- 出演者
- 所ジョージ 佐藤真知子
オープニング映像。
養老孟司さんからの依頼で始まった農業高校の里山再生。荒れた田んぼを整備し田植えを行った。今回は途中経過を養老孟司さんに報告する。さらに、高校生たちが白米千枚田で初めての収穫を体験する。
農業高校の里山再生は栃木農業高校のOBから養老孟司さんに相談があり、養老さんから番組にオファーがあり環境デザイン科の高校生が裏山再生のお手伝いをしている。今回はいかちゃんが生徒たちと一緒に白米千枚田で収穫体験を行い、平井文彦さんたちは農業高校で生き物たちがどう変わったのか観察してきたという。
養老孟司さんに里山再生の途中経過を見てもらう。栃木農業高校・環境デザイン科の生徒による里山再生はお米づくりから始まった。まずは4月に田んぼの土壌作り。生徒たちは白米千枚田で田植えを学び、5月に自分たちの田んぼで田植えを行った。7月には順調に稲が育っていた。しかし、周りを木に囲まれているため日当たりがよくない場所もあり、成長にばらつきが出ていた。そこで、少しでも日が当たるよう裏山の木を間伐、さらに稲を守るためイノシシ対策も行った。8月には穂が付き始めた。この様子を見た養老さんは「一から始めるのは大切」とコメントした。
8月、Tokyo Bug Boysの平井さんと法師人さんが里山を訪れた。6月の昆虫観察では田んぼにゲンゴロウの幼虫、周辺の沢にはヤゴがいた。8月になり生き物はどう変化したのか。
Tokyo Bug Boysが農業高校を訪れて昆虫観察。シオカラトンボとオオシオカラトンボ、オニヤンマを見つけた。田んぼでは幼虫が育ち、ヒメゲンゴロウの成虫になっていた。里山の昆虫たちに養老さんは「時間をおいて観察できるのはいい。自分も自然の一部だという自然とのつながりを理屈でなく理解する、しっかりした人ができてくる」と語った。
平井さんは「虫を直接触ること、目で見てにおいを嗅いで音を聞く、直接感じることが大事」と話した。虫を大人しくさせるテクニックについて、法師人さんは「虫にも1匹ずつ個性があり、機嫌やコンディションがある」とした。
いかちゃんが高校生たちと白米千枚田で収穫体験を行う。また、白米千枚田と友好関係を結んだかがくの里も同じ日に収穫を行なうということで、リモートで交流し、かがくの里で収穫した稲を見せてもらった。
白米千枚田で高校生たちが初めての収穫体験。愛好会の堂下さんに稲刈り方法を教えてもらい、稲刈りを行った。この様子を見た養老さんは「楽しんでいる。十分満たされているとつらい作業でも楽しい」と話した。稲刈りでは、落ちた稲もひとつひとつ拾い集める。このあとは、はざ干しという天日干し作業を行った。映像を見た養老さんは「貴重な体験になった」と話した。
- キーワード
- 白米千枚田
VTRを見た所ジョージは「人なんだけど自然の中の人で良かった」と話した。
「所さんの目がテン!」の次回予告。
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