- 出演者
- 秋山竜次（ロバート） 岡田准一 仲里依紗
今回、羽田空港をロケする。年間で約8600万人が利用し、来年に開港から95周年を迎える。また、空港の清潔さ部門で10年連続の世界1位など、複数の部門で世界1位に輝く。
JALではカウンターに並ばず、セルフで手荷物を預けるサービスが拡大している。繁忙期には30分の待ち時間を要したが、自動出荷預け機なら5分で済むという。このセルフ 手荷物チェックイン、搬送システムを手掛けたのがDAIFUKUで、2030年に売上高1兆円という目標を掲げる。
羽田空港に預けられた手荷物をすべて監視するDAIFUKUのコントロールルームがあり、岡田らが入室した。荷物が振り分けられるエリアの広さはサッカーグラウンドの約1.5倍。荷物が積載されるトレーそれぞれにICチップが埋め込まれ、リアルタイムで荷物を追跡・監視できる。
預けた手荷物は係員が手作業でコンテナに積載し、各飛行機へと運ばれていく。世界では手荷物をぞんざいに扱う係員がいるなか、JALのスタッフによるハンドリング作業は熟練の職人芸だと称される。
岡田らは地上で「エアバスA350」を間近で見る機会に恵まれ、貨物室にも入った。コンテナの一部がやや欠けた形状をしているのは飛行機の形状に合わせているため。
旅客機のエンジンは前進するために最適化され、後退機能がない。そのため、トーイングカーが誘導路まで機体を押していく。今回、岡田准一がトーイングカーに試乗し、グランドハンドリングスタッフの職人芸を目の当たりにした。秋山らは沖縄へと向かう機体をお見送り。
出発が近づいているということで、手伝いが必要な乗客の有無などを確認するブリーフィングが行われていた。先日、機内でキャラクターの動画を子どもが観ていたところ、機内アナウンスのため再生がストップし、子どもが泣き出してしまった。客室乗務員が飲み物にキャラクターの絵を描いてみせ、子どもは笑顔になったという。
ブリーフィングルームには出発前の機長、副操縦士が集まっていた。近年は女性パイロットも増え、JALでは50名以上の女性が活躍している。また、飛行機の免許証は複数あり、副操縦士の場合は7個。また、空港で会う子どもに渡すため、パイロットはシールを携帯している。
秋山は羽田空港を利用した際、第1ターミナルのうちのたまご 羽田直売所で食事したという。9月には第1ターミナルのフードコート「Sora Chika」が32年ぶりにリニューアルした。くろぎの店主がプロデュースするとんかつ専門店をはじめ、話題のお店が軒を連ねる。岡田らは自動販売機で、博多華丸・大吉や王貞治氏が好きならるきぃの「ぺぺたま」などを発見。
グルメ24 自販機レストランは朝5時から深夜0時まで営業している。麺処 晴、中華蕎麦 とみ田など人気店のラーメンが90秒で食べられるといい、岡田はとみ田の「濃厚豚骨魚介ラーメン」を注文。
「JAL SKY MUSEUM」ではJALの歴史や飛行機の仕事を学ぶことができ、見学は予約制ながら数分で埋まってしまうほど。歴代の制服も展示され、4代目の制服を手掛けたのは森英恵さん。5代目はミニスカートが特徴で、70年代はミニスカートの女王と謳われたツイッギーの来日などブームだった。6代目はドラマ「スチュワーデス物語」で使われた。秋山は90年に放送された「トップスチュワーデス物語」に言及。11代目が最新の制服となっている。ビートルズが来日の際、JALの飛行機を利用した。客室乗務員が「法被を着ていただけると、日本のファンが喜びます」と話すと、メンバーは快諾したという。JALは大谷翔平とともに若者を応援するプロジェクトを行っていて、高校からメジャートップ選手になるまでの総移動距離分の航空券をチケットしている。
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2010年、JALが経営破綻。その後、京セラ・KDDIの創業者である稲盛和夫氏が会長に就任し、わずか1年で1800億円の営業利益を記録。2年8ヶ月後には再上場を果たした。まず、社員の意識改革のため、経営理念などをまとめたフィロソフィが作られた。
仲里依紗のプロフィールを紹介。14歳の時、「ちゃお」のモデルオーディションで特別賞に輝き、事務所に所属した。細田守監督のアニメ映画「時をかける少女」のオーディションではセリフを間違えていたものの、「おバカさが主人公にピッタリ」と合格したという。実写版でも主演を務め、夫となる中尾明慶と初共演した。YouTubeチャンネルを開設し、コロナ禍ではハローキティに扮している。24年には映画監督に初挑戦したが、「秋山さんが主演ならばやります」と条件を出していたという。セリフが一言もなかったのがかえって難しく、秋山は仲の演技プランを忠実に従ったという。
一行は格納庫を歩き、「ボーイング777-300」などを仰ぎ見た。
岡田らはJALの国際線最新主力機「エアバスA350-1000」に搭乗することになったが、津田篤宏は別仕事があるために退席した。その後、一行はハイテク化されたコックピットへ。計器はアナログからデジタルに一新されている。続いて、最新のファーストクラスを訪れた。機内食は前菜からメインディッシュまでフルコースとなっていて、岡田らが試食した。
「エアバスA350-1000」のファーストクラスを利用し、羽田からニューヨークまで片道約150万円。
JALのエコノミークラスはとにかく広く、座席まわりの機内設備の配置を工夫することで足元が広い。シートが最初から倒れていて、離着陸時も快適だという。機内食は日本料理「一本杉 川嶋」など一流店が監修。
秋山、仲里依紗が「新年早々 不適切にもほどがある！」を告知した。