- 出演者
- 中居正広 若林有子 長澤まさみ 西島秀俊 松坂桃李 三谷幸喜 遠藤憲一
今夜の金スマは、豪華俳優陣が集結、同業さんいらっしゃい!長澤まさみ・西島秀俊・松坂桃李・遠藤憲一・三谷幸喜が一同に介し、役作りのこだわりや仕事の流儀など本音をぶっちゃけトークする。
オープニングトーク。中居正広が、イケメン・おじさん・イケメン・おじさんでいいですねとキャストを指差し、三谷幸喜がそういうセリフがあると説明した。
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- スオミの話をしよう
松坂桃李は、侍戦隊シンケンジャーで主役に抜擢されイケメン俳優としてブレイクを果たす。近年は2年連続で日本アカデミー賞最優秀賞を受賞し、俳優として確固たる地位を築いている。松坂桃李の今さら聞きづらい話は、ぶっちゃけ台本どう覚えていますか?長澤まさみは何回も読んで覚えると答え、大竹しのぶは写真みたいに気持ちで覚えるなどとコメントした。西島秀俊は、映画で感情を込めずに読んで録音した時にすごく入る時があり、自分の声を感情込めずに入れて聞くなどと話した。三谷幸喜は、僕の台本は覚えやすいなどとコメントした。
三谷幸喜は、説明セリフは書かないようにしているし、その時の感情がセリフになるのは好きなどとコメントした。また、段田安則が覚えにくいセリフほどそこに何かヒントがあると話していたと話した。言い方を変えられると嫌な気持ちになるかを聞かれると、自由に喋ったほうがリアルでいいと思うがてにをはを変えられちゃうとちょっとなどと答えた。
西島秀俊は大学を中退し役者の道に進み、TBS初出演は木曜日の食卓。その後数々の作品で主演となり、2021年には主演映画が米アカデミー賞で日本映画初の4部門にノミネートされた。西島秀俊の今さら聞きづらい話は、撮影中お腹が鳴るのをどう誤魔化してますか?西島秀俊は、お腹が鳴っているのは誰か聞かれた時に挙手して録音部さんに俺だけじゃないですよと言ったら分かってると返事をされたエピソードなどを話した。
長澤まさみは、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞も獲得した。長澤まさみの今さら聞きづらい話は、仕事が終わった後興奮して眠れない、寝るまでのルーティンどうしてますか?松坂桃李は、睡眠というよりは休憩と捉えて寝られないのでそのままいききりますなどとコメントした。遠藤憲一は撮影初日の前日が眠れないと言い、あと移動中が寝られないなどと話した。西島秀俊は、寝られない感じもこの役にとってはいいんだと思い込んでやってますなどとコメントした。
大竹さんは「寝てる時も役で寝ているんじゃないかな。ヘレン・ケラーに言葉を教える時には2ヶ月間寝てても手話をした」などと話した。
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- つかこうへいヘレン・アダムス・ケラー
西島さんがこの人スゴイ!と思った役者は藤田まことさんだった。藤田さんの役者を見定める力に凄さを感じたという。西島さんは「(藤田さんは)いろんな事を感じてやられている」などと話した。藤田さんからの「本業をゆったりと」が金言になっているとのこと。
松坂さんはスゴイと思った役者で役所広司さんを挙げた。松坂さんは役所さんについて「吸い込まれそうになる」などと話した。
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長澤まさみがスゴイと思う4人の役者を紹介した。1人目は緒形拳。長澤さんは緒形さんから「大きくなりなさいね」ともらったという。2人目は夏帆。 長澤さんは「いろんな話を聞いてもらったり相談したりする」などと話した。3人目は松たか子。長澤さんは集中力を切らさず涙を見せる松に感銘を受けたという。4人目は山田孝之。ストイックな姿勢に感銘を受けたとのこと。遠藤さんは長澤さんに「憲一って呼んで」って言ったらドン引いてたよねなどと話した。
遠藤憲一が影響を受けた役者マーロン・ブランドを紹介。二度のアカデミー賞主演男優賞に輝くなど、1950年代の若者たちに圧倒的な支持を得た。遠藤憲一は「ゴッドファーザーの映画を見て、マーロン・ブランドの所に息子が殺されたと報告が来た場面で、マーロン・ブランドは芝居でほぼ何もしなかったのに悲しさが伝わってきた。その時に心が定まっていれば何もしなくても伝わるんだと思った。」などと話した。
三谷幸喜がスゴイと思った役者「田中邦衛」を紹介。ドラマ「北の国から」を始め、数々の人気作品に出演。紫綬褒章や旭日小綬章も受賞した。三谷幸喜は「どんなに遠くても2~3時間かけて現場に歩いてこられる。ロケの待ち時間に田中邦衛が銭湯に行き、時間で助監督が呼びに行ったら銭湯の中で全裸でサイン会を始めていた。それくらい飾らない方。」などと話した。
松坂桃李のターニングポイント「樹木希林との出会い」を紹介。ターニングポイントとなったのは2012年に公開された松永桃李初主演の映画「ツナグ」。死んだ人との再会を仲介する能力を祖母から引き継いだ高校生が様々な依頼者と出会い成長していくヒューマンドラマ。松坂桃李は「初めての単独主演で緊張してセリフも全然出てこない状況だった。次の日から希林さんに呼び出しをされ、”私セリフ覚え悪いから一緒に付き合ってくれる”と言われた。最後クランクアップの直前に”謙虚に人の世話になりなさい”という言葉を頂いた。」などと話した。
遠藤憲一のターニングポイント「三池崇史監督との出会い」を紹介。遠藤憲一は「共演者から三池監督の話をされたが、自分は呼ばれたことがなかった。ある役者の結婚式で三池監督が現れた際に、”俺なんで使わねーの”とやってしまった。その結果、1週間後に映画『天国から来た男たち』のオファーが来た。映画ではうんこをしながら喋る演技をした。」などと話した。
西島秀俊さんのターニングポイントは「北野武監督との出会い」。2002年に公開された映画「Dolls」のオーディションで主演に抜擢され、それ以降仕事のオファーが殺到するようになったという。西島さんは「1分で出演が決まったので人生は一瞬で変わると思った」などと話した。
三谷幸喜さんのターニングポイントは舞台「ショウ・マスト・ゴー・オン」。公演期間中に欠席した役者さんの代役を三谷さんが務めることになって、その時に三谷さんは「役者ってこんなに大変なんだ」と思ったという。
長澤まさみさんののターニングポイントは舞台「紫式部ダイアリー」。斉藤由貴さんとの2人芝居の舞台で、長澤さんは最初台詞の量に圧倒されたというが、脚本・演出を手掛けた三谷幸喜さんとの稽古の中で「芝居に没頭・集中して積み上げていく面白さを知ってためになった」などと話した。
異なる役を演じ分ける俳優。 長澤まさみの役作り。役柄がどんな人物なのか想像しノートに書いて掘り下げるとのこと。三谷さんは古畑任三郎の最初の方で、田村正和さんは履歴書はいらないと言った。長澤まさみさんは「スオミの話をしよう」では五役を演じた。西島秀俊の役作りとは。本職の人に取材したという。