- 出演者
- 伊藤隆佑 村瀬健介 日下部正樹 山本恵里伽 北村麗
きょうも大気が不安定になっている影響で、関東各地でゲリラ雷雨が発生。午後5時20分現在、東京都の新宿区・豊島区・北区・板橋区・文京区・練馬区、埼玉県和光市にレベル4大雨危険警報が発表されている。気象庁によると、東京・板橋区付近で午後5時までの1時間に約120ミリ、東京・北区や埼玉・戸田市付近で午後5時までの1時間に約100ミリの猛烈な雨が観測または解析されている。東京都によると、練馬区の白子川の子安橋付近で午後5時頃、氾濫発生水位に到達し、すでに氾濫が発生している可能性があるという。
千葉県を襲った記録的豪雨。千葉市はきょう、水没で動けなくなり市が管理する道路に残されていた全ての車両の撤去が完了したと明らかにした。今回の豪雨では県内全域の道路で、水没などで動けなくなった車が一時約2700台に上った。当時の消防の119番通報の音声には車に取り残された人との緊迫したやりとりが残されていた。この豪雨では男女13人が亡くなり、1人が行方不明。一方、千葉市では被害を受けた住宅の応急的な修理費用を支援する制度の受け付けが始まった。申請には罹災証明書、被害状況がわかる写真、修理業者による見積書などが必要。この支援は災害救助法の適用された市町が対象で、申請は被災住宅がある自治体が窓口。こうした中、千葉豪雨の影響で一部区間で運転が見合わせが続くJR外房線について、JR東日本はあすの始発から全線で運転を再開する見込みだと発表。
オープニング映像。
特集1「変わる兵器と新たな傷」、特集2「少女に広がる薬の過剰摂取」のラインナップを伝える。
夏の甲子園は決勝。智弁和歌山対群馬の健大高崎。先にチャンスを掴んだのは智弁和歌山。2回ランナー2塁で決勝までの全試合ヒットを放っている山下。タイムリー3ベースヒットで先制点を奪う。さらに2-0とリードする。健大高崎も5回に1点を返し、迎えた8回。ランナー2塁でキャプテン石田。逆転2ランホームラン。健大高崎は3-2とリードする。そのウラ、智弁和歌山はランナー3塁2塁のチャンスで川原。スクイズに同点にすると、流れは智弁和歌山に。ワイルドピッチで勝ち越し。4-3と再びリードする。そして9回、2アウト2ストライクと追い込んだ4球目。接戦を制した智弁和歌山が5年ぶり4回目の優勝。
先月発生した熊本地震から4度目の週末。連日、厳しい暑さが続く中、観光にも深刻な影響が出ている。最大震度6強を観測した熊本県八代市では、37℃を超える猛暑日となった。物資の支援拠点となっている施設では、被災者にキッチンカーのボランティアからソフトクリームが振る舞われた。熊本城内の見学は先月の地震後に中止されていたが、今月13日に再開。しかし、再開後の来場者は1万8000人ほどと例年の半数程度。熊本県によると、宿泊予約のキャンセル額は27億円に上る。政府は九州応援割を実施する方向で調整している。
アメリカ司法省が動画投稿アプリTikTokに対し、子どものプライバシーを違法に侵害したと訴えていた裁判で、TikTok側が約636億円を支払うことで和解した。同様の裁判の和解額では過去最大級。
大気が不安定になっている影響で東京や埼玉でレベル4大雨危険警報が発表され、1時間に100ミリ以上の雨が観測または解析される地域が出ている。午後5時35分現在、東京都の新宿区・豊島区・北区・板橋区・文京区・練馬区などと埼玉県和光市にレベル4大雨危険警報が発表されている。気象庁によると、東京・板橋区付近で午後5時までの1時間に約120ミリ、東京・北区や埼玉・戸田市付近で午後5時までの1時間に約100ミリの猛烈な雨が観測または解析されている。東京都によると、練馬区の白子川にレベル5氾濫発生情報が発表された。
東京・渋谷の中継映像を背景に気象情報、台風18号の情報を伝える。この時間は東京都内や埼玉県にレベル4大雨危険警報が発表されている他、レベル4氾濫危険警報が善福寺川に発表されている。
露によるウクライナ侵攻から4年半。ドローンが多く戦況を変える中、日本企業にも軍事ドローンに参入する動きが相次いでいる。一方で戦場でドローンは新たな傷も生み出している。群馬県桐生市にあるウクライナ料理店は、ウクライナから避難してきたナタリヤさんがおととしオープンした。母国で40年シェフを続けてきたが、ロシアによる侵攻が始まって間もなく、日本の暮らす長女を頼って避難してきた。故郷の親族の安否を確かめる日々が続いている。去年11月、テルノーピリではロシア軍による攻撃を受け26人が死亡。攻撃の中心となったのはドローン。ドローンにより大きく変わった戦闘の形。日本でも軍事ドローンに参入しようとする動きが相次いでいる。
ロシアによるウクライナ侵攻から4年半。今、ロシア、ウクライナの間でドローンによる攻撃が激化。ロシアのアマゾンと言われるネット通販大手「ワイルドベリーズ」の倉庫を破壊したのはウクライナのドローン。ロシア国営のタス通信は過去2年間で最大規模の攻撃だと報じた。ウクライナが標的にしたワイルドベリーズの倉庫は7か所。ロシアとウクライナ国境から約1800km離れた倉庫もあった。民間企業の倉庫を攻撃した理由についてゼレンスキー大統領は「これらはロシアの戦争のための物資。ドローン製造などの部品が供給されている倉庫」などと説明した。ウクライナはドローンの生産能力を強化。ロシアの侵攻が始まった当初は年1200機だったが、ことしは700万機。一方、ロシアも大規模攻撃を繰り返している。今月5日には、ドローンや弾道ミサイルでキーウなどの民間企業倉庫や商業施設を攻撃。17人が死亡、44人が負傷した。21日にはゼレンスキー大統領の出身地を攻撃。これまでに15人が死亡、子どもを含む130人が負傷した。露による空からの攻撃のうち、ドローンが占める割合は2022年は約4割だったが、ことしは9割になっている(アメリカ戦略国際問題研究所のリポート)。まさにドローンが戦場の主力になっている。
新しい戦い方が広がる中、日本も防衛戦略の見直しを迫られている。今月、公表された防衛白書。ロシア・中国・北朝鮮などを念頭に大量のドローンを使って国を守る「SHIELD」構想を打ち出した。政府は今年度、「SHIELD」構想に約1000億円の予算を計上。異例の早さで来年度中に数千機規模の無人機を日本の沿岸に配備する計画。政府が導入を推し進める軍事ドローンの分野には、今、国内企業の参入が相次いでいる。防衛装備庁の迎撃ドローン計画には38社が応募。4社が実証試験に進んだ。そのうちの1社が取材に応じた。都内にあるスタートアップ企業「エアモビリティ」。空飛ぶクルマや産業用ドローンの輸入販売などを手掛けてきたが、今回初めて防衛分野に参入。エアモビリティが提携する海外ドローンメーカーの1つ、ポストガルのBeyond Vision社。軍事ドローンはすでにポルトガル軍に採用されていて、NATO経由でウクライナの戦場にも投入されている。今回、実証試験に使われたのはBeyond Vision社が新たに開発したAI搭載の迎撃ドローン。こうした軍事ドローンは驚くほどのスピードで進化している。エアモビリティ・浅井尚社長は「一番有名なのはシャヘド136。イランが開発してロシアに輸出し、ウクライナに打ち込んでいるやつ。アメリカ、ウクライナ、イラン、イスラエルが本気で開発している」などと説明した。日本にも押し寄せる軍事ドローン開発の波。今週、楽天グループが動きを見せた。ドイツのヘルシング社と提携して自衛隊への軍事ドローン導入を目指し、国内での量産化も検討しているという。これに対して「通販生活」を運営するカタログハウスは楽天市場への出店を中止。拓殖大学・佐藤丙午教授は防衛産業への民間異形の関わりについて、日本は今、岐路に立たされていると指摘する。
ドローンという新たな兵器の登場は人々の身体や心を新たな脅威に晒している。ウクライナのリハビリテーションセンターでは現在戦闘で心身に傷を負った兵士や民間人300人以上が通院・入院している。センターに通う兵士のミコラさんは神経を損傷した左足の治療とPTSDのリハビリを続けている。左足損傷後に捕虜となり治療は受けられなかった。捕虜交換で解放されたあと、医師からPTSDと診断され原因の一つにドローンがあるという。このセンターでドローン攻撃などでPTSDとなった患者たちに行われるリハビリの一つに「ニューロフィードバック療法」がある。爆風などでダメージを受けた脳の神経回路を構築し直し、不安・ストレスの軽減につながると期待されている。ドローン攻撃の矛先は民間人にも向けられている。
ドローン攻撃による民間人の被害も拡大している。ウクライナの発表によると侵攻開始後ロシアによるドローン攻撃で民間人967人が死亡、約7000人が負傷している。ロシアの侵攻開始から4年半が経ち、未だ出口は見えない。国立リハビリテーションセンターで治療に携わる医師は先月から軍人や民間人の自殺未遂が増え始め人々の心の傷が悪化していると指摘。継続的な緊張とアドレナリンなどの過剰分泌による疲労が心身のエネルギーを枯渇させるのだろうと話している。
戦火を逃れウクライナから避難してきたナタリアさん、3年前一度故郷に戻ったことがあったが過酷な状況下で明日にでも日本に戻りたいと思っていたという。戦争が早く終わり、ウクライナに安らぎが戻ってほしいと話している。
東京や埼玉で「レベル4大雨危険警報」が発表され1時間に100ミリ以上の雨が観測または解析される地域が出ている。東京・墨田区でマンホールから水が吹き上がる様子など各地の様子を紹介した。東京都によると練馬区を流れる白子川に「レベル5氾濫発生情報」が発表された。子安橋付近で氾濫発生水位に達し、既に氾濫が発生している可能性があるという。関東甲信では今夜はじめごろにかけて低い土地や地下施設への浸水・河川の増水や氾濫に警戒が必要。
風邪薬や睡眠薬を過剰に接種し酩酊状態に陥る「オーバードーズ」。死につながるケースも多発していて特に少女たちの間で大きな問題となっている。新宿・歌舞伎町の通称“トー横”、れいあさん(30)は虐待やDV、犯罪などから少女たちを保護したり生活の支援をしたりする「BONDプロジェクト」のスタッフとして活動している。れいあさんが今危機感を募らせているのが「オーバードーズ= OD」の蔓延。オーバードーズにより酩酊状態になることを少女たちは「パキる」という。路上に倒れ込み自力で立ち上がることもめ、目の焦点も定まらない。東京消防庁によると都内でオーバードーズをしたとみられる10代の搬送者数は5年間で約3倍と急増している。なぜ少女たちはオーバードーズをするのか。
少女たちの間に広がるオーバードーズ=OD、なぜ繰り返すのか。17歳の少女は“死にたい”と思う気持ちをなくすため、生きるためにやっていると話す。れいあさんは「オーバードーズをする子たちはそれぞれ大変な背景があって、“ODすることでしか生きられない”という子も多い」と話す。専門家は「家族関係」「友人関係」「学校関係」といった身近な人との間の心理的な苦痛がODの背景にあるという。薬の過剰摂取が命の危険を招くこともある。警視庁によると少女らがオーバードーズで意識障害を起こしビルから飛び降り死亡するケースも複数あるという。オーバードーズはトー横の少女たちだけの問題ではない。この日れいあさんはDVや虐待などから女性を守るシェルターで、ある女性のために食事を作っていた。20代のかおりさん(仮名)は交際相手のDVから逃げてきた。かおりさんは今就労支援のプログラムに頼りながら、自立した生活をおくることを目標にしている。厚生労働省などの調査では高校生の約70人に1人が市販薬を乱用した経験があると答えた。こうしたことから今年5月、指定成分を含むかぜ薬など市販薬の規制が強化され、18歳未満への販売は原則1箱と定められた。しかしSNSなどで取り引きが行われる実態がある。薬の違法取り引きが後を絶たない。
市販薬の販売規制では限界がある「オーバードーズ対策」。これまで何度もオーバードーズから抜け出そうとしてきたマナさん(仮名・18)、家に居場所がないと感じトー横に通いその後オーバードーズをするようになったという。マナさんは現実逃避のためオーバードーズをし、記憶を飛ばすことで辛さを紛らわすという。ある日マナさんから取材班に助けを求める電話が入った。歌舞伎町のネットカフェの個室で薬を過剰摂取した状態でリストカットしたという。取材班はマナさんのもとに駆けつけ救急搬送された。その後「もうやめなければ」と薬物療法の病院に入院となった。オーバードーズに悩む少女らの支援をするれいあさん自身もかつてオーバードーズを経験していた。9年前BONDプロジェクトに保護されスタッフに出会ったことが転機となり、ここ数年はオーバードーズをしていない。専門家はオーバードーズ=ODしたことを安心して話せる関係性や場所を増やすことが重要だと話している。
取材で出会ったマナさん(仮名・18)は深夜にオーバードーズをしてリストカットをしたと取材班に連絡していた。記者の犬飼さきはそのときはどうしていいのか分からず119番通報することしかできなかったという。一方「出会って2か月ほどしか立っていない私に連絡してくれたことを考えると、マナさんには本当に頼れる大人がいないんだな」と実感したという。時間をかけ向き合う大人が周囲にいれば随分違うのではないかと感じたという。ただ専門的な知識がないと対処できないことも事実、専門的な知識のある専門機関とつながってほしいとまとめた。
