- 出演者
- 黒柳徹子 城田優 若林豪
今日のお客様は城田優さん。
城田優さんは父が日本人、母がスペイン人。野球部のドラマ「ルーキーズ」でブレイクした。「トットちゃん!」では黒柳の恋人役を務め、この役は城田さんの自慢。去年は大河ドラマに出演し、森長可を演じた。15年前の大河ドラマ出演は人生の転機となっている。自分の容姿で歴史上の日本人を演じることに臆病になり一度は辞退を申し出たが、監督の後押しで出演し、監督には感謝している。紅白歌合戦の出演時には父を招待できて親孝行できたと感じたという。13歳で事務所に所属したが、オーディションには100回以上落ちている。オーディションで容姿に関して「君みたいな子はいない」という言葉が重くのしかかっていたと城田さんは明かした。16歳でセーラームーンのタキシード仮面のオーディションに合格した。
宮本亞門さんの作品に出演したことも城田優さんに大きな影響を与えた。それまでは2.5次元と呼ばれるミュージカルなどでは同世代くらいの役者と共演していたが、初めてのブロードウェイ・ミュージカルということで重圧も大きかったなか宮本さんが引っ張ってくれた。ゲネプロの時に頭が真っ白になってしまったところ、宮本さんから「これは僕の船だから、沈む時は僕の責任だし何も気にしなくていい。僕のフィールドの上で自由に動き回ってくれることが1番いいことなんだよ」と声をかけてもらい緊張がほぐれ本番を乗り切れた。城田さんは5人兄弟で、長男の妻が久石譲さんの娘。甥っ子と姪っ子に日々癒やされている。スペイン人の母は3回結婚して3回離婚しているが、兄弟は仲が良い。母は厳しい人だが、勉強ができないことで怒られたことはない。最近、母がSNSを覚えたことで毎日いろいろな動画を送ってくれる。城田さんはミュージカルが終わって千秋楽の挨拶をしていた時に茶々を入れてきた母に対して叱ったことがある。
城田さんは4250グラムで生まれ、母は命をかけた出産だった。母からは、トットちゃんの次に自分の物語をドラマ化してくれといつも言われるという。城田さんプロデュースの「TOKYO〜the city of music and love〜」が東急シアターオーブで5月14日から19日まで行われる。
エンディング映像。
「DAIGOも台所 ~きょうの献立 何にする?~」の番組宣伝。