- 出演者
- 伊藤隆佑 村瀬健介 日下部正樹 山本恵里伽 北村麗
オープニング映像。
千葉県を襲った豪雨の爪痕はきょうも残されたまま。千葉市若葉区では橋が陥没し、穴の中に車が落ちている。新たに1人の死亡が確認され、この豪雨による死者は9人となった(千葉県・警察による)。千葉市若葉区では1人が行方不明となっていてきょうも捜索が行われた。大網白里市では豪雨によって使えなくなった家財などが運び込まれていた。大きな問題になりつつあるのが放置された車。千葉県内の道路には1200台以上とみられる車両が放置されたまま。事故も起きている。きょう午前、千葉市稲毛区で路上に放置されていた車両に乗用車が追突。今回の豪雨は千葉県内の各所で想定を超えるものとなった。千葉市ではきのう午前10時までの24時間の雨量が367ミリとなり、観測史上最大に。平年の8月1か月に降る雨量の3倍以上。今回の豪雨で相次いだのは車の水没。大雨による死者9人のうち4人は車の水没が原因。現場の1つとなった柏市内の住宅街では、白い車が冠水した道路に突っ込んだ直後、車体の後方が浮き前に大きく傾いた。動画を撮影した男性と近所の人で車内に閉じ込められた70代の男女を救出したが、女性は心肺停止の状態で病院に運ばれ死亡が確認された。JAFの実験映像では推進60cmの冠水した道路に車が突っ込むと、車体は大きく前傾し車内に水が流れ込む。前方に強い水圧がかかるため、運転席の中からドアは開けられず、自力で脱出することはできない。柏市の現場には地形に特徴がある。現場は谷底のようになった箇所。これほど深い水没箇所になぜ車は向かっていってしまったのか。どれほど深く水が溜まっていたのか分からないまま、車は進んでしまった可能性もある。
冠水したアンダーパスに車が進入してしまうケースも相次いだ。おととい、千葉県我孫子市のアンダーパスが冠水したときの映像。軽トラックが荷台まで浸かり、出口付近には停止した2台の車を押す人たちの姿。車を押していた男性に当時の状況を聞いた。男性が車を押していたのは午後5時20分ごろ。午後5時40分ごろに撮影された映像には道路上に立つ人の姿が確認できる。わずか20分ほどでほとんどの水が引いたことが分かる。運転手はなぜ、冠水したアンダーパスに進入してしまったのか。男性は「テールランプが見えていると、車がいる大丈夫と思ってしまうのでは」と推し量る。冠水した道路を走る危険性について専門家のJAF認定セーフティアドバイザー・内藤康介さんは「車によるが、車の床下までの深さがあれば走行できる対策はされているが、下の部分・床面を超えてしまうと、走らなくなったり止まってしまう可能性はある。そもそも冠水した路面・道路には入らないことを意識して迂回することを考えていただきたい」と説明した。
大きな被害をもたらした千葉の豪雨。千葉県大網白里市から中継で伝える。大網白里市では水が引かない地域が残っている。道には動けなくなった車が今も残されている。地元の消防団によると、この地域では今でも水のために孤立状態になっている世帯が複数あるという。
終戦から81年となったきょう、東京・日本武道館で全国戦没者追悼式が行われ、天皇陛下がお言葉を述べられた。天皇陛下は「深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願う」と述べられた。追悼式には遺族3112人が参列。厚生労働省によると、参列予定の遺族のうち、戦後生まれについては去年初めて5割を超え、ことしは56.3%と過去最多になった。
東京・千代田区の靖国神社では高市内閣の4人の閣僚らが参拝した。小泉進次郎防衛大臣は午前7時すぎに靖国神社を参拝。黄川田こども政策担当大臣、城内経済財政担当大臣もそれぞれ参拝したほか、小野田経済安保担当大臣は超党派の議員連盟の一人として参拝。また自民党の鈴木幹事長、有村総務会長、西村選対委員長はそろって参拝。鈴木幹事長によると、高市総理は自民党総裁として私費で玉串料を奉納したという。また高市総理は全国戦没者追悼式のため日本武道館を訪れた際、開会前に駐車場で車を降り、靖国神社の方向へ神社の参拝作法のニ拝ニ拍手一拝をした。総理周辺によると、高市総理は離れた場所から神社などの方向を向いて祈りを捧げる遥拝をしたという。
高市内閣の閣僚らが靖国神社を参拝したことなどについて中国や韓国が反発。中国外務省は「日本側に厳正な申し入れと強い抗議をした」とコメントした。また「最軍事化への道を開くという真の企みを隠すことは出来ない」と指摘。ことしがいわゆる東京裁判の開廷80年にあたるとして「歴史を正しく理解することが日本と周辺諸国との関係発展の政治的基盤」と主張した。また韓国外務省も「日本の責任ある指導層が再び献納や参拝を繰り返すなど、歴史を忘れた時代錯誤的な行為に嘆きを禁じ得ない」とのコメントを発表。韓国政府は「歴史を直視し、過去に対する謙虚な省察と真摯な反省を行動で示すよう強く求めており、両国間の信頼に基づく未来志向の韓日関係を構築していくための重要な基盤」と強調した。
韓国の李在明大統領は日本の植民地支配からの解放を記念する光復節の式典で演説し、日韓関係について、活発なシャトル外交で信頼基盤を築いているなどと強調した。日本への批判などはなかった。また北朝鮮に対しては、「当事者間の議論を始めよう」などと述べ、緊張緩和に取り組む姿勢を強調した。
