- 出演者
- 浜野謙太(在日ファンク) 森田茉里恵
オープニング映像。日本の歌がなぜこんなに愛されているのか?、その答えを探して世界を旅する番組。今回の舞台はフィリピン。
フィリピン・メトロマニラで暮らし、大学で経営を学んでいるジェシーさん(21歳)は、J-POPへの愛はフィリピンナンバーワンと自負している。フィリピンで独自の進化と遂げたカラオケマシーン・ビデオケ。一家に一台と言われるほどフィリピンの人々はカラオケが大好き。ジェシーさんが日本の歌にハマったきっかけは友達の勧めで見たアニメ。ジェシーさんは現在、自身があげた歌唱動画を見た女性と付き合っている。その恋人・ジェイミーさんもJ-POPのファン。現在は遠距離恋愛中だという。
ジェシーさんが「スパークル[original ver.]」の歌を披露した。
フィリピンには愛する女性に歌で気持ちを伝えるハラナという伝統的な告白の文化があるという。
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フィリピン・セブに暮らすアレクサさん(23歳)は、日本の歌を死ぬまで歌い続けると話す。アレクサさんは普段、地元の語学学校で英語を教えている。セブは英語を学ぶ留学先としても人気で、数多くの日本人が訪れる。アレクサさんはアニメがきっかけで日本の歌を好きになり、シティポップなども聴くようになったという。アレクサさんは日本の歌を「まるで詩のようだ」と話す。この日、アレクサさんは墓地を訪れた。ここでは家のない人たちが墓地を管理する代わりに屋根付きのお墓に住んでいる。アレクサさんは墓地で暮らす子どもたちのためにボランティアで英語を教えている。英語だけでなく、日本の歌を歌う授業もある。
フィリピン・カオハガン島で暮らし、大学で貨物船について学んでいるジャスティンさん(22歳)は、島一番のJ-POP通。ジャスティンさんはCAOHAGANバンドを組んでいるが、全メンバー、日本の歌を歌うことができる。実は、このカオハガン島の実質的な所有者は崎山克彦さん(90歳)。崎山さんはダイビングで訪れたカオハガン島に一目惚れし、1987年に退職金をはたいてフィリピンに法人をつくって島を購入したという。島民たちは追い出されるのではないかと不安を感じていたが、崎山さんは島民と共に生きていくことを宣言。医療や教育の支援などを行った。崎山さんの存在もあってか、日本人観光客も増加。そのリクエストに応えようとした結果、カオハガン島の人たちはたくさんの日本の歌を歌えるようになったという。