- 出演者
- 石丸幹二 坂下千里子 松本明子
今日のゲンキの時間のテーマは「新・湯治」。環境省がPRをすすめている健康法で、温泉に浸かることはもちろん温泉周辺の歴史文化や食・自然を体験してもらうような温泉地全体を楽しんで心身ともに健康になっていくというもの。温泉旅行をした1万人を超える人を対象に行なった調査によると、温泉にだけ浸かるより観光や登山なども楽しんだ方がより健康効果が得られる事がわかったさらに短い期間でも十分な効果があることがわかったという（出典：環境省全国「新・湯治」効果測定調査プロジェクト3ヵ年調査結果（平成30年度-令和2年度）概要報告）。
オープニング映像。
石丸も坂下も温泉が好きだというが、坂下はサウナにもハマっているといい温泉は家族で行ったりするという。
最初の新・湯治プランは「温泉地で観光を満喫！」。まずロッチがやってきたのは神奈川・箱根町の箱根園水族館。2人には特殊な計測器を取り付けて本当に癒やされているかチェックした。コツメカワウソと直接触れ合ったところ、数秒でコカドが癒やされ始めた。早坂先生によると、動物との触れ合いはオキシトシンの量が増えるためストレスの軽減につながるという。
続いてのプランは「いよいよ温泉！」。早坂先生によると、温泉旅行を計画するとその時点でワクワクするが、そのワクワクが転地効果をより高めてくれるという。今回やってきたのは「きのくにや旅館」。この旅館では優しいお湯と刺激の強いお湯の2つの温泉が楽しめるという。ここで「旅館に着いたらまず何をした方が良い？」というクイズが出題された。
旅館に着いたらまず何をした方が良い？Aはすぐ温泉に入る・Bは一休みする。より健康的なのは、Bの一休みする。身体を動かした直後は疲労物質を筋肉から流さなくてはいけない。このタイミングで温泉に入ると、血液が皮膚の表面に集まり疲労物質が流されにくくなる。結果として疲労が回復しにくくなる。
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温泉に入る前にお茶や茶菓子を食べるのはどうなのか。緑茶に多く含まれるカテキンには、免疫力アップや脂肪燃焼効果がある。温泉に入ると血流促進効果で吸収力が7倍アップする。茶菓子は疲労時の低血糖を防ぎ、立ちくらみやのぼせ防止につながる。
泉質は、単純硫黄温泉と書かれている。硫黄は比較的身体にとって刺激が強いことが多い。きのくにやには硫黄温泉のほかにも無臭・無色透明の温泉がある。身体が疲れている時にオススメの泉質は？Aは硫黄臭・白濁、Bは無臭・無色透明。
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身体が疲れている時にオススメの泉質は？Aは硫黄臭・白濁、Bは無臭・無色透明。正解はB。硫黄泉は刺激が強く交感神経を刺激して疲れてしまう場合がある。元気な方は硫黄泉などの泉質が強い温泉でも大丈夫だが、疲れていたりぐったりしている方は優しい無色透明の温泉がオススメ。硫黄泉は、神経痛・関節痛・冷え性・五十肩などに効果がある。
かけゆは心臓に遠いところからかけると、血圧の急な上昇を防げる。冷たいタオルを頭に乗せるとのぼせ対策になる。額とか鼻の頭に汗をかいたら1回でると、体温が約0.5℃上がってきてちょうどよい体温の上がり具合になる。欲張ると逆に疲れて疲労回復にならない。立ち上がる前に冷たいタオルで顔を拭くと、血管が収縮して立ちくらみの予防になる。
食後すぐ入浴してしまうと血液が皮膚の表面に集まり、内臓の血液が減ってしまい消化不良を起こす場合がある。入浴は食後30分以降がベスト。起床後は脱水状態の場合があるため、コップ一杯の水を飲んで30分後に入る。
自然薯農家レストラン 山薬 宮城野は直営農場で栽培された自然薯料理が名物のレストランである。非接触型のシステムで2人は店1番の人気メニューを注文した。自然薯の健康効果はジオスゲニンが多い。若さの維持やホルモンバランスに関係しているDHEAという若返りホルモンを増やす役割がある。アルゲニンが多く動脈硬化・心筋梗塞の予防にも効果的である。ペクチンは腸内の善玉菌を増やし免疫力を高める効果がある。
太閤湯は豊臣秀吉とゆかりのある温泉で小田原城攻めの際に家臣たちと入って疲れを癒やしたと言われる秘湯である。管理人はネパール出身の方で近くの旅館で働いていたところ2年前に縁あって管理人を務めることになった。泉質はナトリウム塩化物泉で食塩がたくさん入っている温泉である。保温効果を高める。
太閤湯ならではの温泉の入り方は窓から自然をみて休憩してまた入る。
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