2023年7月23日放送 8:00 - 8:25 NHK総合

小さな旅
青春の水面(みなも)〜埼玉県 戸田市〜

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

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戸田市(埼玉)
(小さな旅)
青春の水面(みなも)〜埼玉県 戸田市〜

埼玉県戸田市、都心まで30分のベッドタウンとして発展してきた。そんな戸田市では高校生のボートの県大会が行われる。会場となる戸田漕艇場は全長2.4キロ、1964年の東京オリンピックの際にもここで競技が行われた。コースで一際大きな声を選手にかける和田卓さんはボートクラブのコーチで「戸田漕艇場の主」と呼ばれる。教え子には全国の舞台で戦う選手もいる。勝った姿を見るのも楽しみだと和田さんは語った。戸田漕艇場近くに20校以上の学校の合宿所が連なっている。1番歴史のある東京大学の合宿所では45人が共同生活をおくる。選手は練習、授業、練習、食事、ミーティングといった厳しい生活をおくる。ミーティングでは8人制競技の選手たちが映像を見ながら話し合う。チームキャプテンの永田能義さんは次に控える京都大学との試合に向けて意気込みを語った。永田さんは「何かに打ち込んだ経験がない」と考え、ボート部でキャプテンに立候補した。日々競技のキツさを感じつつも、部活で頑張ることで自信を得られるだろうと考えているのだと永田さんは語った。京都大学戦まで1週間、東京大学の選手は荒川での追い込み練習を行い、手応えを掴んだ。

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戸田漕艇場の近くで48年営業するお蕎麦屋さん、ここではボート部員にはそばが大盛りになりデザートもサービスされる。選手との会話の中には早川清一さんも加わる。卒業後も店に来てくれる学生も多いという。京大戦までもう少しというところで、メンバーの宮原さんが体調不良を訴える。2年生部員はギリギリの人数で1人でも欠ければ試合出場ができなくなる。試合2日前、宮原さんは復帰を果たすがどれほどの調子なのか全員がはかりかねている。宮原さんの様子を見て、永田さんはこの日の練習を半分で切り上げた。その夜、宮原さんは永田さんに不安を吐露する。そんな宮原さんに永田さんは「当日自信を持って」と声をかけた。京都大との対抗戦当日、戸田漕艇場には先輩や選手の家族など関係者が駆けつけた。レースは2000m、1分以上漕ぎ続けることになる。前半は東大がリード、しかし残り500mで京大がスパートをかける。東大も最後に力を振り絞り、僅差で勝利することとなった。話し合い、努力したことは自信になったと語り、自分の成長にも繋がったと永田さんは語った。

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(エンディング)
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エンディング映像。

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