- 出演者
- 川島明(麒麟)
オープニング映像。
今回は「く」から始まるワードを紹介していく。「苦爪楽髪」は苦労しているときは爪ののび方がはやく、楽をしているときはかみの毛ののび方がはやいことを意味する言葉。。一説には江戸時代、爪を手仕事ととらえ職人が苦労していることを表現したとされている。同じ意味で「苦髪楽爪」という言葉もある。一行は苦爪楽髪的なエピソードを披露。薄幸はタバコの銘柄が苦楽のバロメーターだと明かし「苦セッター楽ニッシモ」と名付けた。
「ぐりはま」はハマグリの倒語。物事の結末が期待した内容と全く反対になることを意味する言葉。。ハマグリは平安時代、貝合わせという遊びで使われた。片方の貝殻を逆さにしても合わなくなることから江戸時代には食い違って合わないことを「ぐりはま」と言い始めた。川島は中山秀征から「六本木」の業界用語は「アーホンギ」だと教わったと話した。「ぐれる」の語源は「ぐりはま」。
「株を守る」は旧習にこだわって臨機応変の処置の出来ないことを意味する言葉。切り株に勝手にぶつかって死んだウサギを手に入れた農民が楽してウサギを得ようと働くことをやめて切り株を見張って暮らしたという中国の故事から生まれた。童謡「待ちぼうけ」も「株を守る」の元となった故事をヒントにした童謡。
「クオリア」は目や耳などを通して受け止めるものの感じを意味する言葉。質を意味するラテン語の名詞に由来した言葉で4世紀の書物にも登場する。一行は熱湯風呂に落ちて「嬉しい」と思うのは芸人のクオリアなどと話した。
「川島明の辞書で呑む THEライブ2」「PREライブ」の告知。
今回は「く」から始まるワードを紹介していく。「空谷の跫音」は孤独に暮らしているところに思いがけない来客があったり頼りが届いたりするうれしさのたとえ。武田真一は単身赴任時代に宅配便が来たら寂しいやつだと思われないようにすぐに出ないようにしていたと話した。川島はドラクエXをプレイ中にドラクエの生みの親の堀井雄二が野垂れ死に寸前だったところを助けたというエピソードを明かした。
「偶作」は詩や歌などのふとできあがった作品を意味する言葉。サーヤはシャワー中などネタを降ろすルーティンがあると明かした。「口三味線」は口で三味線の音色や節をまねること。武田真一は即興で口三味線を披露した。「口三味線」は江戸時代の三味線の教え方が語源。「口車にのせる」と同じ意味合いの「口三味線にのせる」という使い方もされる。
「口過ごし」はその日その日の暮らしをしのいでいくことを意味する言葉。一行は口過ごし時代を振り返り、テレ東で「口過ごし飯旅」がありそうなどと話した。「口幅ったい」はえらそうなことを言うことを意味する言葉。相手に対して謙遜する時に使う。
「川島明の辞書で呑む THEライブ2」「PREライブ」の告知。
岡崎体育&武田真一&ニシダがシメの偶作ソングを披露した。
川島明の辞書で呑むの次回予告。