- 出演者
- 川島明(麒麟) 村上(マヂカルラブリー) 岡崎体育 サーヤ(ラランド)
ゲストの安藤優子と宮脇花綸が紹介された。宮脇は今年開催されたパリ五輪オリンピックフェンシング女子の団体で日本初の銅メダル獲得に大きく貢献した。【き】をツマミに酒を呑む。
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オープニング映像。
今回は「き」から始まるワードを紹介していく。宮脇は「きまもり」と答えたが、「木守り」を紹介。次の年に生きることをよく願って果樹に一つだけ取り残しておく果実のことだという。見坊はこの言葉について解説。自然に感謝し他の生き物と収穫を分かち合い、来年の豊作を願う気持ちが込められている。その使用例を紹介したが今回もかが屋の賀屋が一人でドラマを演じる。宮脇はゲン担ぎに深夜高速やマツケンサンバを聴くという。安藤は木守り的ルーティンはニュースのときに自分で話す言葉を書くが「こんばんは」からわざわざ書いてしまうという。盛山はM-1グランプリで優勝したくて自分がの住んでいる階ではない10階の壁を触らないと下の階の自分の部屋には戻れないというルールを設けたという。
次に川島は「きつね」という言葉を紹介。日本犬に似てほっそりした野獣の名前。人を騙すと言われた。鳴き声はこんこん書かれているが、その項目の先に狐拳という言葉が。拳の一種で両手でキツネ、庄屋、鉄砲のまねして勝ち負けを争う遊びと紹介された。狐拳は江戸時代に流行したという鉄砲は狐を打つので狐を打つので強い。狐は庄屋を騙すので庄屋に強く、庄屋は猟師を雇うので鉄砲に強いという3スクミのルール。このような3すくみのようなゲームは歴史上多くあり、平安時代に存在した虫拳は、その日本最古のもの。虎拳はトラトラトラと歌いながら全身で遊ぶ。武士は虎を倒せるために虎に強く、虎は老婆を食べるため強く、老婆は節の母親のために強いという3スクミになっている。そこで盛山晋とサーヤが一発勝負。その結果盛山が勝利した。さらに安藤と宮脇らも狐拳を行った。
次に安藤が気になった言葉は「きたきりすずめ」。いま来ている衣服の他に着替えがないことをさす言葉。安藤は徹夜をしていてもうこれしか服がないという状況になるということだが舌切りすずめのもじりの言葉だとパロディの言葉だとは思ってもみなかったという。こうした江戸時代に流行したダジャレの一種が「地口」。恐れ入りますをもじった「恐れ入谷の鬼子母神」も地口の一つ。他にも案ずるより産むが易しをもじったアンズより梅が安しも。飛んで火に入る夏の虫は飛んで湯に入る夏の武士など語呂合わせだけで意味がないものも数多くある。安藤はこの言葉は普通に使うと答えていたがそれ意外の出演者はその一言に驚いた。
次にサーヤが紹介する言葉はきゃあやぎゃあの言葉も辞書にあるという。きゃあは驚きやおそれの際に発する叫び超え、ぎゃあは苦痛に耐えかねたり恐怖に襲われたりして思わず発する叫び声などと紹介されている。三省堂の辞書では「きゃっきゃっ」の項目が猿の叫び声と決めつけていると答え、何故一番最初に猿なのかと答えた。「きゃっきゃっ」は時代によって使われ方が変化したという。室町時代は狂言にもあるとおり、猿の鳴き声を表す代表的な擬音として使用された。それが明治に入ると二葉亭四迷の小説「平凡」で「きゃっきゃっ」とふざけて遊ぶようになったという表現のように子どもなどの人間の甲高い声として仕様されるように。三省堂の国語辞典では用例がより古い方を1つ目として採用しているという。宮脇は今が一番キャーキャー言われていると語り、フェンシング選手は猿のように声を上げると答えた。その雄叫びは選手によって様々な種類があると紹介した。川島はbaseよしもとを拠点としていた頃が一番キャーキャー言われていたと答え、岡崎体育はJO1 の次に紹介されたがJO1 にたくさんの黄色い歓声がとび、自分の時にその残ったおこぼれきゃっきゃをもらったという。
次に盛山が紹介する言葉は「きゅうよ」。どうにも困った挙げ句、苦し紛れ。窮余の策でおなじみの言葉だが苦しまぐれに考えついた計画で窮余の一策という使い方も。盛山は20歳のときに一人暮らしをすることになり、親が上質な高い羽毛布団を買ってくれたという。しかしアロマキャンドルをルームシェアをしていた同期と一緒にそれを楽しんでいたという。しかしそのまま寝てしまい、寝相で机を蹴っ飛ばしてしまっていて気付いたら母にもらった羽毛ふとんに落ちていたという。起きたら羽毛ふとんと煙が舞っていたと答えた。
次に小津前が紹介する言葉は「きんきんぜん」。嬉しくて嬉しくてたまらないという様子だ。と紹介。欣欣然と書くが「欣」には喜ぶという意味があり、2つ重ねて強調しいかにも何々らしいというの意味をつけた言葉。明治時代の政治家で俳人の相島虚吼はこの言葉を使って暑い夏に小さな子どもが裸になり涼んでいる当時のおおらかな風景をおちんこも欣欣然と裸かなと詠んだ。嬉しくて嬉しくてたまらないという様子だ。という第三者視点の解説なのは言葉と品詞を合わせるのが辞書の基本ルールだという。川島が紹介する言葉は「きんど」。どんな人でも受け入れる、心の広さ。雅量という意味。
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- 相島虚吼
2025年2月14日に「辞書で吞むTHEライブ2 ~また有楽町(ここ)で吞みましょう~」が開催される。
川島が紹介する言葉は「きんど」。どんな人でも受け入れる、心の広さ。雅量という意味。岡崎は自身の襟度は狭いというが、ニルヴァーナを聴いたことがないのにそのデザインのものを着ている人が許せないという。胸の内を意味する襟懐と、心の広さを意味する度量をあわせた言葉で立場や考えが異なる人を浮いいれる心の広さのこと。中国みん時代の呻吟語には人を見る際のコツに逆境順境に襟度を看る。好調な時や不調な時に人を受け入れる度量があるかをみるべきだとといている。そこで辞書タンシチュー極が登場し川島らが美味しいと答えた。
次に宮脇が紹介する言葉は「きんこん」。緩まないようにふんどしを締め直すこと。決意を新たにし心を引き締めてことに臨もうとすること。緊褌の緊はきつくしめること。褌はふんどしを意味している。得に心を覆いに引き締めてかかる時のことを緊褌一番と言ったりする。出演者が緊褌だった出来事を紹介。宮脇は東京オリンピックに出られなかった時と答えたが堂前は賞レースの時にブーメランパンツを履いていたという。安藤はジャケットを着て時計をしているときは緊褌だという。
マヂカルラブリーの村上が登場した。過去番組で何回も出演し右端の席を陣取っている。今回は別の仕事の合間を縫って参加した。村上は「今日」という言葉をチョイス。その説明に今に何かをしているその日。その言葉に素敵と感じたという。さらに三省堂と新明解の言葉の説明を見比べる流れになり、サーヤはキスの説明でも新明解は接吻に留めているが三省堂は愛情をあらわすために相手のくちびるや顔などに自分のくちびるをつけると説明している。しかし山本さんは新明解接吻の項目をみてほしいというが三省堂と似たような説明になっていた。
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- 三省堂現代新国語辞典新明解国語辞典
次に安藤が選んだ言葉は「きか」。珍しい品物。思いもしなかった絶好の機会。奇貨の奇は珍しいことで貨は値打ちを持つ品物と言う意味で珍しい品物や掘り出し物のことで滅多にない絶好の機会をあらわす。中国の孤児では呂不韋という商人が他国の人質になっていた泰の王子の子楚に対し奇貨居くべしとこの人物は掘り出し物だ。手元においておくべきとして助け上手く利用したことからめったにないチャンスは逃さず利用するべきという意味の慣用句として使用されるように。岡崎体育は何年か前に購入したポケモンカードが10万円以上になっていたという。次に盛山は「麒麟」を紹介。熱帯産で背が高く黄色い地に茶色のまだらがあるジラフ。中国を想像上の神秘な動物の一つ。と説明されている。川島はコンビ名の由来に上の先輩がカタカナばっかりだったの漢字にしたという。発泡酒からとったというがその表記を変えてお笑いのチャンスを掴もうとしていたが、漢字のときが一番よかったので漢字にしたという。
盛山は見取り図のコンビ名の由来についてはコロコロ変えていたところ、先生に怒られてその最後の日に見たのが「見取り図」だったという。
ニシダが読み上げる意味を聞いて何の言葉か当てるクイズ。最初の問題は「ギャグ」で堂前が正解した。次の問題は気前が正解で宮脇が正解した。次の問題はぎゃふんで村上が正解した。
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最後の問題はキザが正解で安藤優子が正解した。きざは気障りのことで心配なことという意味。江戸時代の遊郭で女郎が嫌な男性客に対して使ったのをきっかけに気取っていて不快な漢字をもたせることになったという。
宮脇は最後にお酒言葉を紹介した。金時の火事見舞いは酒を飲んで真っ赤っ赤な意味だという。
ドラマ奇策の大捜査線が流れた。
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