高生が親元をはなれ温泉旅館に住み込みで働き成長していく「花咲くいろは」から石川県のと鉄道七尾線の西岸駅が整地となっている。作中の駅名の標識を駅においてくれている。現実とアニメの入り口となっている。車内アナウンスも声優が担当している。京阪石山線の三井寺駅近くの川口公園は「響け!ユーフォニアム」のラッピング電車を桜トンネルの中で撮影できるスポットだと紹介した。
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全国のアニメ聖地を友達と一緒に回っている鯛さん。実は最近外国人と共通する楽しみ方を発見したそう。それが聖地でアニメの名シーン再現。名シーンを再現した動画をSNSに投稿することがブームになっている。超人気観光地も舞台に!2022年注目アニメ「リコリス・リコイル」。聖地が東京都・墨田区 すみだ水族館。海外大手のアニメ配信会社が主催するアワードで2023年最優秀オリジナルアニメ賞を受賞。再現したくなる名シーンが水族館での主人公2人のやりとり。アクションシーンがカッコいいと話題で犯罪を未然に防ぐ秘密組織にいる少女たちの物語。性格が違う2人が徐々に仲良くなっていく。そんな心境の変化が描かれたシーンが世界中のファンの間で再現したくなると話題に。このシーンの再現のためすみだ水族館が聖地になっている。千束を元気づけるため相棒であるたきなが頑張るシーンなんだそう。
動画でおさめたい!再現したくなる名シーン、続いての作品は「ヤマノススメ」。2013年からTVアニメが放送開始、山に行きたくなる登山の経験をリアルに描いた青春ストーリーだ。国内外のファンも再現したくなる名シーンは「富士山登山で一体感を感じる」場面。名シーンを再現した写真を観たマツコは「ただ疲れているおっさんじゃない」などとツッコんだ。
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アニメ「ヤマノススメ」は、埼玉・飯能市が舞台で、自治体が聖地巡礼をしやすいようにとガイドマップを作成している。主人公のバイト先がモデルとなったケーキ屋「夢彩菓すずき」では、作中に出てきた「夢馬クッキー」が、ファン定番のお土産になっている。さらに、ローカルコンビニ「タイムズマート」では、店中がアニメグッズがたくさんあり、聖地巡礼に訪れたファンに愛される場所となっている。そんな飯能市の中でも、外国人ファンも訪れる絶品アニメ聖地飯を紹介。そば屋「長寿庵」は、作中では店の外観が少しアニメの背景に映るだけだったが、訪れたファンがSNSでオムライスを発信したことで、人気の聖地となった。具材は豚肉・玉ねぎとシンプルで、普通サイズで2号ちょっと、大盛りで3合半と、下山後に食べたくなるボリュームだという。また、そば出汁の和風スープが付いているのも、そば屋ならでは。スタジオで試食したマツコさんは「あ~うまい。最近なかなかこのオムライスらしい味のものがないのよ」などと話した。
秋田県で生まれ育ち、全国のアニメ聖地をめぐり、最終的に京都に恋をして移住した夷さんの同人誌は、学術論文にもなったという。今日、夷さんが最強の地方創生である「聖地移住」を語る。夷さんが京都に恋をしたキッカケのアニメは「有頂天家族」。京都に住むタヌキ・天狗・人間によるファンタジーで、作中に出るバーは「ノスタルジア」というバーがモデルになっているという。このノスタルジアでは、作中でタヌキの間で広く飲まれる架空の酒を再現し、ファンに提供しているのがポイント。
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次回の「マツコの知らない世界」の番組宣伝。次週はクラフトビールの世界をお送りする。
夷さんが「響け!ユーフォニアム」のほれたポイントは「吹奏楽のおもしろさ」。全国大会を目標に吹奏楽に全力で取り組む高校生たちの青春を描いた作品。京都・宇治市が舞台となっている。夷さんは「実際に舞台となった東宇治高校というところがあるんですが、実際にアニメを作った監督さんもこの高校を取材し、演奏の様子をアニメに反映することで非常にリアルな描写がなされているということでアニメファンから絶大な支持を受けている」などと話した。マツコさんは中学時代にユーフォニアムを担当していたそうで「当時はユーフォニウムと言っていたのよ」と言った。
聖地移住について取材をしてきた夷さんが、今回ぜひマツコさんに紹介したい人物がいる。島を舞台に描かれる中学生の青春コメディ「からかい上手の高木さん」。舞台は香川県小豆島・土庄町。岡山県から小豆島に”聖地移住”した熊本康太郎さんを紹介する。今回、熊本さんに会うために訪れたのは香川県・高松港からフェリーで約1時間、瀬戸内海に位置する島・小豆島。ごま油を使って作る名産品の手延べ素麺や多くの自然を楽しめる観光地として知られるこの島が舞台となった作品。2018年にアニメ放送が始まり、昨年映画版も公開された「からかい上手の高木さん」。アニメの聖地となったことで港ではファンが利用できるスタンプやノートが置かれたブースを設けていたり、お土産で人気のにゅうめんやタクシーなど乗り物も高木さんラッピングに。アニメ放送後は土庄港の利用客数が年間20万人増加。そんな島に”聖地移住”したのが熊本さん(26)。もともとは岡山のイチゴ農園で働いていた熊本さんだが、現在は島の名産品であるオリーブ商品の製造・加工をしながら大好きなアニメ聖地で生活している。熊本さんが聖地巡礼をする中で小豆島に惚れた場所を案内してもらうことに。
まず訪れたのは由緒ある島の神社「鹿島明神社」。熊本さんは主人公たちの思い出の場所を毎日のように訪れているという。さらにファンが立ち寄ると必ず書いていくノートも14冊目となり、最近は外国人の人も増えたという。次にやってきた聖地は「BASILICO CAFE」。地元民御用達のモーニングから、オリーブ牛を使ったカレーもファンから人気。現在は毎週このカフェが憩いの場となっているそうで、オーナー・渡部さんご夫妻とも仲良しとなっている。ここで高木さんファンの間で有名な地元民・藪脇さんと合流。実は藪脇さんは「島に来てくれるファンに恩返しがしたい」と5年前に「聖地探訪MAP」の作成を働きかけた人物。さらに最近はファンが帰るときに映画のシーンと同様に「おーい!」と見送りをするという。最後に熊本さんの一番のお気に入りの場所を案内してもらった。熊本さんは「『高木さん』を見るまではどこに住みたいとかなかったが、やっとここに住みたいという場所が見つかった。毎日日常がすごく楽しいので本当に来てよかったと思う」と話す。
マツコさんは「私も実はちょっと田舎の方に、東京から離れたいと思っているけど、実際にどこに住むかというとそんなに思い入れがある町が特にない場合はどこにするかわからない。そういうときにすごい良いきっかけよね」と言うと、夷さんは「聖地移住というのは通常の地方移住とは違うと考えていて、聖地巡礼をするうちにオタク仲間だけではなく地元の方とも関係を築く、その結果として移住すると言う形なので、地元の方との溶け込み方やそこに住みたいという明確な意志があるので、聖地移住は地方移住の中でも望ましい事例だと思う」と語った。
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