- 出演者
- 秋山竜次(ロバート) 岡田准一
(オープニング)
今夜は...
今さら日本刀
ふなっしーから学ぶ日本刀の魅力
ふなっしーは日本刀の聖地とされる岡山・長船町で刀剣展を催した。多くの日本刀を所有し、高いものだと刀匠・粟田口国吉の作品で1500万円にのぼる。後世へ継承するべき美術品だという。明治初期の武士を描いた配信ドラマで主演、プロデューサーなどを務めた岡田准一も日本刀を持っていて、刀身を見たふなっしーは脱帽した。熱した玉鋼を叩く、折り曲げる、重ねるを繰り返すことで約3万の層ができ、最終的に地金となってあらわれるが、作られた時代、作者がわかるという。江戸時代を代表する名工が長曽祢虎徹興里 。「懐宝剣尺」で刀の切れ味ランキングが紹介されているが、虎徹の刀は最上位。
平安時代から南北朝時代にかけて太刀が使われていた。馬乗では長い刀、室町時代以降の集団戦では刀は短かった。人間国宝の刀匠を父に持つ宮入小左衛門行平氏は高倉健と親交があり、高倉は宮入氏の仕事を見学したこともあった。没後、高倉が所有していた8振の日本刀は鉄の展示館に所蔵されている。秋山竜次の父親は大の高倉好きで、いつか会えるかもと高倉の利用するホテルによく泊まっていたという。
高倉健は鎌倉時代末期の刀匠である則重の作品を所有していた。生前、高倉は生命力を高める1つの道具として日本刀を愛でていたという。岡田准一は「日本刀を武器として扱うのは最後の手段だったとされる」と語った。
宮入小左衛門行平氏によると、400人いた刀鍛冶は今は200人未満だといい、「多くの方に刀に興味を持って貰いたい」と語った。岡田准一はネット配信ドラマに言及し、時代劇の入口を作りたかったという。
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(エンディング)
次回予告
「今さらシロー!〜テストに出ないが役に立つ〜」の番組宣伝。
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