- 出演者
- 川島明(麒麟)
秋葉原の「やきとん元気」で辞書呑み。サーヤは「うまざけ」を見つけた。山本さんは「羊大なり」で「美」となり、中国文明では羊が最上の肉だったと解説した。川島は2回目の「IPPONグランプリ」で優勝し、小さい居酒屋でトロフィーと乾杯したと美酒エピソードを語った。村上はM-1優勝したあとは流れに身を任せるだけで自分のやりたいことがやれなくて酒を呑むにならなかったと話した。岡崎は「どうする家康」に出演する2年前に大河ドラマが好きだった祖父が亡くなり、仏壇に報告したときに呑んだ酒は美味かったと話した。
ニシダが出題した「内股膏薬」の意味を予想した。正解は「一定の意見や主張の無くその時どきの実力者につき従うこと」。内股に膏薬を塗ると右脚にも左脚にもつくことから自分の意見がない人のことを指すようになった。山本さんは安土桃山時代にはあった言葉で、宣教師が作った「日葡辞書」にも載っていると解説した。
村上は三省堂と新明解での「宇宙人」の意味の違いに着目。三省堂は「地球以外の星に住む人に似た生物」、新明解は「想像上の生物」と書いていた。辞書の編集会議は毎月1回程度編集委員が集まって行われる。それぞれが集めた新しい言葉を持ち寄り、全員が納得したら採用となる。1回の改訂にかかる年月は7~8年。さらに村上は新明解に「ヴァ~→バ~」「ヴィ~→ビー」といった項目を発見。「ヴァ」から始まる言葉について国語辞典としては「バ」から始まる言葉として記載しているということだった。Vの発音を初めてヴで表現したのは福澤諭吉だった。
川島はうなぎ屋の「う」が美味しそうと話した。三省堂国語辞典では「う」はうなぎのこととされ「店の看板に『う』とだけ書くこともある」と記載されていた。全員で美味しそうな「う」を描く選手権を開催。
- キーワード
- 三省堂国語辞典
「川島明の辞書で吞むTHEライブ~有楽町で呑みましょう「か」~」の告知。7月19日ヒューリックホール東京で開催。
全員で美味しそうな「う」を描く選手権を開催した。
次回予告。