- 出演者
- 大浜平太郎 児嶋一哉(アンジャッシュ) 伊沢拓司
オープニング映像。
世界190の国と地域で事業を展開する日立製作所。グループ全体の売り上げは9兆円を超え、従業員は世界で28万人。グローバルコミュニケーション部長・森田将孝さんは新聞記者の経歴を持ち第三者的な目線が役立っている。東レは国内外に308のグループ会社があり売上高は2兆5633億円。広報室長・松村俊紀さんは数々の企業と向き合った経験から導き出した哲学がある。広報で大事なことは“逃げないこと”。Uber Japanの広報・今井久美子さんはこれまでサービス業やIT企業で広報を務めてきた。危機管理コンサルタントの山見博康さんは企業や団体に向け様々な対応策を発信している。これまでに「危機管理広報大全」など26冊の本を執筆している。
2017年、東レはタイヤの補強材など品質データの改ざんが発覚。東レの子会社が起こした問題で、広報室長として最前線で対応したのが松村さんだった。過去の他社の事例を調べ台本を作り模擬会見を実施。東レが起こした初の不祥事だったため社長が会見をおこなう判断となった。山見さん教えるが7つの直。トップへ直報・現場へ直行・事態を直視など。
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伊沢が“記者会見”をお題にうんちくを披露。2023年にロボットによる記者会見がスイスで行われ、人間を攻撃しないかなどの質問が交わされた。2017年に日立グループはWannaCryによるサイバー攻撃を受け、ネットが使えなくなりFAXなどで連絡を取り合った。当初は会見を開かなかったがSNS上にお詫びのFAXが投稿されサイバー攻撃が明るみなった。その後、社内で対応部署などを決め発表した。森田さんは「メディアが求める情報をタイムリーに出せるかが勝負」と話す。
去年の夏、Uber Eatsで注文された商品が大量に放置され、SNSで投稿され公となった。Uber側はメディアに事実関係を説明し対応。メールでは誤解が生じるため電話で相手側に説明した。Uberがリスク軽減のためにおこなっていることが「リスクの火種を共有し合う 空気を社内につくる」。
児嶋が印象に残ったのは「詐欺と闘う専門家」の回。伊沢は「“4大”経済誌の編集長」の回を挙げた。
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「円卓コンフィデンシャル」の次回予告。