- 出演者
- 矢作兼（おぎやはぎ） 狩野恵里 ビビる大木 野沢直子 清水ミチコ
今夜は我が道進むワケあり＆クセ強人生SP。野沢直子＆清水ミチコがラインナップ4つを紹介した。
長崎駅から車で6分の場所にある「立岩商店」は創業107年の花火専門店。花火代を払う代わりに家を見せてもらう企画で出会ったのは鵜瀬ひろとさん（17歳）＆川瀬れんたろうさん（18歳）。2人は高校3年生の親友同士で海上自衛隊を目指しているという。精霊流しのための花火を探しに来た。精霊流しは初盆を迎えた家族が「精霊船」で霊を送る伝統行事。長崎では魔除けのために爆竹を鳴らすのが一般的。爆竹20箱（5,060円）を購入した。路面電車に乗り、長い坂を登ってひろとさんの自宅に到着した。1階だけならと撮影を承諾してくれた。母方の祖母・ゆたかさんは89歳には見えないぐらい若かった。母・いつよさん（49歳）は介護士で夜勤明けだった。妹・あんりさん（16歳）は高校2年生の年子。自宅は2階建て、3LDKの持ち家。リビングには黒電話があった。3月に土砂災害があって台所が崩れたという。料理は夜勤の母に代わり、高2の長女が担当。ひろとさんは自慢の妹ですと語った。父・りょうまさん（48歳）は配送業。シャワーを浴びるために帰宅し、すぐ仕事へ戻った。愛猫のしらたまちゃんは2～3年前にもらってきたという。母はひろとさんに自衛隊に入って痩せてほしいと語ったので、体重を測ると115kgあった。祖母は今の社会を見たら自衛隊には入れたくないと語った。ひろとさんはれんたろうさんと一緒に軍艦を見てカッコいいと感じて憧れたという。2人とも親戚に自衛隊員がいる。取材後に2人は自衛隊受験のための勉強会に向かった。
デザインフェスタは1994年から続く自作アート作品の販売イベント。vol.59が開催された東京ビッグサイトで出会ったのはミニチュアを販売する山口さん（49歳）。平日は会社員、土日にミニチュアを作っている。買い物代を負担する代わりに家までついて行った。自宅は2LDKの持ち家・築21年。ちいかわグッズで溢れていた。妻・りかこさんとは2012年に結婚。この日に購入したのはデザインフェスタで知り合った作家の本など3冊（5,900円）だった。山口さんの作業部屋に妻は入れないという。ミニチュアは100均などでも売っている樹脂粘土で作る。制作が一番大変なのは天丼。衣はおろし金を使ってすりおろすので、めちゃくちゃ時間がかかるという。ミニチュアの販売価格は2,000～3,000円。この日は十数万円を売り上げたという。何を作っているかクイズを出題してくれた。正解はホットケーキ。10円玉よりも小さかった。実物を見て買ってもらいたいとの思いからネット販売はしていない。
深夜の渋谷で出会ったのはIT営業の女性4人組。この番組が大好きだというみゆうさん（24歳）の家までついて行くことになった。出身は新潟。横浜のヤンキーに憧れて関東学院大学へ進学。ハロウィンで特攻服コスプレした写真を見せてくれた。夫とは3月9日（サンキュー）に交際0日で結婚したという。夫には内緒で板橋にある自宅へタクシーで帰った。推定距離は12.5km、料金は5,400円だった。
みゆうさんが帰宅すると、夫の同級生が家にいて驚いた。夫・あゆむさんは1歳下の23歳。間取りは1LDKで家賃は12万円。仏恥義理（ぶっちぎり）と書かれたダルマがあった。成人式の写真が飾ってあり、みゆうさんは「めっちゃ成人式大好きで」と言いながら右のお尻の上に入れた「祝成人」のタトゥーを見せてくれた。リリックを書いているというみゆうさんが独特なラップを披露してくれた。冷蔵庫には保冷剤がたくさんあった。みゆうさんは「私よく整形するから保冷剤大事なんで」と語った。整形に200～300万円かけているという。みゆうさんはヤンキーに憧れているが、あゆむさんはヤンキーではなく写真部だった。地元が一緒だった2人は友人関係だったが、みゆうさんがインフルエンザになった際に看病してくれて距離が縮まったという。2人が交際ゼロ日婚やお互いへの気持ちを語ってくれた。
「何か乗り越えたことあります？」と質問された野沢直子は「離婚したんだ」と答えた。野沢は最近離婚＆再婚を発表した。野沢は前夫「ボブ」のタトゥーを入れているので、「スポンジ」って入れるかもしれないと語った。
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JR新小岩駅前で出会った酔っ払いのおじさんについて行くと「蕎麦バル にりんしゃ」に立ち寄った。メニューにのってない「天抜き」を注文。「天ぷら蕎麦の蕎麦抜き」を略した江戸っ子流メニューだった。つゆに浸ってクタクタになった天ぷらが好きだという。おじさんは自らを「ジョニー」と名乗った。本名は「ひろし」で57歳。見た目はチンピラみたいだが、歯医者さんだった。
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新小岩で出会ったベロベロに酔ったおじさん・ジョニーは歯医者さんだった。四つ木にあるクリニックへタクシーで帰宅。推定距離は3.5km、料金は1,500円。クリニックは5月いっぱいで閉院。5年前に肝硬変で肝臓がんに移行すると宣告され自宅は処分してしまったという。仕事一筋に生きたジョニーは子どもの運動会などは一切行かず、妻に普通の生活がしたかったと言われてしまい30代半ばで離婚。2歳・4歳・6歳だった子ども3人はジョニーが引き取った。それからは運動会・参観日は全部行った。四つ木生まれで神輿も担ぐジョニーはみんなに支えてもらい、一番大事なのは家族だと感じたという。
「有吉ぃぃeeeee！」＆「それぞれの孤独のグルメ」の番組宣伝。
四つ木で歯科医院を営んでいたジョニーは5年前に「肝硬変で肝臓がんに移行する」と宣告された。余命は早ければ1年、長くて3年と言われたという。医院を閉めて最後は沖縄で暮らすと語った。この取材から2か月後、沖縄で再びジョニーに出会った。救急車で搬送されて一週間入院していたと明かした。肝性脳症と診断され、1年生きられる確率は30～40％だという。沖縄の自宅にお邪魔した。家賃は6万5,000円。ゴーヤチャンプルーなどを作って振る舞ってくれた。飲んでいたのはノンアルコールビールだった。今はザルもずくにハマっているという。孫とテレビ電話している様子を紹介した。娘は毎年恒例となっている海・スノボ・花火に行くのを続けたいと語った。ジョニーが死ぬまでにやりたい事リストを見せてくれた。その中の1つは「子どもに謝りたい」だった。