- 出演者
- マツコ・デラックス 折井祐介 柳沢卓矢 川竹大輔 沖本愛子
国産とうもろこしの世界、よさこいの世界。
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- とうもろこし
脱サラしてとうもろこし農家になった幼なじみ、柳沢卓矢さん・折井祐介さん。2人は国産とうもろこしに触れてほしいという。近年、農家自体が減少している中、国産とうもろこしも生産量・消費量ともに右肩下がり。ひとり暮らしの若者世代など茹でる手間が面倒という人も多く、便利な缶詰や加工食品が増えたことで国産とうもろこし離れが加速している。
今が旬!夏の風物詩「とうもろこし」。現在、世に出回っているチルド系とうもろこしや加工食品は輸入品が多く、国産は減少の一途を辿っている。国産とうもろこしの魅力を教えてくれるのは、長野県の原村で共に成長し、それぞれ大手企業でバリバリの営業マンに。国産とうもろこしの美味しさに衝撃を受け、27歳の時に脱サラ。地元・原村で国産とうもろこしだけを栽培する幼なじみ専業農家・折井祐介さんと柳沢卓矢さん。知られざる絶品品種が大集合。さらに国産とうもろこしが主役の絶品料理も。
折井さんと柳沢さんの畑があるのは長野県原村。通常ほとんどの農家は他の野菜も育てる二毛作を行うが、2人は国産とうもろこしのみを栽培する専業農家。複数の野菜を作ると土の状態がとうもろこし仕様にできないため、茎の強さや味に違いが出てしまうという。農業は1年間に1回しかないチャンスで稼がなければならない。始めて3年くらいは極貧だったと。2人は青春時代レゲエにハマった結果、とうもろこしのラスタカラーに惚れ込み脱サラを決意。生活がかかっている2人が国産とうもろこしの魅力を伝えるべくやりたい企画が…。
国産とうもろこしの知ってほしい5項目。実は国産とうもろこしの品種は100種類以上。さらに、育て方によって同じ品種でも味が違う。国産とうもろこしの味の違いは品種・産地・標高・土づくり。全国の国産とうもろこしを紹介。北海道は国内生産量の大半を占める。ピュアホワイト(主な産地:北海道)は栽培が難しいことから「幻の白いとうもろこし」と呼ばれる。特徴:皮が薄く粒の弾力が強い。とうもろこしは日中の気温が高いほど大きく成長し、夜の気温が低いほど糖分を蓄えることができる。ピュアホワイトを作っている南幌町は昼と夜の寒暖差が大きいため糖度18度以上に。食感はザラザラしっとり系。オススメの食べ方はコーンスープ。大和ルージュ(主な産地:奈良)は日本で生まれた珍しいとうもろこし。大和ルージュは在来種に近い色となっている。国産とうもろこしの歴史は1970年頃にハニーバンタム品種の人気が日本に根付く。大和ルージュはでんぷん質が多くもちもち食感&さっぱりとした味わい。オススメの食べ方は炊き込みご飯。とうもろこしの赤い色素が白米に染み出る。さらに抗酸化作用や目の疲労感の軽減が期待できるアントシアニンが含まれている。他にもとうもろこしはビタミン類が豊富に含まれ、アンチエイジング効果が期待でき、健康食品としても注目。2017年にできた品種ドルチェドリーム。香川県でメイン品種として作られている。品種改良を重ねジューシー感をアップさせることに成功。白と黄色のバイカラーになっている。フルーティーな甘みと果汁が多いことから飲めるとうもろこしと言われており、水分量が多いので冷凍するだけでアイス感覚で食べることもできる。他にも沖縄県の松島農園が作る汐風パールは日本で一番早く収穫される国産とうもろこし。沖縄の日差しとミネラルたっぷりの潮風を浴びることで糖度はマンゴー並みの21度。ジューシーでプリっと食感が人気。ゴールドラッシュは全国各地で栽培されており、味のバランスがよく色々な調理法に合う。静岡県産と長野県産を食べ比べ。静岡県産はとうもろこしといって想像する味、長野県産は水分量が多く甘みも強いとのこと。平地の安定した気候で育った静岡県産は実がしっかり詰まった食べ応えのある食感で優しい甘みが特徴。一方で標高が高く寒暖差のある場所で育った長野県産は水分量が多いジューシーな食感で甘さも強くインパクトのある味わい。同じ品種でも産地によって味が変化。ちなみに料理に使う場合、静岡県産はあっさりした風味を活かした「茹で」、長野県産は濃厚な甘みを味わえる「コーンソテー」などにぴったり。
国産とうもろこしの知ってほしい5項目2「国産とうもろこしは縦置きで」とうもろこしはなっている状態に近いほうが主成分の糖分=エネルギーを使わずにいられるので新鮮さを保てるということ。実際に2人の畑では収穫から縦置きのダンボールで梱包して販売しているという。
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国産とうもろこしの知ってほしい5項目(2)国産とうもろこしは縦置きで!を紹介。じたくでの 味わいが激変する縦置きと横置きの食べ比べする。3日間縦置きと横置きで保存し茹でたものをマツコさんは食べ比べ「結構甘いな。半分くらい食べると明らかに違う」と感想を述べた。横置きは糖度16.4に対し縦置きは18.4で変わっているという。
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国産とうもろこしの知ってほしい5項目3スーパーでの美味しい見分け方を紹介。一番に見てほしいのはひげの本数で1本1本が全て粒と繋がっているため髭の多さで粒が詰まっているか確認できるという。またひげの色で熟し方がわかり食べごろは茶色で、フサフサのものを選ぶと良い。
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国産とうもろこしの知ってほしい5項目4「スイーツにもってこい!」。近年国産とうもろこしの生産量・消費量が減少しているが秘策を紹介。国産とうもろこしの糖度は16度以上が多くスイーツに使われるフルーツより濃厚で主張しすぎない優しい甘みなので洋風和風問わずどんな食材ともマッチするスイーツとして美味しくなるポテンシャルを秘めているという。
国産とうもろこしを盛り上げるべく専業農家の2人が激推しスイーツを紹介。銀座一丁目駅から徒歩7分のParlorVinefru 銀座は連日女性が大行列のかき氷店で旬食材を使った豊富なメニューの中でもその時一番新鮮な品種で作るもろこしポタージュのかき氷が人気。とうもろこしスイーツに否定的なマツコさんは試食し「まずくはない。冷製コーンポタージュとすると美味しい」などと話していたが自家製チーズクッキーとブラックペッパーを一緒に食べると「マジで美味しい」と話していた。
国産とうもろこしの知ってほしい5項目5「焼きや茹でより断然ナマ」脱サラして専業農家になった幼馴染コンビが作ってきた「集大成のとうもろこしは生で美味しい」と紹介した。2人によるとここ十数年間で品種改良が進み生で食べて美味しい品種が誕生してきているという。
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茹でるのが面倒な人必見。生とうもろこしについての魅力をマツコさんにプレゼンする。ハマラノーエンの「八ヶ岳生とうもろこし」を紹介した。八ヶ岳で栽培し日本ギフト大賞の長野県賞を受賞し、ハマラノーエンから取り寄せることが可能である。マツコさんは「生として食べることに異論はないが、天ぷらが欲しい」などと話した。
よさこい祭りの世界。第71回よさこい祭りが高知県で行われ、約180チームが参加し、100万人の観客が夏を盛り上げた。実は今、よさこいが日本を飛び越えて34の国・地域が熱狂しているという。案内人として川竹大輔さん(54)と沖本愛子さん(28)が登場した。川竹さんは学生時代から全国のよさこい祭りの立ち上げに参加し、現在高知大学でよさこいの講義をしている。沖本さんは高知県出身で高知大学へ進学し、よさこいにハマり高知に移住したという。
これから見に行けるよさこい祭りや全国各地のよさこいチームを紹介する。更によさこいの知られざる歴史から恐るべき経済効果もあるとのこと。
よさこい祭りの現状について。誕生から70年の創られた祭りなのに踊り子の数は200万人以上を突破し、よさこい三大祭りの経済効果は700億円以上あるという。1954年に高知よさこい祭りが開始したがマツコさんは夏の時期に高知に行ったことがなく「暑いしデブには辛い」などと話した。元々商店街の活性化のためにスタートしたが、今や全国200か所以上に拡大した祭りとなっている。北海道で1992年に始まったYOSAKOIソーラン祭りで広がり、これをきっかけに全国に広がっていったという。日本に存在するよさこいは道を踊りながら進む高知の「よさこい系」とステージがメインの北海道「YOSAKOIソーラン系」の2つに分かれている。1999年に名古屋で始まった「にっぽんど真ん中祭りは」200チームが参加し、200万人の観客が訪れる中部地方を代表する祭りとなっている。しかし、沖縄県はエイサー、徳島県は阿波おどり既にが普及しているためよさこいはやっていないという。
よさこいは和製サンバカーニバルで、両手に鳴子を持っていれば全て自由で、ロックやEDMなど何でもありだという。鳴子は元々鳥除けに使われていたもので阿波踊りとは違うものを作るために差別化を図ったという。ルールは鳴子を持って集団で進みながら踊ることとよさこい節を1節入れることだという。