- 出演者
- 藤田大介 所ジョージ 並木雲楓
オープニング映像。
最長540mと新幹線よりも長い編成で北海道から九州までさまざまな荷物を運ぶ貨物列車は150年にわたっって日本の物流を支えてきた。そこで今回は、日本一の巨大貨物駅で荷物をスムーズに届けるための工夫などを徹底調査する。
トラックドライバー不足が社会問題となるなか、貨物列車は最大10tトラック65台分の荷物を一度に運ぶことができる。基本的に1人の運転士が運転しているためトラックドライバー不足の解決策として期待されている。貨物列車は一部の官物専用線路を除いてほとんどが旅客列車と同じ線路を走っている。夜を中心に荷物を運ぶことで旅客列車と同じ線路を使い分けている。
日本一の広さを誇る東京貨物ターミナル駅へやってきた。近くには羽田空港や東京湾があり、陸・海・空をつなぐ物流の一大拠点となっている。貨物ターミナル駅では、列車の到着や発射の手配、列車を組成、貨物列車とトラックの」コンテナの積み替えなどを行っている。取り扱う荷物は地域によってさまざま。コンテナ内は結露を防止するための内張板が張ってあったり、冷蔵用になっているなどさまざまな用途に対応している。
私たちが普段乗っている電車は編成の中に動力を持つ車両が複数ある。一方、貨物列車は先頭車両の動力だけで列車を動かしている。引っ張る重さは最大1300トンにもなる。明星大学・宮本教授によると、機関車は車輪をレールに強く押しつけられるように重く作られていることで機関車1両でもけん引できるという。さらに、重いものを支えても変形しにくい特徴がある。その後運転席を見学。長時間の運転のため疲れない座り心地のいい椅子になっている。通常は5段階ほどで加速を調整するが、貨物列車は荷物への負担を減らすため力のかけ方を細かく調整できるよう18段階になっている。続いて運転シュミレーターを体験。重い貨車を引くためすぐに加速できないが、一度スピードに乗ればそのまま長時間走ることができる。また、慣性の法則が働くため原則には時間がかかり、状況を素早く判断してブレーキ操作を行う必要がある。
取材した藤田アナウンサーは、運転士のプロとしての熟練度や経験に感心していた。そして、貨物輸送の新しい形として新幹線を活用した輸送が始まっており、人と荷物を一緒に運んでいる。
貨物列車は急勾配をどう乗り越えるのか。広島貨物ターミナル駅でその秘密を調査した。この駅は車両部品の発着が多く、連続する上り勾配や急カーブが多いという。瀬野駅と八本松駅の間には最大22.6%の急勾配がある。戦闘の機関車だけで引っ張ることが不可能なため、後ろに補助機関車をつけて勾配を登っているという。先頭車両と最後尾車両が連携をしながら慎重に勾配を登っていく。
