- 出演者
- 小木逸平 大越健介 安藤萌々 細川栞
オープニング映像。
熊本で最大震度7を観測する地震が発生した。嘉島町ではショッピングモールで爆発が起き、2階部分が崩落した。従業員とみられる20~30人の安否が分からない状態になっている。
熊本・嘉島町にあるイオンモール熊本で爆発が起きた。駐車場で待機していたタクシードライバーは「50mぐらい離れたところの車も被害に遭っていた」などと話す。消防に通報が遭ったのは午後6時ごろ。イオン側は、従業員と来店客の避難誘導の終了後に爆発が起きたと説明している。店内から全員が避難していたかは分かっていない。一方、総務省消防庁は、2階部分が崩落し、多数の閉じ込めがあると発表した。現在も、従業員など20~30人の安否がわからない状況だという。
爆発が起きた熊本・嘉島町の大型商業施設「イオンモール熊本」から、これまでに3人が病院に搬送された。いずれも意識はあるという。建物内には依然、人が取り残されている可能性があり、消防などが救助を進める方針。
震度6強の揺れを観測した熊本・八代市で、煙突が折れるなどの被害が出た日本製紙八代工場でも、安否がわからなくなっている人が複数いるという。現在、状況の確認を進めている。
熊本・嘉島町にあるイオンモール熊本の近くから中継し、現在の状況を伝えた。2階部分が崩落し、多数の人が閉じ込められているという。また、従業員とみられる20~30人の安否がわからない状態になっていて、建物内に取り残されているとみられている。
元東京消防庁麻布消防署長の坂口隆夫さんにスタジオで話を聞く。救助活動の様子を写した画像について「指揮本部を設置している」「場合によっては救助者のトリアージも行うと思う」などと解説。さらに、爆発後の建物の映像を見て「救助は難しい」とし、要救助者がどこにいるのかを確認しているだろうなどと話した。続いて、小木逸平アナウンサーがイオンモール熊本について解説。熊本県LPガス協会によると、敷地内には大きなタンクでLPガスを貯蔵する施設があり、そのタンクから供給管を通じて館内へLPガスを供給していたとみられている。イオン側は「詳細は確認できていない」としている。坂口さんは「ガス爆発と見ていいと思う」などとコメントした。
熊本県内では多くの建物が倒壊し、複数の火災が発生している。2016年4月の震度7の地震で大きな被害を受けた熊本城は、石垣の一部が大きく崩れた。熊本市内の道路は夕方の帰宅ラッシュと重なったこともあり、至る所で渋滞が発生した。熊本地方を大きな揺れが襲ったのは午後4時27分。宇城市と氷川町で最大震度7を観測した。また、震度6強を熊本市南区、八代市、宇土市などで観測している。気象庁によると、震源の深さは約16km、マグニチュードは7.1だった。その後も地震が相次ぎ、最大震度5弱を3回観測。宇城市や氷川町では火災が発生した。八代市にある日本製紙の工場では、安否不明者が複数人いるという。さらに、JR九州ではこの地震の影響で、全線で一時運転を見合わせた。高速道路への被害も確認できる。熊本県内では一時、約4万8000戸で停電が発生した。宇城市では約1万戸、八代市で約1万4000戸が停電し、復旧の見込みは確認中としている。県内では熱帯夜になるところが多くなる見込みで、暑さにも十分な注意が必要だ。これまでに、県内では家屋の倒壊が12件、閉じ込めが4件確認されている。済生会熊本病院では、けがをした人が約50人確認されているが、被害の全容はつかめていない。気象庁は今回の地震について「令和8年 熊本地震」と名付けた。2016年の地震との関連は不明としている。この地震を受け、政府は非常被害対策本部を設置した。
熊本駅前から中継し、現在の状況を伝えた。地震当初は人が多く、駅構内に人が入らないよう規制線が張られるほど現場は混乱していたが、現在は合同庁舎が帰宅困難者の受け入れ場所になり、1時間ほど前から駅周辺に待機する人の姿は減ってきたという。一方で、新幹線などは運転を見合わせていて、運転再開のめどは立っていない。阿蘇くまもと空港に向かうバスは動いていて、市内周辺のホテルが取れない人は空港付近まで移動してホテルに泊まるという人の姿もみられる。
総務省消防庁によると、熊本県内で午後9時時点で火災が8件確認されている。人的被害や建物被害は確認中。震度7を観測した氷川町・八代北部地域医療センターによると、60人以上のけが人を受け入れているという。また、熊本市南区・済生会熊本病院によると、午後7時57分時点で59人のけが人などを受け入れていて、心肺停止の人も含んでいるという。
九州電力によると、午後9時時点で熊本県では約4万5000戸が停電している。震度7を観測した宇城市で約1万戸、震度6強を観測した八代市では約1万4000戸で停電が続いている。九州ガスでは、安全確認のため八代市の約9000戸、西部ガスでは熊本市南区と東区の一部約500戸でガスの供給を止めている。また、熊本市内では南区城南町で断水が発生し、応急給水場所を開設している。
ネクスコ西日本によると、熊本県内の高速道路を中心に各地で通行止めが相次いでいる。九州自動車道・植木IC~栗野IC、南九州自動車道・八代JCT~日奈久IC、宮崎自動車道・えびのJCT~高原IC、九州中央自動車道・嘉島JCT~益城料金所のいずれも上下線で通行止めとなっている。鉄道も運休が相次ぎ、九州新幹線は博多~鹿児島中央の全線で運行取りやめ。在来線は熊本県内を中心に運休が相次いでいる。また、空の便は熊本空港発着便は地震発生後、全便で欠航している。
熊本城のある熊本市中央区で震度5強を観測した。2016年4月に発生した熊本地震では、益城町で震度7を観測。その28時間後、16日に再び震度7を観測した。熊本城は重要文化財13棟を含む33棟が被災し、翌年から天守閣の本格復旧に着手した。2021年に天守閣の復旧は完了し、内部の公開も再開されたが、石垣や重要文化財の修復工事は続いていて、2052年度の完全復旧を目指している最中だった。気象庁によると、今回の震源近くには2つの断層があるという。政府の地震調査研究推進本部によると、10年前の地震の原因となったのは布田川断層帯と日奈久断層帯。地震によって、周辺の地盤に歪みが再分配され、日奈久断層帯では今も地震が起きやすい状態が続いているとされている。日奈久区間では、30年以内の地震発生確率が最大6%、さらに八代海区間では最大16%で、全国の主要な活断層の中でも発生確率が高いグループに入れられている。
熊本・八代市の倒壊した家屋で見つかり、病院に搬送された1人が亡くなった。警察は地震との関連を調べている。
東京大学地震研究所・青木陽介准教授にスタジオで話を聞く。10年前との地震の関連性について「10年前の熊本地震の後、『いつか大きな地震が起きるのでは』と危惧された場所ではある」と言及。右横ずれ断層の状態になったという。続いて、今回の地震の揺れ方の特徴について「ガタガタと短い周期で揺れる地震だった」「震源が浅く、強く揺れた」などと解説した。
熊本・嘉島町にあるイオンモール熊本近くから中継し、現在の状況を伝えた。警察や消防などが何らかの活動を行っているとみられ、福岡市からの消防車両や長崎県からの災害救助車両など九州各地から応援が入っているとみられる。小泉防衛大臣は、多数の閉じ込めが発生しているみられることから、自衛隊を応援として要請していると発表した。
東京大学地震研究所・青木陽介准教授にスタジオで話を聞く。10年前、熊本では2回にわたって震度7を記録する地震があった。青木准教授は「一般的には、地震活動は最初に最も大きな揺れが来て、あとは余震活動で小さい地震が続く」とした上で、「10年前のことがあるため、今後もっと大きな地震が来る可能性を完全には否定できない」とコメントした。また、余震による被害への警戒も必要だと語った。
地震による影響は熊本だけでなく、九州各地に及んだ。震度5強が観測された鹿児島・薩摩川内市では九州新幹線が停止した。再開の見込みは立っておらず、博多~鹿児島中央までの区間で終日の運行停止が決まっている。高速道路も道路がめくれるなどの被害が出ていて、通行止めの区間が発生している。九州自動車道、南九州自動車道の一部区間は上下線で通行止めとなっている。八代市の倒壊した家屋で発見され、病院に搬送された1人が死亡した。震度6強の揺れを観測した八代市で、煙突が折れるなどの被害が出た「日本製紙」八代工場で、安否不明者が複数いるという。現在、状況の確認を進めている。震度7を観測した宇城市にある「宇城総合病院」では、けがをした約40人を受け入れている。いずれも命に別状はない。病院では医療器具などが不足し、現在は受け入れを一時停止している。
九州では猛暑が懸念されていて、あすは日差しで各地気温が上がる。地震の揺れが大きかった宇城市や八代市は35℃近くまで気温が上がる。熱中症などのリスクが高まる懸念があり、停電で冷房が使えない場合も、濡れたタオルを首に巻いたり、水分は数回に分けて飲むなどの方法があると紹介した。また、日本医科大学・横堀教授によると、エコノミークラス症候群のリスクが、夏は水分不足でより高くなるため、ベルトはきつく締めないことやつま先を引き上げる、ふくらはぎを揉むなどの対策があると紹介した。
熊本・嘉島町のイオンモール熊本の近くから中継。警察関係者によると、少なくとも数人の死亡が確認されたという。
