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世界最高峰の大学の1つに数えられるマサチューセッツ工科大学で、未来を変えるかもしれない学生たちを取材する。
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マサチューセッツ工科大学には6つの学部があり、学生の半数以上は工学部に在籍している。これまでに100人を超えるノーベル賞受賞者を輩出。データサイエンティストを志す学生はサッカーの試合結果を予測しようとしていて、ある男性はスペースXのスターリンクというプロジェクトに参加していた。
工学部の2年生、村田ロバート浩輝さんはスカッシュに12歳から打ち込む。鏡のようなモニターにカメラ、センサーを搭載することで情報を映し出す「スマートミラー」を開発していて、肌の色合いを解析することで心拍数を測定できるという。目下の課題は計測する範囲を拡大すること。フレッチャー博士は村田さんについて、「スマートミラーで使うソフトウェアづくりで重要なスタートを切ってくれた」と話し、研究者にとって必要な資質も備えているという。村田さんは「気づかない間に病気になっちゃったとか、そういうことをできるだけ防ぎたい」などと語った。
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町野有夏さんは高校生時代、ヨーロッパ女子数学オリンピック、国際数学オリンピックで金メダルに輝いた。マサチューセッツ工科大学ではヒトの思考回路を数式で解明しようとしていて、「より聞き手に伝わりやすいような説明ができるAIを作りたい」と話す。
マサチューセッツ工科大学の地下通路には巨大な壁画アートがあり、「AR技術」を使った遊び心が仕込まれている。独自開発したアプリをインストールしたスマホをアートにかざすと、アートが動き出す。生徒たちの活動資金は大学が提供してくれたという。
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大学内にはバナナが24時間食べ放題できる休憩スペースがあり、学生主体で運営している。勉強の合間を縫って、補充や陳列を行う。週3回の配達に分けて品質を管理し、食べ頃をコントロールして廃棄量を抑えている。日々の消費量は欠かさずに記録し、発注の際、前年同時期の消費量を参考にしている。食べられなくなったバナナは肥料としてリサイクルされる。また、スペースの一角では快眠をサポートし、コーヒーやココアが無料で飲み放題。活動資金は卒業生からの寄付で賄われているという。
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アポロ11号の月面着陸の際、管制官を務めたチャールズ・デューク、GPSを開発したブラッドフォード・パーキンソン、いずれもマサチューセッツ工科大学の卒業生である。ニコル・マクガーさんは同大学で宇宙服を研究し、スーツは動きに合わせて伸縮することで筋肉に負荷がかかる。これにより、無重力下でも筋力・骨密度の低下を防げるという。内蔵されたセンサーにより、地球の重力と同じ負荷がかかっているか、逐一確認できる。昨年、宇宙飛行士がスーツを着用し、実証実験が行われた。マクガーさんの夢は宇宙飛行士で、スーツ開発は夢の一部だという。昨年にはロケットチームを創設し、メンバーはマクガーさんも含めてネイティブアメリカンにルーツを持つ。現在、NASAのロケットコンテスト優勝を目指している。
エンディング映像。
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