2026年7月27日放送 21:54 - 23:10 テレビ朝日

報道ステーション

出演者
松岡修造 小木逸平 大越健介 ヒロド歩美 安藤萌々 所村武蔵 細川栞 荒井理咲子 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
作家 東野圭吾さん 死去

日本を代表する人気作家の1人、東野圭吾さんが大腸がんのため亡くなった。68歳だった。7つの出版社が会社の枠を超えて追悼し、「ありがとう」の言葉が記された。メディアへの登場は多くなかったが、小説だけでなく語る言葉にも魅力が溢れていた。

作家 東野圭吾さん(68)死去

いまから20年前、東野圭吾さんが直木賞を受賞したときの映像を紹介した。公の場に姿を見せることがほとんどなかった東野さんはこの時「作家として大切にしていること」について、「自分が読者だとして途中で面白くないとか飽きちゃうような、そういうものは絶対書きたくない」などと語っていた。作家デビューは27歳の時で、見捨てhリー作品の新人作家の登竜門とされる江戸川乱歩賞を受賞したことがきっかけだった。以来6度にわたり直木賞にノミネートされ、2006年に「容疑者Xの献身」で悲願の受賞となった。その後「ガリレオシリーズ」をはじめ、多くの作品がテレビドラマや映画になった。発表した作品は106冊を超え、累計発行部数は1億部を超えている。作品は海を超え41の国と地域で出版されている。東野さんは中国でも人気がある日本人作家の1人で、亡くなったとの速報の後から中国のSNSでも話題となり追悼の声が広がった。出版社7社の担当者が共同で運営するSNSでのきょうの投稿は、「生み出された物語はたくさんの読者を魅了し続けることと思います。これからも東野さんの小説をお楽しみください」と未来につながるものだった。3年前に菊池寛賞を受賞した東野さんは、「日本は政治家を筆頭に、いったん言い出したら意見を変えてはいけない、考えを変えたら恥だという雰囲気がある。そんなことはない。いくらでも意見を変えて構わない。そうしないと話し合いは進まない」などと語っていた。

高市総理が記者会見

総理出席による衆議院予算委員会の集中審議が、「閉会中審査」という形で行われた。中道改革連合の階猛幹事長より、支持率下落の原因への認識を問われた高市総理は「原因に関しては分からない」と笑顔で答えた。階幹事長は「物価高で苦しむ生活者や勤労者の暮らしを後回しにし、国会での説明責任を果たさなかったからだ」と指摘した。野党側から「国会軽視」と批判されてきた高市総理だが、実際に衆参予算委員会の集中審議への出席時間は38時間にとどまった。歴代の総理大臣と比較しても短く、石破前総理は91時間、岸田元総理、菅元総理、安倍元総理にも大きく及ばない。その一方で公邸や官邸で国会答弁の準備や政策の立案に時間をかけ、会期中に8カ国を訪問し各国の首脳との会談を重ねた。

「掲げた公約に縛られ、結論ありきでは」との批判もあった消費減税については、高市総理は「方向性の結論をいただいているわけではない。心配の内容に政府として対応する」などと答弁した。きょう午後4時半に開かれた「国民会議」の実務者会議では、意見集約を断念。来年4月から1%に引き下げる議長案で一致できず、「早期の現金給付の実施」など各党の意見を並べた中間とりまとめ案を示した。自民党内にも反対論があることについて、自民党の小野寺五典税調会長は「党として一定の方向が決まっているわけではない。今後どのような議論になるか状況を見極めていきたい」などと語った。高市総理は週後半にも自民党幹部に党内のとりまとめを指示する方向で政府与党として最終判断し、来月上旬の閣議決定を目指す。消費減税に対しては自民党内でも身長意見が根強く、意見集約がスムーズに行くかは不透明。石破前総理は鳥取市で行われた講演で「減税しても物価が上がれば、この国はどうやって次の時代につないでいったらいいのか。“その時だけ良ければいい”というようなことを言って本当にいいのか」などと語った。

高市総理はきょうの会見で「挑戦」や「投資」という攻めの姿勢を明確にし、「物価上昇は年金財政の安定などを通じ国民に安心を届けるとともに、企業の資金調達を容易にし設備投資や賃上げの環境を改善している。日本経済は音を立てて動き出しつつある」などと語った。今国会の反省点や教訓について問われると、「反省点は特にない。がむしゃらに政権公約を1つでも多く実現しようと頑張ってきた」などと語った。

「反省点は特にない」 国会閉会 高市総理が会見

国会記者会館から中継で、政治部官邸キャップの千々岩森生がリポート。高市総理が会見で「反省はない」と発言したQ&Aの部分で、総理は最も緊張した表情を見せた。質問を聞きながら手元でペーパーを準備し、硬い表情で頻繁に目を落としていた。会見の後に取材をすると、総理周辺からは「反省がないわけではない」「あの一言は余計だった」との本音も聞かれた。この間「こんな混乱した国会は初めてだ」という自民党関係者のつぶやきを何度も聞いた。振り返ると与野党各党の意見をまとめようとしてまとめきれずに、政権で結論を出すという強引さが指摘された。過去の政権と比べて手法が強引だという側面と、コミュニケーションを図りながらじっくりまとめるのが苦手な故に結果として強引にせざるを得ないという両方の側面があるように見える。きょうの会見で気になった点として、総理が「国が向かうべき方向性や国家像を、腰を据えて考える時間がなかなかない」という趣旨の発言をしていた。高市総理は自分の時間を確保するタイプの総理大臣だと見ていたため、それで時間がないのだとすると国家運営に関わる。今後いかに時間を捻出するか、もしくはアウトソースしていくかが課題になるのかもしれない。

大越健介は「社会保障をめぐる国民会議は空中分解し、次の焦点は食料品の消費税の減税をめぐる高市総理の決断に移っていく。今月番組が行なった世論調査では、現在検討されている食料品の消費税率を1%に引き下げる案について賛成が53%に対し、反対が36%にのぼった。自民党議員にも反対論者が少なくない。それなのに党内の慎重論や反対論が表の場に上がってこないのが、もやもやする。結局高市総理一任となれば、議論を大事にするはずの国民政党自民党の名がすたるし、高市総理にとってもよくない」などと語った。

北海道で「九条ねぎ」栽培

きょうも異常な暑さが続いている。大分県日田市では九州初の酷暑日となった。名古屋市では8日連続の猛暑日となり、街の人からは「ダルさが取れない」などの声が聞かれた。続く暑さに、野菜や果物にも影響が出始めている。収穫時期を間近に控えた愛知県田原市名産のメロンは、約半分しか出荷できない見通しだという。生産者の中には、生産地を変えることを選択した人もいる。農業生産法人の「こと京都」は京都府内で栽培していた九条ねぎを、生産量を確保するため今年から涼しい北海道伊達市でも栽培を始めた。栽培に適した気温は15~25℃程度で、伊達市は夏の平均気温が20℃前後。今年度の収穫量は約100tで、5年後には規模を倍にする計画だという。山田祐揮乗務は「夏は涼しいところで作って、冬にちゃんと京都で作るという形が作れたら」などと語った。この法人では京都府内でも九条ねぎを栽培しているが、京都の農場の浅尾直紀リーダーは「全員ファン付きの作業着を着て、会社のお金でアイスを買って休憩時に食べている。北海道がうらやましい」などと語った。

浅井農園では元々三重県で作っていたミニトマトの生産拠点を、今年から北海道にも構えた。馬野幸紀マネージャーは「三重の春から初夏ぐらいの温度で抑えられ、栽培の適正な温度を維持することができる。暑すぎて病気や生育不良のリスクがあり、北の産地で作らないといけないと危機感を持っていた。大変な時代」などと語った。

気象情報

全国の天気予報を伝えた。

欧州の森林火災 拡大

スペインとフランスで起きている大規模な森林火災は、両国で計30万人以上が避難する事態になっている。スペイン史上初となる、森林火災に起因した国家非常事態宣言。強風に煽られ勢いを増し続ける炎との戦いが、至るところで続いている。フランスでも避難の対象者が日に日に増えている。

ヨーロッパの森林火災が拡大

スペイン・マドリード近郊は、見渡す限り黒く分厚い煙に覆われていた。すでに住宅街のすぐ近くまで炎が迫っている。毎年のように森林火災に見舞われているスペインだが、今年はさらに悪条件が重なったとみられている。欧州中期予報センターのジュゼッペ主任研究員は「スペインでは雨の多い春が続き、植物が成長して生い茂った。そのため森林火災の燃料が多い状態が生まれたと考えられる」などと語った。雨が多かった春が終わると、熱波が襲来し雨はほとんど降らなかった。成長した草木が極度に乾燥し、被害拡大につながったとみられている。

フランスでは30件を超える森林火災が起きていて、避難者が25万人以上にのぼっている。改修された軍の輸送機で20トンもの消火剤を散布する初の試みも行われたが、鎮火のめどは立っていない。ワインの世界的生産地であるボルドーにも、火の手が迫っている。来月に収穫シーズンを迎えるが一帯には大量の灰が降り注いでいて、たとえ収穫ができたとしても影響は避けられない。人的被害はスペインとフランス双方に出ている。これから数日間雨が降る予報はなく、今週新たな熱波の襲来も予想されている。

台風12号 中国南部で猛威

週末中国南部に上陸した台風12号はきのう熱帯低気圧に変わったが、一時80万人以上が避難する事態になった。ロイター通信は「中国に上陸した中では今年最強の台風」と伝えた。また北西部では水害が起きていて、台風との因果関係はないが甘粛省では大雨による鉄砲水がキャンプ場を直撃し10人が死亡した。中国では大気が不安定になる時期に突入しており、竜巻や落雷を含め各地で様々な警報が出されている。

声も「法的保護の対象」明記

生成AIを使って人気声優らの声が無断で利用されている問題をめぐり、きょう法務省の検討会で「法的な保護の対象に声も含まれる」とされる指針案が大筋で了承された。この問題をめぐっては、声優や俳優らが声を上げてきた。声優の津田健次郎さんは「生成AIで声を模倣した動画が180本以上投稿されている」として、「TikTok」の運営会社に対して動画の削除を求める訴えを起こしている。このようなケースは近年増え続けていて、生成AIで作られた著名な声優らに似せた音声を使った動画をSNSなどに投稿し収益を得ることに対し、声優らは「肖像権などに抵触する声の無断利用だ」と訴えてきた。きょう法務省の検討会で、こうした声の無断利用に関して民事上の責任を整理した指針案を大筋で了承された。人格の象徴である「肖像権」や「パブリシティー権」を保護する対象に、「声」も含まれるとされる内容が明記された。検討会は来月正式な指針を公表する予定だが、法的な拘束力はない。声優の池水通洋は、今回の指針案について「迅速で実効的な救済を明確にし、人の権利と尊厳を守りながら技術革新を発展させる基盤となることを期待する」とコメントした。

別の議員も「現金渡した」証言

ポストをめぐり金銭の授受はあったのか。疑惑が浮上している福岡県の前副議長に対し、新たに同じ自民党県議団の議員も「現金を渡した」と証言した。福岡県の江藤秀之県議が「金銭を渡した」と主張する相手は、当時の自民党県議団幹事長だった中尾正幸前副議長。江藤議員は500万円を渡したというその年に県議会の副議長に就任している。江藤議員が渡したとする額は、総額825万円。金銭を供給したと名指しされている中尾前副議長は議員辞職したが、一貫して金銭の授受を否定している。自らも金銭を渡したと証言している吉松源昭県議は「藏内勇夫議長が自民党の県連会長や県議団会長を長く務めたことが大きく影響している」と指摘した。

外国人男性 クマに襲われけが

警察や消防によると午前7時20分ごろ、岩手県野田村の路上で「外国人男性が頬から血を流している」と通行人から119番通報があった。25歳のオーストラリア人男性は、青森県から福島県までつながる「みちのく潮風トレイル」をハイキングしていたところ、クマに襲われたとみられている。命に別状はない。

「松橋事件」違法行為 認める

1985年に現在の熊本県宇城市松橋町で起きた殺人事件「松橋事件」は、有罪判決を受けた宮田浩喜さんが約10年間服役したあと2019年に再審無罪となった。宮田さんの遺族が捜査の違法性などを訴え国と県に約8500万円の損害賠償を求めた裁判で、きょう判決が下った。福岡高裁は「逮捕前の取り調べは自白させることを目的としてされたものと認められ、任意捜査の限度を超えるもの」などとして、警察の捜査の違法性を認めた。国の違法行為も認め、国と県に約2380万円の賠償を命じた。

(スポーツニュース)
猛攻16安打!常連校対決

来週開幕する夏の甲子園。東東京大会決勝は、関東第一と二松学舎大付属の常連校対決となった。関東第一は1回、チャンスで4番の井口瑛太がタイムリーヒットを打ち先制点をあげた。さらに打線がつながり、4点のリードを広げた。その後も猛攻を仕掛ける関東第一は16安打10得点で、3年連続11回目の甲子園出場を決めた。

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