- 出演者
- 石丸幹二 坂下千里子 久本雅美
梅雨の時期、湿度の高まりから食欲不振や気分の落ち込み、頭痛などの症状を引き起こすとが。今回、2人の専門家にその対策を聞く。「今日からできるカビ対策」「消防隊に学ぶ!熱中症対策」なども紹介。
オープニング映像。
高すぎる湿度が人に悪影響を与えるのは、体感的に暑く感じやすいから。掻いた汗を蒸発する際に温度を下げる「気化熱」も発生しにくくなり、汗が全身にまとわりつく感覚に。これが自律神経の乱れに繋がり、梅雨型熱中症など引き起こす恐れ。
梅雨の時期は湿度が高く、ホコリなどを好むカビが発生するリスクも高まる。これを吸い込むことにより夏型過敏性肺炎を発症することも。せきや発熱などの症状が出るほか、家の中にいる時のみ症状が出るという特徴も。
- キーワード
- 夏型過敏性肺炎
梅雨の時期は湿度が高く、ホコリなどを好むカビが発生するリスクも高まる。家の中で発生しやすいのは、結露がつきやすいカーテン、水やりで湿度が上がりやすい観葉植物、湿気が多い部屋干し中のハンガーなど。対策として有効なのはサーキュレーター。上向きに回すと湿度の高まりを防ぎ、カビの予防につながるという。湿度の高まりで体内に熱がこもり、頭痛や熱中症など引き起こすことも。
梅雨の時期、オススメの服装は長袖・長ズボン。汗を吸うことで体温が下がりやすいんだそう。半袖を着る場合はこまめに汗を拭いたほうが良いが、拭きすぎると汗を取りすぎてしまうことも。オススメはウェットティッシュや濡れタオル。
東京・豊島消防署ではこの時期、熱中症予防につながる暑熱順化トレーニングが行われている。暑熱順化とは暑さに体を慣らすこと。慣れておけば同じ運動でも汗がかきやすくなる。これがうまくいっていないと熱中症になる可能性。汗の主成分ナトリウムは体にとって必要なものであり、汗で放出され過ぎれば夏バテにつながる可能性。
熱中症予防に重要とされる暑熱順化トレーニング。暑熱順化がうまくいけば汗に含まれるナトリウムの減少が抑えられ、夏に強い体が出来上がるという。無理せず少しずつ運動負荷を揚げていくだけでも効果的なんだそう。湯船に入って汗をかくことも有用。
- キーワード
- 暑熱順化
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