- 出演者
- 矢作兼(おぎやはぎ) 狩野恵里 ビビる大木
このあとのVTRを矢作は「大きな船を操縦するような楽器」、大木は「その巨大な楽器は2000万円以上」とそれぞれ紹介。
新小岩駅で家について行っていい人を探す。声をかけたのは飲み帰りの女性で交渉すると最近1人暮らしで何も無いと話すがOKしてくれた。仕事について聞くと人前で披露したり教えたりする仕事と話した。OKしてくれたのはりょうこさんで1人暮らしの理由は離婚でバツ2だという。そして住んでいるマンションに到着するが鍵がなくて事務所に忘れてきたと話し、タクシーで事務所に向かうことになった。
自宅の鍵を探しにりょうこさんの事務所を訪問。事務所内にはパイプオルガンがありりょうこさんは命であると話した。そしてりょうこさんが鍵を探して無事に見つけることが出来た。事務所内にあるパイプオルガンは小型なもので大きいものはコンサートホールにあるようなものになると説明。そしてJ.S.バッハの「トッカータとフーガニ短調」を披露してくれた。仕事はオルガニストでスタジオはオルガンスタジオでここで教室をやっていて生徒は小学生から80歳と幅広い。学校にあるオルガンとはまた発音原理が異なっている。またりょうこさんのパイプオルガンはドイツ製で部品を分解した状態で日本に運び職人が1から組み立てており、オーダーメイドで作った場合2千何百万円するという。足元も鍵盤となっており両手両足で演奏する。
音楽との出会いは幼稚園のピアノで両親が音楽好きで土日になるとクラシック音楽を常に流しているような家庭でレコードの中にパイプオルガンの音源がありスペシャルな音色と感じた。レッスンに行っていた教室でパイプオルガンを習える事がわかりやりたいと思い、その後東京藝術大学へと進学。しかし2年目で他のオルガニストと恋に落ちて中退したという。
- キーワード
- 東京藝術大学
りょうこさんの自宅へ戻ってきた。自宅は築17万円の1LDK家賃12万円。部屋には母が心配して送ってくれた野菜などがあった。両親は教育熱心な方でコギャルとかが出た時代で頑張って非行に走ろうとしたこともあるという。全てを捨てて結婚したが現実が目に見えてくると恋だけではすまずストレスが溜まり、30歳で離婚。体の方も内蔵にがんが見つかり日本でやろうと思ったという。音楽が自分の中にあったのが大きく、家族や友人の支えもあったなど話す。豊かな表現が出来るのは色々な経験をした人間だから出来るんじゃないかなとなど話した。新小岩駅でりょうこさんの家について行ったらそそっかしいけど…がんを克服した芯の強いオルガニストの話が聞けた。