- 出演者
- 野村真季 八木麻紗子 菅原知弘 福岡良子 丸田佳奈 浦林凛
簗前農水大臣の辞任劇が焦点となったきのうの参議院予算委員会。野党は高市早苗総理大臣のこれまでの対応を問題視した。辻元清美議員は「危機管理能力の欠如が指摘されている。簗前大臣の問題であると同時に総理の資質も問われていると思ったほうがいい」などと述べた。身内の自民党からも苦言を呈する声が。与野党から問われる高市総理の任命責任。野党は簗前大臣の参考人招致を求めたが自民党は拒否した。簗和生前農水大臣の道路予算カット発言が報じられたのは先月30日。当初高市総理は更迭を否定し、大臣を続投させる考えを示していた。今週事態は急転。衆議院選で支援者をシャトルバスで無料送迎したとする問題に加え、運動員の買収疑惑も浮上。農水大臣就任から1か月足らずで事実上の更迭となった。閣僚が不祥事で辞任するのは高市政権発足後初めて。簗氏の後任には武部新氏が起用された。
簗前大臣の予算カット発言で名前が上がった栃木県の那須烏山市では簗前大臣の事実上の更迭が決まる当日、簗前大臣に対し強く抗議する決議を臨時の市議会で可決した。相馬正典議長は「いろんな発言をされた中で、私も地元の人間として残念に思っている。あの発言があった以上やむを得ない」などと語った。道路予算の配分額について国交省に問い合わせていた簗前大臣。国交省は予算配分作業への影響はなかったとしているが、記録は残っていないという。記録を作成していないことについて内閣府のガイドラインを踏まえ、作成が必要ないと判断したと説明した井林辰憲国土交通大臣。行政文書に関するガイドラインでは意思決定の過程などを検証できるように原則として文書を作成しなければならないとしているが、事案が軽微なものは例外とし、単なる照会、問い合わせへの応答などをあげている。「軽微な事案」というのは厳格かつ限定的に解釈される必要があると定められている。今回のケースはどうだったのか、関西学院大学教授・渋谷和久は「単なる問い合わせで公表情報の範囲内で回答して終わりということであればメモにしない。今回がどういう状況だったかはわからない」などと話した。高市総理は荒れる国会を正常化へ導けるのか。
政治ジャーナリスト・田崎史郎を紹介した。
高市総理が簗氏を事実上更迭すると決めた舞台裏。荒波の中を進む高市政権の舵取りを船に見立てて解説した。高市総理がこのタイミングで事実上の更迭に踏み切った背景について、田崎は3つのポイントを上げた。野党が問責決議案の提出を検討、3連休で自民党内の空気感が変化、新たな疑惑報道。田崎が「政権側の今国会の最大の目標は消費税減税支援金法案の成立。来週火曜日に審議入りしなければいけない。15日までに後任を決めなきゃいけない。そうすると14日に辞めて皇居での認証式等は15日と。それで16日に間に合う」、丸田が「自分が気に入らない自治体予算をカットって発言してしまう議員を使い続けることのリスクは大きい。これだけ長引いたことによる損失は大きい」などとコメントした。
簗氏から予算をカットしたと名指しされた栃木県の那須烏山市議会が今週水曜日、簗氏に対して抗議決議を可決した。市民に対して説明する場を早急に設けるよう求めるとしている。立憲民主党などは簗前大臣の国会への参考人招致を要求しているが自民党が拒否。田崎が「国交省は組織防衛に走っている。ここで増やした減らしたと言うと過去も含めて洗い出さなきゃいけなくなって、国交省が予算配分してきたことが崩れてしまう。ないことにするほかない」、古坂大魔王が「まず何よりも早く国会審議を進めてほしい」などとコメントした。
閣僚に起用した裏金問題で不記載のあった議員に相次いで問題が発覚。簗和生前農水大臣は予算カット発言などで辞任。関芳弘文部科学大臣は議員会館で政治資金パーティーを開催し謝罪。野党などは任命責任を追及する構えを強めている。時事通信の世論調査では簗氏、関氏の大臣起用について「問題だと思う」「どちらかといえば問題」と答えた人が65.9%。高市内閣の支持率は42.4%で政権発足以来最低。簗氏の後任には武部新氏が決まった。田崎が「今回のことで自民党内で高市さんに対してさめざめとした目で見るようになっている。簗さんを選んだのは高市さん。内閣改造にあたって選挙に強い人を選ぶと言っていた。比例代表で当選した選挙で弱い人を選んでいる。自民党の人たちは不満を持っている。来年9月の自民党総裁選で林芳正前総務大臣が立候補し、戦いになったときにどういう形になって現れるか注目している」、辻田が「イメージコントロールが一つキーワードに。本来このような不適切な発言があれば早くクビにしても良かったはずだがやらなかったのは人事自体も一本釣りで、自分だからこそこういう決断ができるし、他の政治家とは違うことができるんだというそれもイメージコントロールだったんだと思う。イメージ先行であるがゆえに、逆に今回は人事面で大きな決断ができなかったか」などとコメントした。
スパイ容疑で拘束された北海道新聞の記者と面会するためモスクワにある拘置所を訪れた日本大使館領事部の関係者。面会は拒否された。13日、滞在先のホテルで拘束された記者。FSB・ロシア連邦保安庁はスパイ容疑で逮捕したと発表。ウクライナ侵攻への動員数や志願兵について情報を集め、日本の情報機関と接触していたとの主張だが明確な証拠は示されていない。ロシアにおいて外国人記者とはどんな存在なのか、元テレビ朝日モスクワ支局長・武隈喜一は「取材がやりづらかったことは覚えている。当時でも外国人の記者はスパイ視されている」などと語った。スパイ容疑で拘束されている男性記者。有罪となった場合10~20年の懲役が科される可能性もある。2023年、ロシア当局にスパイ容疑で逮捕されたウォール・ストリート・ジャーナルの記者はアメリカ政府の指示のもと軍事機密を収集していたとして懲役16年の判決が言い渡された。モスクワにあるレフォルトボ拘置所。旧ソ連時代にはスターリンによる大粛清で政治犯らを収容し、拷問などが行われた悪名高き拘置所。日本人記者は約2か月間の勾留が決まっている。今後ロシアはどんな対応をしてくるのか、テンプル大学・ジェームズ・ブラウン教授は「日本政府の反応次第。ロシアの要求に対して譲歩すればジャーナリストはもう少し早く日本に帰れる可能性がある」などと話した。
日ソ領事条約では面会は拘束から4日以内に行えるとされている。記者が拘束されたのは13日で、17日が規定された期間。日本時間きのう夜、モスクワの日本大使館領事部の職員などがロシア側と事前に調整した上で拘置所を訪問したが記者と面会できず。ロシア側は「記者の健康状態に問題はない」と説明。日本側は改めて抗議しつつ引き続き面会できるよう要請していくとしている。2023年にスパイ容疑で拘束されたアメリカのウォール・ストリート・ジャーナルのケルシコビッチ記者は拘束から2週間以上経って面会が実現。武隈は「ロシア側が面会にすぐに応じることはないだろう」と指摘。ロシアとしてはウクライナ支援の縮小や制裁解除など日本側から成果を引き出すまでは大きく進展しないのではないかとしている。丸田が「ロシアは日本に圧力を強めてきている。日本の防衛は尖閣や竹島、西側にシフトしているので北の防衛は弱くなっているとも言われる。拘束されているのは一般の日本人。我々のことと捉えてしっかり抗議していかなきゃいけないし、対処する必要がある」などとコメントした。
記者が拘束された北海道新聞はきのうの朝刊に編集局長が声明を掲載。「北海道新聞は政府から独立した報道機関。政府の指示に基づいて取材や情報収集を行うことはない」とスパイ容疑に反論。サハリン州に記者を駐在させていたことについては「ロシアのウクライナ侵攻後日ロ政府間の関係は悪化したがこうした時だからこそロシアに向き合い続けてきた新聞社が極東地域の状況や変化を伝える必要があると判断し、拠点を維持してきた」と説明。辻田が「裁判も非公開で、ものすごく重たい罪が科される。何もしないで手をこまねいているとそのルートにのってしまう可能性がある。なんとか解放されてほしい」などとコメントした。
日曜日、愛知県新城市に現れた成獣とみられるクマ。前脚を使って倒しているのは養蜂箱。今月に入りクマの目撃が相次いでいる愛知県。クマに襲われる被害も。日曜日、男性が自宅の玄関前で作業していたところ、目の前にクマが現れ男性を襲撃。右の眼球が破裂する大けがとなった。男性を襲ったクマは見つかっていない。全国でも増加するクマの人里での出没。新たなクマ対策になるかもしれないと注目されている秋田県立大学が開発を進める秋田犬ロボット「ハッチャン」。最新テクノロジーが詰め込まれているその機能とは。
今月に入り全国各地で増加するクマの出没。宮城県気仙沼市では市街地を駆け抜けるクマの姿が。クマ被害も各地で相次ぐ中、火曜日、秋田県立大学が発表したのは最先端技術を活用したクマ対策の研究成果。ひと際注目を集めたのは秋田犬ロボット「ハッチャン」。本物の犬そっくりに吠えることができるほか、クマ撃退スプレーを搭載できる。緩衝地帯を巡回させ、クマを見つけると他の機体と群れを作りクマを威嚇する。大学はクマの行動をAIに学習させることで将来的に人が操作しなくても対応できるシステムの構築を目指している。辻田が「これからの季節クマが出てくる。人間の対応だけじゃ限界がある。ロボットを活用して被害が減ればいい」などとコメントした。
本格的な秋を迎えるいま、全国の広い範囲で白いキノコが大繁殖している。都内の中心部などにも群生し、子どもたちが遊ぶ遊具のそばにも。毒キノコ「オオシロカラカサタケ」。誤って食べると悪寒や頭痛などの症状を引き起こす。火曜日には神戸市内に住む男子中学生が遊歩道に自生していたオオシロカラカサタケを食べて食中毒になり一時入院した。ことしは異例の長雨により全国で毒キノコが大量発生している。この時期人気の観光地でも。多くの登山客でにぎわう東京・高尾山。頂上付近の登山道近くに生えていたのはカエンタケ。高尾山では注意喚起の看板などを設置するほか、カエンタケを駆除するなど対策を行っている。さらに登山道を進み、見つけたのはツキヨタケ。厚生労働省によると嘔吐や腹痛などの症状が表れる。キノコ入門講座・長谷川明副代表は「一見問題なさそうに思えるキノコこそ注意が必要だ」と話す。丸田が「キノコの場合触るだけで有毒だったりとか、命に関わるものもあるんですけど解毒剤がないのが大半で、ほとんどが対症療法でしのぐしかない。確実な知識がない場合は食べないほうがいい」などとコメントした。
空を埋め尽くす無数の黒い影。月曜日、中国・河北省の市街地で確認された異様な光景。正体はカラス。住民からは「天変地異の前兆か」と不安を訴える声が殺到している。
月曜日、中国・河北省の市街地の上空を覆い尽くしたカラスの群れ。現地メディアによると日中えさを探しに出ていたカラスが気温の低下とともに暖かい寝床を求めて町に集まった可能性がある。3年前、遼寧省で撮影された映像。ホテルの屋上を占拠するカラスの大群が記録されていた。中国では秋から冬にかけて都市部でのカラスの群れの目撃情報が相次ぐ。
11日、異様な雰囲気に包まれるイギリス・リバプールのサッカースタジアム周辺。怒りの声の矛先はプレミアリーグ史上初の4連覇という功績を持つ強豪サッカークラブ「マンチェスター・シティ」に対して。10年近くにわたり多額のオイルマネーを隠蔽しながら選手を獲得するなど不正を働いていたという疑惑。先月プレミアリーグの独立調査委員会が114件の疑惑を有罪と判断。2008年、アブダビの王族で石油王の一人、シェイク・マンスールがマンチェスター・シティを買収。不正は2009年から始まったとみられている。9年間で不正に使われた金額は当時のレートに換算して約1300億円に上るとみられている。この問題は英国の政界にも飛び火。バーナム首相がチームを養護するような発言をしたことで癒着を疑われる事態に。マンチェスター・シティは今月1日、不服として控訴したが有罪が確定すればプレミアリーグから降格になる可能性がある。
ホワイトハウスの新たな顔として就任したばかりのザカリア報道官に浮上した経歴詐称疑惑。退任の裏にどんな事情があったのか。
ホワイトハウスの新たな顔となったザカリア報道官。火曜日に行われた初会見では発言のほとんどがトランプ大統領を称賛する内容。会見を15分で切り上げたことで適正を疑問視する声も上がっていた。ザカリア報道官に浮上した経歴詐称疑惑。トランプ大統領も「弁護士」と紹介し、本人も「弁護士」と名乗っていたが、司法試験に合格していないのではという疑惑が持ち上がった。FOXニュースのインタビューに答えたザカリア報道官は司法試験に合格していないことを認めたうえで資格が必要のない法律の専門家全般を指す「ロイヤー(弁護士)」と名乗ってきたと釈明。トランプ大統領はザカリア氏について報道官の仕事に向いていないのかもしれないと述べ、職務を続けるか考え直すよう伝えた。ホワイトハウスの当局者はANNの取材に対し、ザカリア報道官が退任する意向を示したと明らかにした。任命から1週間の退任劇。中間選挙を控えるトランプ氏にとっても影響は避けられない事態となった。
今週火曜日に埼玉県朝霞市で撮影された二重に虹がかかるダブルレインボー。雨と日差しの条件がそろわないと見られない。
気象情報を伝えた。台風30号はあすにも非常に強い勢力になる予想。世界の気象機関による数値のシミュレーション(ウェザーニュース)によると前半の予想は比較的そろっているが後半になるにつれて西に進むものと進路を北寄りに変えて日本に近づく予想とバラけている状況。
イーロン・マスク氏率いる電気自動車のテスラ社と宇宙開発のスペースXが共同開発した空飛ぶ車が発表された。マスク氏は「超高圧のエアタンクを備え、自動で空気を充填する」と強調するなどスペースXが持つロケット技術が活用されているとみられる。テスラによると現段階では販売する予定はない。
