- 出演者
- 所ジョージ 阿部健一(セバスチャン) 佐藤真知子
オープニング映像。
所ジョージは春の風物詩で分蜂はなかなかない等と話した。
- キーワード
- ミツバチ
山椒は実だけでなく新芽の葉や樹皮等も食べることができて、4月下旬は新芽と花が旬を迎えたと紹介。収穫した山椒を使った山椒味噌は味噌100gに砂糖とみりんを加えて山荘の葉をすり鉢ですったものと混ぜると完成する。完成した山椒味噌は香ばしく焼いて山椒味噌焼きおにぎりにしたと紹介。
- キーワード
- 山椒
所ジョージはピリピリする山椒が味噌でまろやかになる等と話した。
ニホンミツバチ養蜂プロジェクトが始動したのは2017年で、木をくり抜いた専用の巣箱を里に仕掛けた2年後には野生のニホンミツバチの群れが巣を作った。その後ニホンミツバチが里に咲く花の蜜を集めることで受粉が進み梅やすもも等の果実の実りが増えてはちみつも採れる自然循環が生まれた。しかし西野茂さんが里の近くで育てていた巣箱がテンと見られる野生動物に襲われて食べられてしまった為、対策としてかじりやすい木のつなぎ目などに金網が張られた。
自然界でミツバチが群れを増やす生態は分蜂と呼ばれ、蜂の数が増えて巣がいっぱいになると起こる。嬢王蜂が新たな嬢王蜂を生み巣と働き蜂を譲って、残りの働き蜂とともに新たな巣を作るために旅立つ。分蜂多くの花が咲く4月から5月に行われることが多く、里でも過去に数回確認されている。小野正人は4月にミツバチの研究で学術的観点からの業績と社会貢献が認められ日本農学賞・読売農学賞を受賞した。
かがくの里では過去に1つの群れから2回の分蜂が確認された事があった。今年は5回の分蜂が確認されており、専門家の経験では3回程度までだと話す。1度の分蜂で巣から出ていく蜂は5000から8000匹であり、分蜂をしすぎると巣の運営ができなくなるため通常は1回から2回程度で留まる。1度目の分蜂から5度目までは10日間の短い期間で行われた。5度分蜂した場合、計5つの羽化した王台が残されるという。
- キーワード
- ニホンミツバチ
専門家は5度の分蜂を見るのは初めてで、蜂の勢力の強さの源は残った蜂の花粉を集める能力の高さにあると話す。巣にある横からかじられた王台は、先に羽化した嬢王蜂が次の王女を刺し殺すためにかじった跡だという。
- キーワード
- ニホンミツバチ
専門家はかがくのさと周辺ではニホンミツバチの繁殖に適していて自然循環がうまくいき豊かな生物多様性を生んでいると話している。
- キーワード
- ニホンミツバチ
クイーンパイピングは王台から羽化した王女と王台の中にいる王女が発する音でトゥーティングとクワッキングの2種があり、トゥーティングは王台から出た王女が巣内を歩き回りながら出す音で、クワッキングは王台の中にいる王女がトゥーティングに応えて鳴く音だと紹介。トゥーティングをした王女はクワッキングをした王女の王台を破って刺し殺すという。
- キーワード
- ニホンミツバチ
これ以上分包したら巣全体が弱くなることを防ぐために、王台の王女はクワッキングで本能的に位置を教えて自ら殺されるという。専門家は個体的に見れば自己犠牲的な行動であるが、遺伝子的に見ればより多くの遺伝子を確実に残す自己犠牲が大切になる等と話す。
所ジョージはミツバチに辛いとか自己犠牲の気持ちもない等と話した。
- キーワード
- ニホンミツバチ
「所さんの目がテン!」の次回予告。