- 出演者
- マツコ・デラックス 折井祐介 柳沢卓矢 川竹大輔 沖本愛子
全国に広がるよさこい祭りに一体どんなチームがあるのか。カーニバル調のチーム「カナバラバ」や東京の「DDよさこい」はEDM調が特徴だという。更にカーニバルを超えてミュージカルに進化したよさこいもあるという。高知県の「り組」は毎年コンセプトを持って踊っていて、去年はスター・ウォーズの世界観で話題になった。更に踊り子たちは衣装や鳴子を毎年買い替えるため、祭りを開催することで様々な経済効果を生んだり使われる楽曲は自由なアレンジが可能である。
全国に大きな経済効果を生み盛り上げるよさこい祭り。実は全国と高知では見るべきポイントが全く違うという。全国のポイントとしては「華やかで個性爆発の衣装」である。沖本さんが紹介した衣装として和を重視した「百華夢想」を挙げ、制作しているいおり屋はパリコレにも参加するほどである。衣装費や活動費は全部自分たちで行っているという。
「マツコの知らない世界」の次回予告。
衣装がすごいよさこいチーム3選。続いては80年代南中ソーラン大学生チーム「藤・北大&ホンダカーズ北海道」。今年のテーマは「夜露死苦!ツッパリカーニバル!!」で、スポンサーが付き、1着約3万円するツッパリヤンキー衣装を着た。踊りの終盤には80年代のツッパリを彷彿とさせる「夜露死苦」の文字が書かれた衣装を見せた。続いては愛知の学生と社会人の混合チーム。カラフルな衣装が特徴で、2019年日本ど真ん中祭の準ど祭り賞を獲得した時に披露した早替え。この衣装替え二重に着るので衣装代がかかるという。20年ほど前に早替えを流行らせたのが北海道にある衣装製作会社「スージーパーカー」の荒井さん。先程のツッパリヤンキーや夜宵の衣装を作っており、去年、荒井さんが手掛け、よさこいソーランで大賞を取ったチームの衣装は1人1着約4万円だという。今年は2回早替えがあったため、1着約5.5万円とさらに高額になった。高知のよさこい祭りは鳴子が必要だが、にっぽんど真ん中祭は鳴子がなくても参加可能だという。
続いて高知の見るべきポイントは「ド派手な地方車」。高知は町を踊りながら踊るため、音響機材を乗せ装飾したチームのシンボル「地方車」に最も力を入れている。踊り子さんは衣装代に地方車代がかかるという。2018年に解散したチーム「本山さくら」は地方車に「はりまや橋」を200万円で作った。作ったのは元川町にある藤川工務店で、地元高知の嶺北杉を使った伝統工芸品だ。DDよさこいはカラフルなデコトラを地方車としていて、去年、地方車奨励賞を受賞した。四国銀行は地方車を去年リニューアル。高知出身のアニメーター刈谷仁美さんが、四国銀行のブルーと高知の太陽・海などの自然をイメージした衣装に合わせてデザインした。
スタジオで、高知のよさこいを4チーム合同のよさこいを披露。正調とも言われる、民謡「よさこい節」をもとに誕生した「よさこい鳴子踊り」を踊った。GReeeeNの「この地へ~」は2013年によさこいの為に提供されたという。