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現在放送中の「連続テレビ小説 ばけばけ」で主人公のモデルとなった小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)。ギリシャに生まれ、世界各地で暮らしたのち40歳で英語教師として松江に移住。日本の文化や伝承などに着想を得た作品を残した。北陸を訪れたことは一度もないが、その面影が残っている場所がある。番組では、ドラマに出演する佐野史郎がその八雲ゆかりの地を巡る。
オープニング映像。
「連続テレビ小説 ばけばけ」に島根県知事役で出演、島根県出身で小泉八雲作品の朗読劇を演じるなどしてきた佐野史郎が北陸旅。やってきたのは富山大学。附属図書館には八雲の資料が2400点以上。英訳版「古事記」は貴重な蔵書。八雲が1890年に横浜で買ったとされるもの。この本との出会いで日本に憧れを抱くようになったとされている。八雲によるメモ書きも残っている。
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「連続テレビ小説 ばけばけ」でモデルとなった小泉八雲関連の資料が保管されている富山大学附属図書館。文学や歴史のほか、民俗学や虫、武士道など様々な本が所蔵されている。八雲は1904年に亡くなり、蔵書は東京の家に残されたままだった。1923年の関東大震災を受け「安全に保管できるところに」と保管先探しに奔走したのは八雲の教え子たち。その1人が富山県出身の田部隆次。当時旧制高校の設立準備を進めていた兄らが引き受け、震災の翌年に保管庫が誕生。
元教員や図書館司書などが参加する「富山八雲会」。毎月勉強会を開催、八雲に関する知識を深め続けているほか、オリジナル紙芝居を子供たちに読み聞かせるなどしている。駐日アイルランド大使館からの依頼により大阪・関西万博でも実演した。原作の世界観を尊重し、紙芝居は英語と日本語が交互に読まれる。
かつて寄港地として栄えた富山市岩瀬地区で、小泉八雲が執筆した料理本に載っているレシピを再現してもらった。協力してくれたのはそば店店主の口岩倫彦さん。八雲がかつて住んだニューオーリンズのソウルフード「ガンボスープ」をごはんにかけたもの。ガンボとはオクラのこと。
富山市岩瀬地区の旧馬場家住宅。馬場家では代々、「財産は社会のために使う」と病院設立やインフラ整備などに貢献してきた。その信念をもとに小泉八雲の蔵書を所蔵する「ヘルン文庫」の設立を支えたのが9代目当主・馬場はる。当時富山に旧制高校がなく、その設立のため総額160万円(今の20億円相当)を寄付した。ヘルン文庫のためにも1万5000円(今の2000万円)が別で寄付。
富山市岩瀬地区の旧馬場家住宅。ヘルン文庫設立に貢献した9代目当主・馬場はるがよく過ごしていたのは茶の間。部屋の上には大きなガラス窓があり、通り庭にある天窓からの光を取り入れている。ここで家族とよく話し、今後どうしていくかを考えていたという。
ここまでの旅を振り返り、佐野は「土地に足を運んで初めて分かることがどれほど大事なことか、痛切に感じた旅だった」など話した。
エンディング映像。
