- 出演者
- 島本真衣 中居正広 劇団ひとり 岡本玲 古市憲寿 柳澤秀夫
オープニング映像。
連日日本でも報道されている中国のニュース。現在、中国の至る所で目にす異様な光景が、足場が組まれたまま作業がストップしている建設中に放置されたマンション。さらには超高層ビルや遊園地も。深刻は不動産不況が起こっている中国。 不動産最大手の碧桂園は、今年前半の収益の見通しを発表。赤字額は1兆園。さらに不動産大手の恒大集団は17日にニューヨークの裁判所に破産法の適用を申請した。直近の負債は約48兆円。中国の現状は1991年に日本のバブル崩壊、その後日本経済の手痛いと似ていて、中国にも日本病の兆しが現れていると警鐘を鳴らす専門家も。
中国のニュースが日本にどんな影響をもたらすのか。経済評論家の加谷珪一は、中国の経済規模は日本の約4倍弱だが、日本の大手の不動産会社は負債の規模は数兆円と考えると、この金額は相当大きいと説明。日本におけるバブルの崩壊みたいに考えて良いのかと聞かれ、私はそうじゃないかと思ってると回答。加谷はバブル崩壊について、バブル景気という好景気があり、面白いように不動産や株式が跳ね上がった時代で、ところがあまりにも高くなりすぎて政府も総量規制をして引き締めをしたりして、一気に不動産や株の価格が下がってしまったと説明した。不動産最大手の碧桂園が今年前半の赤字が最大1兆1000億円になる見通しだと発表した。加谷は、この金額はスカイツリーを27本分建てられる金額などと説明した。恒大集団は、NYの裁判所に破産法の適用を申請したと報道され、直近の負債額は約48兆円。
ANN中国総局長の冨坂範明が中国・北京から中継。都心の区で3LDK100平米くらいの物件が日本円で約2億円で東京よりは少し高めの物価設定だが、2年ほど前までは飛ぶように売れていたが、最近は価格がどんどん下がってきている状況、深刻な不動産不況とも言える状況が起きているという。たとえば天津市の高銀金融117は、117階建てで高さ597mの工事がストップしていて放置されていた。周辺のマンションでも工事がストップしていて、購入した人は4000万円ほど払ったのに入居できないと怒っていたという。中国・雲南省で建設途中のビル15棟が爆破解体された。中国ではコロナで景気が冷え込んだ時に金融緩和をしていて、一旦は不動産価格があがったが、習近平政権はその流れに制限をかけたため、不動産開発業者にお金が回らなくなり、経営危機の状況が起きているという。中国では新築マンションを工事完了前に前払いで買うのが慣例になっていて、お金を払ったけど戻ってこないことについて抗議デモも起きているという。中国政府は購入者に契約通りの物件を渡せるようちゃんとしなさいと地方政府や不動産業者に指示をしている状況だという。劇団ひとりは、投機目的じゃないといって規制をかけたがそしたらバブルが始めるのは予見できそうなものだけど何でそんなことをしたのか理解出来ないと話した。冨坂範明は、不動産業者に貸し付けている銀行に何処までダメージが及ぶか、あとは若者の失業率があがっていて、政府は先月まで発表してた若者の失業率の値を今月から発表しなくなった、などとポイントを説明した。
柳澤秀夫は、日本と中国で違うと思うのは、中国では投機を規制する政府がうった政策によってこういう状況になってきていて、それに対する国民の不満が何処に向くかで、政策の失敗だとなると、中国がどうなるのかという危機感があるなどと説明した。日本への影響について、加谷珪一は、多くの日本企業に業績悪化のおそれがあるという。加谷は中国のバブル崩壊後の不景気は、結構長引くんじゃないかと予想しているという。日本の輸出は中国向けが最大で約19兆円ほどあり、中国の方がよく買っている日本製品の企業の業績が悪化する可能性が出てくるのではと説明した。24日に中国政府は福島第一原発の処理水の海洋放出に伴い日本産水産物の輸入を全面禁止したことについて、古市はアメリカや日本の西側と呼ばれる国々と、中国やロシアの昔は東側と呼ばれた国が一時期は仲良かったのがちょっとまた距離が出始めていて、違う2つの世界が出来上がりつつある、そもそも経済圏が2個に分かれてしまう最中にあるじゃないかと語っていた。中国もこれから超少子高齢化になやまされるわけでその中で経済を復活させるのはなかなか難しい舵取りなんじゃないかと語った。
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今月21日、レギュラーガソリンの全国平均価格は1L当たり183円台に突入した。14週連続で値上がりしていて比較可能な1990年以降で過去最高値の185.1円が目前に迫っている。ガソリン代の値上げによって生活に関係するものが値上がりする可能性がある。運送料金や食料品など値上げの波が押し寄せるかも。
なぜこんなに高騰?いま知っておきたいガソリン代の仕組みと生活への影響を加谷珪一に解説してもらう。今月21日に資源エネルギー庁の調査によると1L当たり183.7円となり14週連続で値上がりしている。石川県在住の会社員は、片道6km車を通勤に使用していて45Lの給油を月に2回行うという。去年8月と現在を比較すると年間で約1万6400円増えることになる。比較可能な1990年以降の最高値は2008年の185.1円。加谷珪一がガソリン代の内訳を説明する。ガソリンスタンドでの価格が1L当たり180円と仮定すると、ガソリン税は53.8円、石油石炭税が2.8円。ガソリン本体価格は107.04円で企業のもうけも含まれる。ここからさらに消費税がかかる。アメリカだと日本より高いがヨーロッパは税金かかっているのでもうちょっと高かったり国によって状況は違うのだという。何故ガソリン代が値上がりしてしまったのか。加谷珪一によると原油価格高騰や円安の影響、さらにガソリン補助金削減などが原因だという。
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加谷珪一氏がガソリン代値上がりの原因と生活への影響について解説。ガソリン代値上がりの原因は6月から段階的に削減されている補助金の影響が大きい。石油元売り会社に支給していた補助金は今年9月末に終了する予定だが、岸田総理は9月末に期限を迎えるガソリン補助金の延長を検討すると発表している。加谷氏はガソリン代の値上げで物流コストが増加する可能性を指摘。農業機械に燃料を使用しているお米やハウス栽培に燃料を使用している野菜などの値上げが懸念されると語った。ガソリン代の値上げはタクシーや郵便物にも影響し、日本郵便は10月からゆうパックの基本運賃を平均約1割値上げすると発表している。加谷氏はガソリン販売価格比較サイト「gogo.gs」の利用を推奨した。
アンケート「外でイヤホン 何を聴いてるの?」。マイボスコム調べでは外で音楽を聴いている人は約7割。他にはプロのナレーターや俳優などが本を朗読する「聴く読書」オーディオブックなどを楽しむ人もいるとのこと。
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今年の夏の高校野球は慶応の107年ぶりの優勝で幕を閉じた。慶応の応援の大きさが賛否を呼んでいるが、慶大OBの古市さんは「応援スゴイって言われるけど慶応の人はいつもの慶応の応援だって言ってました」と証言した。
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今回のプロは腸活・腸内環境に詳しい先生・桐村里紗さん。桐村先生は腸内環境を整えることで様々な病気を防ぐだけでなく、美肌などの効果も期待できると説明し、健康食に使う食材の頭文字をつなげた「まごわやさしい」を紹介。「豆類」「ごま」「わかめ」「野菜」「魚」「しいたけ」「いも」の頭文字を繋げたもので、食物繊維が含まれている日本の伝統食材が並んでいる。桐村先生は「昔ながらの和食の食べ方は腸にもよかった」と語った。また、砂糖のとりすぎは厳禁で腸内にカビが発生する可能性があると注意を促した。
FIBAバスケットボールワールドカップ2023が開幕した。