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列島ニュースアップ
能登の豪雨1か月 ボランティア 新たな風
二重被災の能登半島に吹く、ボランティアの新たな風。発災9か月のボランティア活動数(全国社会福祉協議会の統計をもとに作成):能登半島地震(石川。延べ13万人)、東日本大震災(岩手、宮城、福島。延べ93万人)。
神戸発 “誰もができる” 能登のボランティアとは
石川県七尾・中島町に神戸から来たボランティアなど50人が集まった。ボランティア初参加・石切山蘭さんが能登に関心を持ったきっかけは推しのロックバンド・MAN WITH A MISSIONだったという。石切山蘭さんは「リーダー・トーキョータナカさんがボランティアを積極的に石川県でやってて、自分も何かやってみたいな」とコメント。初心者のボランティアを積極的に募集するのは神戸のNGO団体・CODE海外災援助市民センター・吉椿雅道事務局長。阪神淡路大震災から災害支援を続けている。吉椿さんはSNSで動画を発信し、ボランティア経験がなくても力になれることを呼びかけている。
“自分たちにできること” 地元ボランティア団体が誕生
石川・能登町ではボランティアたちが被災した住民の引っ越しを手伝っていた。能登町在住・脊戸郁弥さんは地元ボランティア団体・楽猿を立ち上げた。メンバーのほとんどは能登町内の住民。地元のネットワークを生かし依頼者を探し、ボランティアに出向いている。大切にしているのは、地元に眠る力を掘り起こすことだという。大きな特徴は、子ども連れのボランティアを積極的に受け入れていること。地元ボランティア団体楽猿・脊戸郁弥代表は「“みんなで楽しく復興”したいと思っているので、作業すらも楽しく感じられる空気づくりを意識してやっています」とコメント。ボランティア登録は石川県特設サイトからすることができる。
(気象情報)
気象情報
気象情報を伝えた。