- 出演者
- 木村佳乃 所ジョージ ホルコムジャック和馬 江上敬子（ニッチェ）
フランス・パリに、行列ができるパン屋がある。ここで一番の人気はメロンパン。平日でも平均150個は売れる。値段は500円。週末には1日1000個売れるという。この店は今、パリで話題の日本のパン専門店。抹茶コロネやあんぱん、お惣菜パンもある。パリ市内には日本のパン屋は10店舗以上ある。
ドバイにあるパン屋。人気ナンバー1は焼きそばパン。焼きたてを提供するため厨房を完備。日本から来たパン職人3人が働いている。小麦は北海道産、厨房機器も日本製。焼きそばもマヨネーズ、青のりも日本製。値段は860円。オーナーはシャイク・ソヘール・モハメド・ソヘール・ブティ・アル・マクトゥーム殿下。オーナーは日本のパンが大好きな妻のために店を開き、2013年のオープンから今では8店舗まで拡大。近い将来日本にも出店するという。
オープニング映像。
パンについて所ジョージは「硬いパンが好き」などと話した。江上敬子は「韓国で塩パンを食べたら口の端から液体が垂れて、なんだろうとおもったらバターだった」などと話した。小麦は円安で輸入小麦が高騰し国内で作っていく機運が高まった。今、日本のパンは冷凍して輸出するところまできている。
今、人気のパン屋を自転車で周り、パンを集めている謎の人物がいるという。東京・文京区にあるパン屋で待っていると、大きなバッグを背負った男性が現れた。都内十数店舗で目的情報があった。男性を追跡してみると本屋に運んでいた。男性はテーブルを組み立てパンを並べ始めた。売れ残りそうなパンを割引価格で仕入れ、定価で売っている。夜のパン屋といい週に3日、夜の7時から9時まで営業している。男性は、もともと路上生活をしていたという。この仕事が社会復帰の足がかりになったという。パン屋にとっても廃棄が減るなどメリットが大きい。夜のパン屋は現在都内3店舗に拡大。1年間に6万個を販売しているという。
夜のパン屋さんに協力しているパン屋は全国に20店舗以上に増えている。夜のパン屋で売れ残ったものはこども食堂や外国人の子どもを教える学習塾に無料で寄付している。今、学校給食でパンが消えるかも知れない。週5回給食があると、ご飯が3.6回、パンが1.3回。町のパン屋が今、人手不足、高齢化、長時間労働などの問題で激減している。
パンのブームとともに全国でパン教室が増えた。河上祐隆さんは5日間でパン職人になれるプログラムを作っていた。15年間で1500人以上が受講し400人がパン屋を開業した。今回、卒業生の店を河上さんと訪ねた。そのお店は愛媛・伊予市にある。伊藤洋一さんはもともと東京のカメラメーカーで働いていた。家族と自然豊かなところで暮らしたいとマンションを売却。一家6人で愛媛に移住。仕事を探しているとき住民からパン屋がほしいと言われ開業を決意した。新しいパンを開発したり、配達をするなどしお店は順調にいっている。伊藤洋一さんは「家族が食べられるだけ稼げればいい」などと話した。
地域で作って地域で食べる地産地消が1つのキーワードになっている。コンビニも地域のものを入れ地域のコンビニだけで販売。これが予想以上にヒットしているという。
所さん！ 事件ですよの番組宣伝。