- 出演者
- 大久保佳代子 上田晋也 鈴木えみ ユージ バービー SHELLY 犬山紙子
今回のテーマは「性教育」。日本の中学校における性教育の時間は年間平均約3時間と諸外国と比較しても格段に少ない。近年、10代の予期せぬ妊娠の相談や、性被害にあう子どもが増加傾向にあり、文部科学省も子ども性暴力の加害者・被害者・傍観者にならないための教育が必要としている。街の声では「アフターピルについて知りたかった」などの声があった。
今回は小学校高学年から高校生くらいまでの子どもに向けた性教育について語る。ユージは長男には小学生の頃に性教育について話したという。SHELLYは娘に生理が来たら自分が通っている産婦人科に連れていって関係性を作り、母親に相談できなくても自分でプロに相談できるようにしておくことを考えていると話した。鈴木えみは娘が小さい頃からプライベートゾーンに関する絵本の読み聞かせをしていたという。性教育について、犬山紙子は「寝た子を起こすなではなくて、リスクを先に教えることが大切」と話した。
男女で性教育の内容を変えたほうがいいのかという疑問について、SHELLYは「男の子でも幼児の頃から生理のことはわかってていい、子どもの性別による決めつけを親側が持たずに教えるのがいい」と話した。バービーは娘が生まれたばかり。性教育についてはまだ決めていないが、自身の経験から女性の妊孕性や男性の生殖能力など、人生を歩むうえで考えるデータについては教えたいと話した。ユージは家に男性がいない環境で育ち、性に関しては遅れていて自身の体の変化についても誰にも相談できなかったと話した。
性的同意の話について、SHELLYは「お父さんからの方が重みがあると思う」と話した。ユージは10歳と9歳の娘がいるが、まだ性の話をしたことがなく、父からするべきではないと思っていたと話した。SHELLYは父親について、妻に対しての言葉遣いを気をつけること、娘に対してもそういうふうに扱って自己肯定感高くすることも性教育では大事なことと話した。
続いて、「小学生と中学生の子どもが見ている動画の中で性的なシーンが流れるとき、止めたほうがいいのか? 見せたうえで補足説明をした方がいいのか?」という悩みについて。
続いて、「小学生と中学生の子どもが見ている動画の中で性的なシーンが流れるとき、止めたほうがいいのか? 見せたうえで補足説明をした方がいいのか?」という悩みについて。犬山紙子はお風呂をのぞくシーンなどがあると、「こんなことダメだよね」と言って、逆に教材として小さいときから価値観や性的同意の大切さを教えるという。鈴木えみは娘とAVの話になり、「現実とは違う」と伝えたという。
「性交渉は何歳から?彼女としてみたいが断られる。でもしてみたい」という10代男性からの悩み。犬山紙子は「彼女が断っているならダメに決まっているのに、疑問が出る時点で性教育がなされていない。女性のリスクなど、まずは正しい知識を得てほしい」とした。日本では16歳未満の子どもに性的行為に関する意思決定などの能力はないとみなされ、性交同意年齢は16歳に規定されている。それぞれの意見を聞き、大久保佳代子は「中学生は未熟だし欲望に駆られる。周りの大人が教育して知識を与えてないとどっか行っちゃうと思う」と話した。
- キーワード
- 法務省
「人間研究所」の番組宣伝。
「霧尾ファンクラブ」の番組宣伝。
番組では皆さんからのお悩みを募集中と告知。詳しくは番組ホームページまで。
「性交同意年齢の16歳になる前の性交は止め方がいいのか?」という質問に、SHELLYは「関係性的に止めるはしない方がいい。本人に主導権を握っている意識をもたせるのは大切。“これはダメ”と守るよりも想像力を働かせて自分で“こういう人間になりたい”と思う意識を育ててあげるのが大事」と答えた。
「上田と女がDEEPに吠える夜」の次回予告。
オープニング映像。
エンディング映像。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」の次回予告。
エンディング映像。