- 出演者
- 豊島晋作 相内優香 長部稀
オープニング映像。
裏金問題の裏で積極財政派が勢いを失ったことで、財政規律派が力を得ようとしている。これにより、政府の財政政策も変わっていくと思われる。岸田政権は最大派閥の安倍派に配慮した経済政策を打ってきたが、より財政規律重視した政策を打ってくる可能性がある。今後の焦点は「骨太の方針」をめぐる攻防となる。
日銀は4月の地域経済報告「さくらリポート」を発表し、9つの地域のうち東北、北陸、関東甲信越、東海、近畿、中国、そして九州・沖縄の7つの地域で景気判断を引き下げた。認証不正問題を受けたダイハツ工業の生産停止などが影響しましたが短期的な下押し要因だとして全国的に景気は回復基調との判断は変わっていない。
連合はきょう春闘のおとといまでの集計結果を発表し、賃上げ率が平均で5.24%と33年ぶりの高い水準を維持していることを明らかにした。中小企業の賃上げ率は4.69%となっていて、去年の同じ時期の3.42%を大きく上回っている。
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- 日本労働組合総連合会
新しい製品やサービスなどを紹介していく。
サントリーは飲み物の中に3Dで絵が描ける新技術を開発。ロボットアームの先端に細い針があり、リコピンなどで色付けられたインクを注入する。インクをドリンクと同じ比重にすることで、インクがその場に留まる。サントリーの研究部門は独自の技術開発に力をいれていて、世界で初めて青いバラを製品化するなどしてきた。ベータ東京 渋谷では3Dドリンクについて、商談が始まった。
サントリーは飲み物の中に3Dで絵が描ける新技術を開発し、ベータ東京 渋谷では商談も始まった。店側は課題がある複雑案イラストを要望。期待に答えられるかは腕の見せ所である。
スタジオにも3Dドリンクが登場。技術が進めば、お酒やお茶で挑戦できる日もくるという。
日本の花王とアメリカのウォルト・ディズニーが「物言う株主」の存在に揺れている。直近では5年連続で最終赤字となっている花王は業績改善に向けて化粧品ブランドを減らすなど、構造改革を進めてきたが株価は3年ほど低迷してきた。香港系投資ファンドのオアシス・マネジメントはマーケティング経験のある社外取締役の起用などを要求し、株価は上昇。一方、ウォルト・ディズニーでは物言う株主のネルソン・ペルツ氏が要求した取締役交代案が否決されたが、株価は下落した。
飯田泰之氏は「花王の株価パフォーマンスが悪い状態が続いたのは確か。ただ、日用品・雑貨というコモディ化しやすいマーケット企業であること、改革の途上であることも勘案しなければならない。物言う株主にも変化が出てきている」などと話した。
アメリカでピックルボールというスポーツが急成長していて、ビジネスシーンでも活用され起業家などの間で人気となっている。きのう渋谷で行われた体験会ではスタートアップで働く50社の社員が集合した。わずかな練習でレベルが違う人でも試合ができる他、小さなコートのためプレイ中は会話もはずむ。イベントを主催したサンサンはビジネスパーソンの交流の場としてピックルボールに注目していて、今後コートの整備などにも乗り出したい考え。また、グローブブライドは今月からピックルボール事業に参入、米企業のラケットなどを輸入・販売する。
マーケットの最新情報を伝えた。
日本財団は、水素燃料電池を活用した船舶でCO2を排出せずに運航する実証実験に成功したと発表した。国内初のハイブリッド船で、10日から北九州市で観光船として活用される。
ロート製薬と三井物産はシンガポールにある漢方薬製造販売会社「ユーヤンサン」を約880億円で買収すると発表した。ユーヤンサンは1879年創業、東南アジアに約170店舗を展開している。
コニカミノルタは2025年3月末までに国内外のグループ全体で2400人規模の人員を削減すると発表した。オフィス向け機器の市場が縮小する中、余剰人員を減らして生産性向上を目指す。2025年3月期の連結決算で200億円前後の費用を計上する。
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グーグルが生成AIを活用した検索サービスを有料化する方向で検討していることが分かった。サブスクリプションサービスに特定のAI検索機能を盛り込むことなどを検討しているという。
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グーグルがAIによる検索サービスを有料化していくというニュースについて、飯田泰之氏は「提供するサービスをどのようにマネタイズしていくのかは大きな課題。今回のグーグルの決定は高度な知見を含む検索は課金など、分けていく戦略と思われる」などと話した。
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ブレイクスルーの番組宣伝。
イギリスの高級車メーカーであるアストンマーティンが東京・銀座に販売店をオープンする。服を買うように車を選んでほしいと銀座の地を選んだという。アストンマーティンの2023年の新車販売は東京がトップ。アストンマーティンの日本代表は「日本で成功したら全世界でも成功できる」と話した。