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ジンバブエ南部の都市ブラワヨの35キロほど南にマトボの丘群はある。東京都ほどの広さが世界遺産になっている。マトボの岩の正体は花崗岩。地下深くから上昇してきたマグマが冷え花崗岩ができる。その後、浸食が進み地表に近づくに連れ上からの重みが減り膨張、割れ目ができ岩はサイコロ状に。隙間に雨水が染み込み風化が進むと脆い部分が崩れ祈願となる。
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- ブラワヨ(ジンバブエ)マトボの丘群
標高約1250メートルの丘の上、頂上近くの大きな岩陰の壁に岩陰が残されている。描いたのは元々この地域にいた狩猟採集民「サン」の人々。古くは1万3000年も前のものだという。サンの人々は動物などを描くことで力にあやかりたいと思い表現したと言われている。
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- マトボの丘群
奇岩の麓には野生動物がたくさん暮らしている。岩の麓には美しい水場もある。レンジャーがシロサイを見つけた。かつて角を狙った密猟などで激減したが今は大切に保護されている。
マトボの丘群の洞窟や岩陰に約1万3000年~2000年前までの岩絵が数多く残っている。岩絵を描いたのは元々この地に住んでいた狩猟採集民「サン」の人々。そこには彼らの日常の姿も。岩絵のある場所が約3000か所も見つかっている。サンの人々にとって洞窟や岩陰は住む場所であり同時に祈りの儀式の場であったと考えられている。
マトボには農耕民が定住するようになった。彼らはこの奇岩地帯を神聖な場所として尊びた。現在ここで暮らしているのは19世紀初頭にやってきたンデベレの人々。岩の麓に家を建て家族単位で暮らしている。彼らも農耕民。主食はトウモロコシ。
マトボはンデベレの人々にとっても聖なる土地。長老が連れて行ってくれたのは巨大な岩が作り出す聖なる岩陰。
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「世界遺産」の次回予告。
多くの命を守るマトボの奇岩。人にとっては大切な祈りの場だった。ンデベレの長老が連れて行ってくれたのは巨岩の岩陰。岩に祖先の霊や神が宿るとする彼らはここを祖先の儀式の場だったと考えている。
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