- 出演者
- 石丸幹二 坂下千里子 滝裕可里
オープニング映像。
濃い味付けが好きな人ほど、沼味覚になっている可能性が高い恐れ。出演者らもこれに該当する恐れ。
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- 生活習慣病
濃い味付けが好きだというゲスト2人の食生活を監視。麻倉は昼にサンドイッチを完食、食後にはケーキも食べた。毎日欠かさず3時のおやつは食べるそうで、調子がいい日にはアイスも食べるそう。
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- 日本人間ドック学会 ホームページ
味というのは、下にある味蕾細胞で感じ取り、その情報が神経を伝わって脳に送られる。種類は甘味、塩味など5種。中でも甘味は、過剰摂取で脳に幸せホルモン「セロトニン」が分泌されることから、「マイルドドラッグ」とも呼ばれる。糖質はエネルギー源となる大切な栄養素だが、撮りすぎれば余分な中性脂肪に。肥満や動脈硬化などの恐れも。
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- 動脈硬化
ゲストの中村の食生活を監視。唐揚げに塩コショウをまんべんなくかける様子を見て、医師は「塩分が多すぎ」と警鐘を鳴らす。塩味は脳が依存しやすいもの。
味覚における塩味は、ナトリウムなどのミネラルに多い味。筋肉の動きを助ける要素でも大切な働きを担うため、本能的に脳は「しょっぱいものが食べたい」と求めるため、依存もしやすい。近年では、塩分摂取量が多いほどBMI数値が高いということもデータで証明されている。
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- 日本人間ドック学会 ホームページ
脳が甘味や塩味に依存してしまう「沼味覚」。塩味は依存性は有るものの、食べ続ければやがて脳が満足。甘味はその満足感を薄れさせる効果があり、2種を食べ続けることで負の連鎖に。濃い味を食べ続ければ脳は満足しにくくなり、食べたい欲求はより強くなる一方。やがては過剰摂取にも。糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病のリスクも高まる恐れ。
「沼味覚」にはまっている自覚があるという坂下。石丸は寿司を食べる際、追い醤油をしてしまうことがあるそう。坂下はサラダを食べる際などに追いドレッシングをするそう。専門家いわく、食欲は目の前の食事に集中すれば満足感が高まる。ながら食べでは脳が満足しにくくなり、余計に食べすぎてしまう恐れも。
加齢や喫煙、過度の飲酒なども「沼味覚」の原因の1つ。舌の味蕾が衰え、味を感じにくくなることも。
肥満や生活習慣病につながる、濃い味がもたらす「沼味覚」。原因である甘味・塩味からの誘惑を断つには、ポン酢などの酸味が有用。
酸味には素材本来の味を引き出す働きがある。少量の甘味や塩味でも、脳は十分に満足するため、過剰摂取の回避にもつながる。
旨味には素材の味を引き立ててコクと深みを出す作用がある。甘味や塩味に頼らずとも脳が満足するため、肥満予防につながるとされる。旨味を感じにくい人には肥満体型が多いとのデータも。専門家によれば、冷奴に多めの鰹節をかける食べ方がおすすめ。塩分量は0.8gダウン。ドレッシングを減らした鰹節サラダなどもオススメ。舌の味蕾細胞は1週間から10日ほどで生まれ変わるため、その期間だけでも酸味や旨味を取り入れれば、甘味や塩味の過剰摂取からの脱却が見込まれる。
酢に含まれる酸味には、塩味を減らしても脳を満足させる効果があり、過剰摂取対策に有用。また、脳は嗅覚からも刺激を受けて満足感を得ているため、強い香りを持つ食材をアクセントに使うことで、塩味や甘味がなくても脳の満足度が高くなる。
「健康カプセル!ゲンキの時間」の次回予告。
エンディング映像。
「がっちりマンデー!!」の番組宣伝。