- 出演者
- 島本真衣 大下容子 佐々木亮太 林美沙希 中室牧子 林美桜 水越祐一 柳澤秀夫 仁科健吾
オープニングテーマが流れ、挨拶をした。
金融機関の資金のやり取りを行う「全銀ネット」でおととい午前8時半に起きたシステム障害が今朝復旧した。一昨日からの2日間で500万件以上の取引に影響が出て87万件が滞った。システム障害はプログラムの修正を2度行なったが回復せず、10の金融機関で振り込みができない状態が続いた。障害の原因は資金をやり取りする「全銀システム」にあるとみられている。きょう午前8時半すぎ、全銀ネットは復旧を発表。三菱UFJ銀行なども他行への振り込みなど通常通りの取引が可能になったと発表した。中室さんは「決済システムは重要な社会インフラの一つで効率性と安全性が重要だと言われている。近年は効率性の議論が中心で安全性が議論になることはなかった。再発防止について監督官庁と考えてほしい」とコメントした。
オープニング映像。
静岡・東伊豆町の現在の映像を背景に全国の天気を伝え、コメンテーターを紹介した。
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きのう第71期王座戦五番勝負の第4局で藤井聡太七冠が勝利し史上最年少、21歳2か月で王座を獲得し八冠制覇を成し遂げた。きのうの対局の先手は永瀬拓矢王座。後手の藤井七冠はまずルーティーンのお茶を飲んでから1手目。対局は藤井七冠が約1時間の長考を繰り返す展開となった。昼食休憩前には持ち時間5時間のうち藤井七冠は約3時間を消費、対する永瀬王座は約20分を使った。藤井七冠の勝負飯は「寿司盛り合わせ(お吸い物付き)」と7貫のにぎりを食べた。午後も考え続ける藤井七冠だったが最終盤に劇的展開となる。
きのう行われた王座戦・第4局で藤井聡太七冠は永瀬拓矢王座を相手に持ち時間を使う苦しい展開が続いた。徐々に永瀬王座優勢の見方が増える中、流れが変わったのは対局開始から11時間ほどたった午後8時すぎ。お互いに持ち時間を使い切り1手を60秒未満で指す「1分将棋」となる中、粘り強い指し手を続け藤井七冠が抜け出し、永瀬王座が投了。藤井七冠が王座を獲得し八冠を達成した。藤井八冠の地元、愛知・瀬戸市は大盛りあがりとなり、駅前では号外が配られた。
5歳で将棋と出会った藤井八冠、負けず嫌いだった少年は強くなることを惜しまなかった。当時の将棋ノートには詰将棋の回答がびっしり残っている。そして史上最年少14歳でプロ入り後もそうした姿勢を変えることはなかった。初のタイトル「棋聖」の獲得は2020年7月。渡辺明棋聖を17歳11か月で破り史上最年少記録を打ち立てた。その後もタイトルを次々獲得。今年6月には「名人」を獲得し七冠に。そしてきのうプロ入りから7年21歳にして八大タイトルすべてを手にする快挙を成し遂げた。さらなる進化を誓った藤井八冠。このあと師匠・杉本昌隆八段と強さの秘密に迫る。
藤井聡太七冠がきのう永瀬拓矢王座を破り史上初めて八冠を独占する快挙を成し遂げた。藤井八冠の師匠でもある杉本昌隆八段と中継で話を伺う。師匠としての思いを聞かれた杉本さんは「改めて大変な記録を成し遂げてくれたなという思い。メールをしたがまだ返ってきていない。おつかれさん、おめでとうという言葉をかけたい。四冠くらいからお祝いをあげていないので溜まっていてどうしたものかなと悩んでいる。タイトルというのは取ったり取られたりするものだと思う。でも藤井八冠の場合は挑戦すれば必ず取る、防衛戦も負けないということで無敗といってもいい。これは驚異的なことだと思う。」などと話した。4連覇中だった永瀬王座を破り、無事にすべてのタイトルを獲得し史上初の八冠となった。ただその道のりは非常に険しいものだった。2020年7月に最年少17歳1ヶ月で棋聖を獲得して以降、最終的にきのう王座を取り八冠だった。その間防衛をし、タイトル戦に加え棋士の順位を決めるリーグ戦などもあるので息の詰まる戦いを続けてきた。これまでこのタイトルを獲得したのは1996年に七冠達成をした羽生さん。当時羽生さんは25歳4ヶ月。藤井さんはきのう21歳2ヶ月で八冠を達成した。デビューから7年で全冠制覇した。この記録更新に羽生さんは「八冠達成誠におめでとうございます。継続した努力・卓越したセンス・モチベーション・体力・時の運すべてが合致した前人未到の金字塔だと思う。今後も将棋のさらなる高みを目指して前進を続けられることを期待します」とコメントしている。杉本さんは藤井八冠の強さの秘訣について聞かれると「どんな場合でも客観的に局面を捉えて最善手をさせるところ。形勢が苦しいときもあるし、毎回万全の状態で指せるわけではないと思うが、将棋盤の前に向かったら常に全力で惜しみなく時間を使い、最後正着にたどりつく。ずっとそれを続けているので実を結んだ結果八冠となったのかなと思った。」などと答えた。対局については「永瀬拓矢王座は強い。そのうえで研究会仲間ということで藤井七冠の基数も熟知している手強い対戦相手で藤井七冠がここまで戦ったなかで一番苦しんだシリーズだったと思う。きのうの将棋も永瀬さんがかなりおしていた。最終盤にお互いに勝ちの場面があったということで死闘だった。見ていて胸が痛くなるような勝負だった。」などと語った。藤井さんの弱点については「考えすぎるところ。器用じゃないというか、めいっぱい時間を使ってしまう。いつも持ち時間が少なくなって追い込まれる。第4局もそうだった。2時間半くらい差がついていたときがあってしかも形勢が不利でこれじゃ勝てないと見てても思ってしまう。それでも逆転するところが恐ろしい。ただあそこまで考え抜いて、子どものときから考えたいとき考えていて強くなってきたのでこのスタイルでいいのかなという気もする。」などと話した。番組ではこれまで藤井さんがタイトルを獲得したときなどに杉本さんにご出演いただき異名を考えてもらってきたが今回は「棋界創造主」とした。
旅行サイトのトラブルを紹介。国内で予約サイトに向かう住所に向かうと空き家。宿泊施設に連絡しようとサイトを見るも電話番号の記載がなく窓靴も繋がらない。周辺施設へ連絡し宿泊を確保し、後日返金されたという。海外では1カ国目、宿泊施設へ向かうと古いアパート、2カ国目は住所にホテルはない、3カ国目は予約されていないとというトラブルもあったという。帰国後支払っていた料金は返金された。未然に防ぐには、ホテルの所在地は予約した以外のサイトや公式サイトを確認、予約されているか不安ならメールで「◯月◯日に伺うのを楽しみにしています」と送信するといいという。返事がない場合や送信できないときは注意が必要。海外でのトラブルは日本で取引する限りは旅行業法の旅行業務対象にすべきなどとスタジオでトークした。
富山県の高さ186メートルと日本一を誇る黒部ダムの新ルートを公開。欅平駅と黒部ダムを結ぶルート「黒部宇奈月キャニオンルート」が公開された。およそ18キロのほとんどが地下だ。まず欅平からトロッコでトンネルをすすむと竪坑エレベーターに到着。200メートルを上昇し、キャニオンルートの目玉、高熱隧道だ。現代も40度あり熱気を感じる。仙人谷ダムをのぞみ、第四発電所は水車を見学できる。地下の巨大ケーブルカーに乗り換え、バスで黒部ダムに到着する。来年6月30日から一般公開される予定だ。
今までは「立山黒部アルペンルート」の立山駅からケーブルカーなどを乗り継ぐルートと、長野県の扇沢駅から電気バスで行くルートがあったが、今回欅平駅と黒部ダムを結ぶルート「黒部宇奈月キャニオンルート」が公開された。これで富山県を周遊できる。ツアーでしかいけないので注意ください。一般開放されるのに期待されるのは宇奈月温泉だ。北陸新幹線がとおったことで「JR黒部宇奈月温泉駅」は黒部ダムにいくには大回りが必要だったが、今回いきやすくなる。黒部ダムのあと温泉に立ち寄る人もいるかもしれない。番組は黒部・宇奈月温泉観光局に話を聞いた。温泉だけ入って宿泊しない観光客もいたが、これからは温泉からダムまで直接いけるとアピールできるなどと話す。気になるのは料金などとスタジオでトークした。
文部科学省は午後、宗教家や大学教授で構成される宗教法人審議会を開いた上で旧統一教会への解散命令請求を正式決定する。岸田総理は夕方盛山文部科学大臣から直接報告を受ける考え。文科省はあす、東京地裁に解散命令を請求する方針。政府は旧統一教会の財産が1000億円以上にのぼるとみており、教団側が自由に財産処分できないようにする法整備を与党側と調整にはいる考え。
花粉症対策をめぐり政府はスギ人工林の伐採や治療薬の増産などを盛り込んだ初期集中対応パッケージを取りまとめた。対策では都市部周辺のスギ人工林集中エリアを伐採重点区域として今年度中に設定し花粉の少ない苗木への植え替えを進める。また花粉症のアレルギー反応を弱める舌下免疫療法の治療薬を2025年から倍増し50万人分を確保する他、花粉の飛散予測でAIなどを活用した気象庁の情報などを民間事業者に提供する方針。
アカデミー賞の授賞式でコメディアンを平手打ちした俳優のウィル・スミスさんの妻、女優のジェイダ・ピンケット・スミスさんが雑誌のインタビューで7年前から別居していることを明かした。去年のアカデミー賞でジェイダさんの脱毛症をからかったコメディアンをウィル・スミスさんが平手打ちしたことについては、“最初は寸劇だと思ったが彼が座席に戻る際に初めて本気だったと知った”としている。また別居理由について「互いに努力することに疲れた」とした上で「私たちは結婚の意味をいまも追い求めている」と離婚については否定した。ウィル・スミスさんは平手打ちで「アカデミー賞」から10年間出入り禁止処分が言い渡されている。
自民党の萩生田政調会長は台湾の蔡英文総統と会談し、軍事や経済面で威圧を強める中国を念頭に連帯を確認した。会談で蔡総統は「日本は台湾海峡の平和と安定に注意を払うよう国際社会に呼びかけている」と謝意を示した。これに対し、萩生田氏は「台湾は極めて重要なパートナーで大切な友人だ」と応じた。
栗を拾うボランティアが人気を集めている。ブランド栗の産地として知られる兵庫・丹波篠山市の栗農園では、50年以上地元の住民たちで管理してきたが高齢化や後継者不足となっていた。農園の栗を放置すると動物のえさになり獣害が増えるため、この栗農園ではボランティア参加者と栗拾いしおよそ200本の栗の木を管理している。ボランティアに参加すると本来であれば約1kg3500円から4000円の高級な栗を1500円から2000円で購入することができ、これも人気の理由となっている。柳澤さんはこの管理方法に「びっくりですね」などとコメントした。中室さんは、「どうやって人を来てもらうか問題になっている中、他の業界にも参考になる取り組みなんじゃないかと思いました」とコメントした。
昨日、ラグビー日本代表が帰国し、約200人のファンが成田空港で出迎えた。日本を7年間率いて、今大会を最後に解任するジョセフHCは「コーチとして選手として日本でたくさんのことを学んだ。また戻ってきたい。ここは第二の故郷」と話した。姫野キャプテンは、4年後のワールドカップの雪辱を誓った。
全銀ネットは、2日間続いたシステム障害の復旧を発表した。全銀ネットのシステム障害は10日午前に確認され、三菱UFJ銀行など10の金融機関で、他の金融機関宛の振込ができなくなったり、遅れたりするなど大きな影響が出た。昨日までに受け付けた他の金融機関宛の振込については、三菱UFJ銀行は一部に遅れがあるが順次取引完了する予定、りそな銀行は今日中に振込先に入金される見通し。